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ぴろ「おお、よき目をした人ではないか! ちょうどいい。ちょっと助けてはくれまいか?」 ハセ「お前ホント何しに出てきたんだよ!!?」 クラーケンにぶんぶんおもちゃにされながら、場違いな能天気さでぴろしさんが呼びかけます。 桃ハセヲ一行、すっかりテンションダウンです。もうすでにばかばかしくなってきている模様です。 八咫「……どうやら波も収まってきたようだ。ハセヲ、今のうちに作戦会議といかないか?」 ハセ「そうだな。あんなのにかまってる暇はない」 なにやら平たい会話が終わると、船に乗ってるみんなで丸くなり、まじめな座談会が始まりました。ぴろし3は当然無視。キジ2人組なんか会話にも参加しないで、2人してオーヴァンのお面らしきものを投げ合って遊んでいました。さっきまでの混乱と緊張感は影も形もありません。もうなんか、どうでもいいよって空気です。 ぴろ「ぬぬぬっ!? 何故誰も助けにこんのだ? おーいよき目をした人ー! 私が目に入らんのかー!? 貴殿と永遠の友情を誓い合った、白銀のぴろし3はここにいるぞ〜!!」 いつ誓ったよ、いつ。 ぴろ「これでも気付かんとは……しかたがない。ここは……」 突如、ぴろし3の金のヨロイが、カッと、目の焼け付くような閃光を放ちました。 これにはハセヲさん達も少し驚きます。 ぴろ「超秘奥義! ウルトラゴージャスぴろし3ハリケーーーンッッッ!!!」 なにやら胡散臭い技名をぴろし3が叫んだ、その直後。 ハセ「んなぁっっ!!??」 ぴろし3は金色の光を放ちながら竜巻の如く猛回転しだし、クラーケンの、あのお城の搭のようなぶっっとい腕を、なんとまるまる一本粉砕してしまったではありませんか!! そのまま周りの風も巻き込みながら本物の竜巻を作り出すと、クラーケンに大ダメージを与えていきます。目の前で起こっている出来事に、桃ハセヲさん達、もうボーゼンです。 ぴろ「はあっっ!!!」 ある程度気が済むまでまわり続けると、空高くで徐々に減速し始め、当然な顔をして船の上へと着地しました。なんともいい笑顔です。この表情は、職人が一仕事終えた後の顔です。 ぴろ「ぬっふうぅ〜、白銀のぴろし3華麗に復活!」 ハセ「おま……一体なんなんだよ、今の!!!」 ぴろ「超絶秘奥義! ゴージャスデリシャスぴろし3アフターファイブなのであ〜る!!!」 ハセ「さっきと名前変わってんじゃねぇか!!」 やあ、いつもぴろし3を応援してくれてる良い子のみんな。ここで、ウルトラゴージャスぴろし3ハリケーンの出し方のおさらいだよ! まずぴろし3の攻撃で連撃リングが出現した際、連撃を発動。 さらにR1ボタンでJUSTICEを決めます。 その状態でハセヲさんが硬直してる間、上+△、右+□、下+×ボタンを順に押していきます。このとき、できるだけ素早く入力するのがポイントだよ!! 最後に、「ウルトラゴージャスぴろし3ハリケーン!」とできる限り大きくて長い声で叫びながら、○ボタンを力いっぱい連打だ!! 丸3日間連打しながら叫び続けたら秘奥義発動だ!! さあ、みんなもレッツ・トライ♪ ハセ「できるかあぁぁーーッ!!! っつーか、んな技ねぇだろぉがあぁぁ!!」 ぴろ「よいか? よき目をした人! 人間努力すればなんでも成し遂げることができるのであるからして……」 ハセ「限度あるわッ!! っていうか、そんなことができるんだったら最初っからその技使え!!!」 そうこう言ってるうちに、怒り狂ったクラーケンがガレオン船めがけて突っ込んできました。 欅「ハセヲさん油断しないで!来ます!!」 ハセ「ッ!!?」 はたして桃ハセヲたちは、この窮地を乗り越えることができるのでしょうか? 続くッッッッ!! [No.829] 2007/07/09(Mon) 23:58:34 |