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No.963へ返信

all .hack//Friend - 司楚 - 2007/05/02(Wed) 10:53:29 [No.698]
第18話 あちらの動き - 司楚 - 2007/10/22(Mon) 10:54:25 [No.963]
第17話 WP回収 - 司楚 - 2007/09/22(Sat) 19:15:43 [No.930]
第16話 意味不明 - 司楚 - 2007/08/29(Wed) 10:59:58 [No.906]
第15話 特訓 - 司楚 - 2007/08/12(Sun) 19:00:01 [No.888]
第14話 出場メンバー - 司楚 - 2007/08/09(Thu) 19:53:11 [No.879]
第13話 アリーナ - 司楚 - 2007/07/31(Tue) 18:47:33 [No.868]
第12話 顔合わせ - 司楚 - 2007/07/11(Wed) 18:37:55 [No.830]
第11話 調査開始 - 司楚 - 2007/06/25(Mon) 18:20:06 [No.798]
第10話 恩返し - 司楚 - 2007/06/22(Fri) 17:37:15 [No.794]
第9話 便利屋 - 司楚 - 2007/05/27(Sun) 20:55:30 [No.764]
第8話 PK? - 司楚 - 2007/05/22(Tue) 17:49:16 [No.760]
第7話 放浪AI - 司楚 - 2007/05/20(Sun) 10:17:27 [No.747]
第6話 彼らもログイン - 司楚 - 2007/05/08(Tue) 18:01:30 [No.730]
第5話 変なPC - 司楚 - 2007/05/04(Fri) 20:29:12 [No.722]
第4話 リアル - 司楚 - 2007/05/04(Fri) 12:16:05 [No.721]
第3話 黄昏の碑文 - 司楚 - 2007/05/03(Thu) 21:07:35 [No.720]
第2話 初PT - 司楚 - 2007/05/02(Wed) 14:33:33 [No.700]
第1話 The World - 司楚 - 2007/05/02(Wed) 12:04:45 [No.699]


第18話 あちらの動き (No.698 への返信) - 司楚

シュウ「ふう、これでベスト16になれた。」
シュウ達はスパイダー達に負けた後、すぐにまたアリーナに出てWPを稼いでいたようだ。
カイト「トーナメント開催は明日だから、何とかセーフだね。」
メイ「ふわぁ〜。眠い・・・」
ちなみに時刻は夜の10時。
普段ならメイはもちろん、シュウも寝ている時間帯である。
時々うたた寝をしてしまってその間に負けてしまったりしていたため、大分遅くなったのである。
カイト「じゃあ、僕がトーナメント登録はしておくよ。2人は相当眠そうだし(笑)」
シュウ「あ、そう?ありがと。じゃあそろそろ・・・」
メイ「・・・・・・zzz」
シュウ「・・・・・・メイ〜」
メイは壁に寄りかかって寝ているようなポーズになっていた。
寝てしまう直前にこんな動作が出来るとはどれだけ器用なのだろうか、まったく。
そしてその様子を苦笑しながら見ているカイト。
シュウ「・・・あ、え〜と・・・じゃあ、後お願い。」
PC「シュウ」は動きを止めた。
少しするとメイの方から声が聞こえた。
「後セーブするだけだよ、だから起きなよ」
「う〜ん、しゅーにーちゃんやっといてよ〜・・・zzzz〜」
「・・・・・・だめだこりゃ。」
カイトはそのやりとりを半笑いで聞いていた。
しばらくするとまたシュウが動いた。
シュウ「じゃあ、また明日。」
カイト「あ、うん、それじゃあね、『しゅーにーちゃん』。」
シュウが固まった。
シュウ「・・・・・・聞こえてた?」
カイト「うん。」
少し固まっていたが、すぐにシュウはセーブをし、ログアウトした。
その少し後にメイも動き出し、セーブを済ませてログアウトした。
カイト「あ、そうだ。登録終えたらレポートまとめないと。」
そんな事を言いながら、カイトはトーナメント登録を済ませると、セーブをし、ログアウトしていった。

マク・アヌにある男のPCがいた。
顔が常にスマイル、ロボットのような格好、とどめに下半身がSF物にでもありそうなエアバイクになっている。
言うまでもなくチートPCである。
「遅いですね、あの人・・・」
腕時計を見るような動作をしながらそのPCは言った。
突然後ろに別のPCが転送されてきた。
そのPCはジャンクである。
ジャンク「キキキ、獄中でのネトゲは楽しいかい、ジュノ?w」
すました顔での爆弾発言である。
しかし、ジュノと呼ばれたPCは別に驚いた様子も無くこう返した。
ジュノ「こちらも刑務所内なのにこんなことが出来るのは正直驚きましたよ。まあ、ビジネスは得意ですけど。」
ジャンク「ネット犯罪の捜査協力する代わりにノートパソコン1台くれ、だったか?よくもまあそんな事警察が認めたなあ。そんなにネット犯罪に困ってんのか、警察はw 大体お前もネット犯罪者だろ。獄中から再犯しねえか、とか考えねえのか?w」
ジュノ「まあ別にもう私は足を洗いますよ。暇つぶしで法に触れるのもアレですしね。」
ジャンガ「そうかい、そりゃこっちも助かる。毎週面会行くのも疲れんでな。」
さっきからの会話、一般PCに聞かれたら大変なのだが、この2人はPT会話にすらしていない。
もっとも一般PCの来れないところに2人はいるのだが。
その場所はマク・アヌの川の底である。
ジャンク「じゃあ本題だ。最近俺と風船ピエロが見つけたあるPC共の事だが、いい暇つぶしになると思ってな、お前も仲間に加わんねえか?」
ジャンクが言っているのはシュウ達のことである。
ジュノ「ほう、前に来た時に言っていた彼らですか?」
ジャンク「おうよ、あいつら普通じゃねえニオイがプンプンするからな、ひょっとしたらかなり面白いモンを拝めるかもしれねえぜ?」
ジュノ「退屈しのぎの一環ですね。分かりましたよ、お兄さん。私もそろそろデパッカーと遊ぶのに飽きていた所ですし。」
ジャンク「キッキッキ、そうかい、そうかい、やっぱお前も飽きてたかwじゃあ次そっちの都合が合う時にギルドの方尋ねてくれや。ピエロ野郎にも伝えとくからなw」
そう言ってジャンクは転送を開始した。
ジャンク「それとよ、こっちじゃPC名で呼び合えっつっただろ。」
いつもと少し違う声で転送直前にそう言った。
ジュノ「・・・・・・そういえばそうでしたっけね、ジャンク様。」
ジュノも転送されていった。



えーと、大分更新遅れてすいません。
テスト等があったために書く機会が中々無かったもので。
更新スピードを元に戻すために努力します(汗


[No.963] 2007/10/22(Mon) 10:54:25

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