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コンコン… ふいに、ノックの音で目が覚めます。 起こした上半身に流れる嫌な汗。すでに恐怖が染み付いているようです。 ハセ「……誰だ?」 怖るおそる尋ねます。入ってきたのは、エンデュランスでした。 エン「君の事を思うと、いてもたってもいられなくって……。ハセヲ、ケガは大丈夫…?」 ハセ「なんだお前か……。大丈夫だよ。ケガ増えたけど」 桃ハセヲは、とりあえずさっきの怖い人達じゃなかったことに安堵しました。 エンデュランスは近くにあった椅子に座ります。 エン「…やっぱり女の人は怖いね。かわいそうにハセヲ……こんなにボロボロになって……。快癒の水を一個だけ見つけたんだ…良かったら使って…」 そういって、心底心配そうな目を向けます。 普段なら強すぎる想いに引いているところですが、今は素直にありがたく感じます。何ででしょう? いい加減ケガが痛くてしょうがなかった桃ハセヲさんは、それをうけとり、一気に飲み干しました。 ハセ「っぷはぁ!! お、痛みが引いていく! ありがとな、エンデュランス!」 エン「良かった……。うれしいよ、ハセヲの役に立てて……」 ゲームのキャラって不思議だよね。 さっきまで重症だったのが、回復すれば次の瞬間には絶好調だよ。 エン「もう少し君のそばにいたいけど…甲板の様子見てなきゃいけないから……。じゃあね、ハセヲ。ゆっくり休んでて……」 ハセ「お〜、じゃあな〜!」 そういって、桃ハセヲさんは部屋を出て行くエンデュランスに返事をしました。 ……返事はしたものの、ずっとベッドの上にいて退屈しきっていた桃ハセヲさん。怪我も治った今、寝ている理由もありません。 ハセ「あいつには悪いけど、ちょっと船内でも見てまわるか!」 桃ハセヲさんはつぶやくと、ご機嫌な様子で意気揚々とベッドから抜けました。 平気で約束破ったね。ひどいなぁこの人。 とりあえず、続きます。 [No.579] 2007/04/10(Tue) 21:53:00 |