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実況「さあ、かなりの期間更新をサボってしまいましたが、何はともあれ第一回キジvsキジ、志乃対アトリの戦いが今始まりました!!」 言い終わるまでもまく、2人の取っ組み合いは始まっていました。あれ? 呪杖は? アト「…んのクソアマァ!! 昔の女のくせして未練がましいんだよ!!!」 志乃「昔の女だぁ!!? いつハセヲと私が終わったってんだよ。言ってみろよ? えぇ!!?」 2人とも完全にキャラを忘れています。 普段おしとやかだからって幻想を見るものじゃあありません。男がみんな狼ならば、女はみんな ティンダーバロンなのです。え? 違う? アト「死にさらせええぇぇッッ!!」 志乃「去ねやワレエエェェッッ!!!」 一体腹のどこら辺から出しているんだと疑問に思うほどの野太い声で、二人が叫んだのが同時。 次の瞬間には、お互いの拳が相手の頬に、と言うより顔面にめり込んでいました。 これがあの噂に聞く、伝説のクロスカウンターというやつらしいです。 志乃&アトリ「!!?ッッ」 攻撃の威力で一瞬衝撃波ができたかと思うと、一泊間をおいて2人は反対側へと吹き飛んでいました。どちらも壁に背を叩きつけられます。 アト「ふぐっ!?」 志乃「がっっ!!? げほっ…やるじゃねぇか」 アト「へ…へへ……そっちこそな」 2人とも、なんだか妙に男前な顔でいいました。 アトリがあごにつたう汗を拳でぬぐい、志乃は首をごきごきと鳴らします。あれ? これ何の漫画? これだけの大騒ぎ、外に聞こえないはずがありません。 誰かが騒ぎを聞きつけたらしく、廊下の向こうから走る足音が聞こえてきました。 天狼「何の騒ぎだ………へぶをおぉッ!!?」 天狼がなんだか聞いたこともないような悲鳴で吹き飛びます。 相手を捕らえ損ねた二人の拳が、流れ弾の如く天狼の顔にヒットしたようです。 天狼はなす術もなく、その場に悶絶しました。 パイ「これは……!!?」 八咫「なんてことだ………」 天狼に続き、騒ぎを聞きつけた船員たちが次々と到着しました。 全員、広がる光景に目をうたがいます。 壁は、でかいハンマーでも打ち込んだのかと思うほど大きな穴が開き、椅子は足が折れ、 ハセヲさんが寝ていたはずのベッドはというと、真ッ逆さまにひっくり返っていました。 けが人は今頃下敷きでしょう。 エン「ハセヲ…ハセヲは無事……!?」 エンデュランスが駆け寄ります。 しかし右方向からなにか熱を感じ、危険を感じてバックステップで回避します。 次の瞬間、さっきまで自分がいたところを中心に大爆発が起きました。爆風までは避けきれずに少し後ろまで押されます。 エン「!!?」 アト「ちっ…はずしたか」 見ると、アトリが杖を構えた姿勢で立っていました。 今の爆発は、どうやらオラバクドーンによるものらしいです。 アト「そうだよなぁ、そういえばお前も障害物の一つだったんだよな。いっつも薔薇だかなんだかばらまいて、ハセヲさんにくっつきやがって!! 最初ハセヲさんのことバカにしてたくせしてなれなれしいんだよ!!!」 志乃「ど〜かん。いっそのこと、邪魔者はこの場でまとめて屠ってあげる!!」 エン「……君たちに興味はないけど、これ以上ハセヲを傷つけようって言うなら……僕が許さない………!!」 アト「はっ!! 上等ォ!!」 志乃「かかって来いやぁ!!!」 パイ「…って人数増えてどうするのよぉ!!?」 騒ぎは大きくなる一方。はたして、ハセヲさんの命運やいかに!? …多分駄目だね、こりゃ。 続くっ!! [No.724] 2007/05/06(Sun) 21:08:39 |