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「やっぱり簡単すぎたかな〜もう少し凝った方が・・・」 「でも難しいすぎないよりはいいじゃないですか。こうして会えたんですし」 「だな」 暗号文を作った張本人と、出会って間もない新しい仲間の声。 「暗号は解いたよ。だから此処に来れた」 「お〜さすが椚だ! じゃあ早速だけど答え合わせといこうか!」 黒衣を纏い眼鏡を掛けた「ダイ」が僕に言う。 「でもよく解ったな〜あんなデタラメな文を」 「僕も最初は悪ふざけかと思ってた」 全体的に軽装で、緑と黄色を主とした「良樹」のつぶやきに僕は笑って答える。 「まずは[夕日更に輝く広場]。これは練金地区の事。理由はこの噴水だ」 僕は初めから順に説明を始める。 「ここから見える夕日と自分の間に噴水を挟んで近づくと、飛び散った水滴に夕日が反射してキラキラ光るんだ」 僕は自分の台詞道理に動き、それを実行する。 「でも噴水ならクエスト屋のある広場にだってあるじゃない」 赤を主体とした服の上に小型の胸当てやガントレットをした「紗菜花」が反論する。 「確かにそうだけど、広場がこっちである理由がもう一つあるんだ。それがあそこ」 4人に促すようにそこを指さす。 [No.967] 2007/10/25(Thu) 01:09:39 |