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   hack//Link 〜司の紹介者達〜 - haruhisa - 2012/05/20(Sun) 11:21:42 [No.1337]
〜第2話 最初の対決〜 - haruhisa - 2012/05/20(Sun) 11:26:40 [No.1339]
〜第1話 最初の紹介者達〜 - haruhisa - 2012/05/20(Sun) 11:24:57 [No.1338]



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hack//Link 〜司の紹介者達〜 (親記事) - haruhisa

この作品は別の掲示板に書いていた物だが、
掲示板消滅のために移植した物である。

〜登場人物〜
PC名・リアル名:九竜トキオ(くりゅうときお)
性別:PC・リアル共に男
生年月日:2006年度生まれ
概要:.hack//LINK 黄昏の騎士団の主人公
ゲーム好きだが、
親が厳しくその影響でザ・ワールドの新規ユ−ザー抽選に間に合わず、
生身でザ・ワールドに入ってしまった少年


PC名・リアル名:天城彩花(あまぎさいか)
性別:PC・リアル共に女
生年月日:2006年度生まれ
概要:トキオのクラスに転校してきた美少女
学業優秀、スポーツ万能、
おまけに気だても良くて非のうちどころなしと男子に大人気。
天城会というファンクラブがある。
トキオとの相性はいいが、
トキオへの態度が悪い事を晴輝に指摘された。

PC名:司 
リアル名:荘司杏(しうじあん)
性別:PCはバージョンにより変化、リアルは女
生年月日:1994年度生まれ
声優:斎賀みつき
概要:.hack//SIGN の主人公
SIGN 時代である11年前に意識不明を経験。
SIGN 初期はひたすらネガティブだったが、
徐々にポジティブになっていった。

意識不明になる直前に、
まだ幼かった進太を怒鳴りつけてしまい、
彼にトラウマを与えてしまった。
幼少時代は杏美のように明るかったらしいが…。

PCキャラ1:ノーマルバージョン
性別は男、まさにSIGN 時代の姿である。
ガーディアンを操り、リアル記憶障害を起こすことも出来る。
しかし、この姿で毒を発すれば進太のトラウマが発動する。

PCキャラ2:美司(みし)バージョン
性別は女
LVおよび純粋度が高い時、
「可愛い」と声をかけるとこの姿に変身する。
元々は幼なじみの進=喜樹の頭の中から出てきたキャラ。
SIGN 終了後にだんだんノーマルがあわなくなってきたので作られた。
ザ・ワールド屈指の美人であり、
金髪にもなる髪、後ろは大きな天使の羽を持つ、
性格も上品でポジティブになり、毒も発しない。
この姿になることでガーディアンを取り込み、
ノーマルよりも自由自在に操ることが出来、
さらに特殊能力でリアル記憶修復・復元も加わる。

PCキャラ3:杏姫(あんずひめ)バージョン
性別は女
幼なじみの進=喜樹の頭の中から出てきたもう一つのキャラ。
LVがやや低いおよびややネガティブの時にこの姿に変身する。
杏自身や他のキャラがつっこみキャラなのに対し、
唯一のボケキャラである。
リアルの姿をロングヘアー・姫にした姿だが、
ロングヘアーから発するあんずは武器にもなる。

PCキャラ4:美男子バージョン
「かっこいい」と声をかけるとこの姿に変身する。
恵からの提案キャラで、
女性PCから比較的人気があるが…。


PC名・リアル名:進太(しんた)
性別:PC・リアル共に男
生年月日:2006年度生まれ
概要:進のキャラを受け継ぎし剣士
進=喜樹・杏=司と同じ地域に住む少年。
まじめでまともで正義感が強く、また明るい人で愛嬌が高く友達も出来やすい。
威勢がよく、目標があるならそれに向かって突き進み、どんな事もくじけず頑張り切り開いていく性格。
しかし、
目標が無いとだらけてしまい、甘える所もあり、機嫌が悪くなると物やつあたる事もある。
しかも時間ルーズな所あり、ほぼ進=喜樹に性格が類似。
早くからザ・ワールドをやっていたことと小さい頃から司や進のそばにいたことから、
経験や能力や技術は最高水準あり、データクリ−ン・スキャンの使い手でもある。
しかし11年前に、
自分がまだ幼く意識不明になる寸前の杏姉さんに怒られてしまった事が原因で、
杏姉さんに対してトラウマになってしまった。
その後、
喜樹が帰ってきたり、杏の優しく接する努力のおかげかトラウマ克服できたと思われたが、
司のノーマルバージョン・美男子バージョンで毒を出すと当時の記憶が蘇り、
トラウマが発動してしまい、動けなくなってしまう。

PC名・リアル名:杏美(あんみ)
性別:PC・リアル共に女(副作用バージョンのみ男)
生年月日:2006年度生まれ
概要:美司のキャラを受け継ぎし呪文使い
美司バージョンと同じキャラで同等のスキルを持つ。また杏姫バージョン変更も可能。
性格は司=杏が汚れる前の性格そのもので明るい。
進太の幼なじみ兼恋人でもある。
今のキャラを取得した時に、
副作用バージョンで司のようなキャラでものすごく暗く当人とは真逆の性格になってしまって、
ザ・ワールドをおかしくしてしまいそうだったが、進太によってどうにか収まった。
(進太曰く、これを発令されると止めるのが大変らしい)


[No.1337] 2012/05/20(Sun) 11:21:42
〜第1話 最初の紹介者達〜 (No.1337への返信 / 1階層) - haruhisa

hack//Link 〜司の紹介者達  第1話 最初の紹介者達〜

「シューゴ先輩達も、晴輝先輩達も来れないのか!」

っとトキオ。
現在、晴輝(はるき)の命によりシューゴ・みいなペアと彩花と行動しているが、
この日は誰も都合がつかず、誰も来られない状態になっていた。

「これじゃあ、今日はなしか?」

と思ったトキオ、しかし

「ちょっと来て」

っと司(つかさ)からの呼び出し。トキオはすぐに司の元へと向かった。

そこには彩花(さいか)がいたが…

「何で下僕1号が来るのよ!」

「俺はトキオだよ! 彩花ちゃん」
トキオをまるっきり信頼していない彩花、
そのことを晴輝に指摘され、
彩花が全身全霊を込めてトキオを信頼できるようにするために、
現在、シューゴ・みいなペアとトキオ・彩花ペアの合同で行動している。
ちなみにトキオが彩花「ちゃん」と呼ぶようになったのは、
晴輝が美菜子を呼ぶ時やシューゴがみいなを呼ぶ時、
それぞれに「ちゃん」をつけて呼んでいた影響から。

「彩花様でしょ!」

「そんな〜、銀漢じゃないんだし」

ここでここから遠くにいる銀漢がくしゃみをした。

「でも私も司に呼ばれてきたの」

「彩花ちゃんも?」

「だから!」

「お待たせ」

ここで司登場。

「おお、司さん!」っとトキオ。

「実はここに2人を呼び出したのはあわせたい人がいるから」

と淡々と司は話す。

「えっ、あわせたい人って?」っとトキオ。

「その前に「かわいい」って言って」

当然のことなので「え〜!」と2人

司は言葉で攻めているが、
どぎつい言葉になってしまっているので攻められる2人は言葉が出なくなってしまった。司が何度も言っても言ってくれないので、
ついに司は変声機を切ってリアル声で「可愛いと言って」と話した。

するとトキオが「おお!」っと感動し、「かわいい、かわいい」と連呼し始めた。
司のキャラがかわりだし、みるみるうちに、
金髪にもなる髪、後ろは大きな天使の羽を持つ美女・女神のキャラになった。

「これが美司(みし)バージョンよ。美司って呼んでいる人も多いわ。
ガーディアンと融合して、ガーディアンを自由自在に操ることが出来、
さらに特殊能力でリアル記憶修復・復元出来るようになったわ」
っと美司になった司が説明した。
性格も上品でポジティブになり、毒も発しなくなっている。

「おお〜、凄い! 本当に美しい、まさか司さんが美司さんだったとは…。
こういうキャラがいると嬉しいし、憧れるな〜」っとトキオ。

「ありがとう」と返す美司。トキオはまた一つ感動が止まらない状態。

彩花が嫉妬状態で「確かに美しいが、なぜその姿に?」と美司に尋ねた。

「実は判断ミスをした人が3人いるの。一人はあなたたちの教官であるみーなちゃん」
と美司は語り始めた。「えっ!?」っと驚くトキオ。

「徘徊しているみーなちゃんを私が見つけたけど、その時帰してしまったこと。
もしそのまま家に連れて行ったらネットでシューゴくんに出逢えたこと」

「え〜!」っとトキオ。

「しばらく時は流れたけど2人は出逢い、今ではペア組んでいるわ」

「あ〜、良かった。そうだよな。あの二人一緒だったな」と安心するトキオ。
さらに美司の話は進む。

「二人目はゆうきくん。ネットとリアルであべこべなことを言ってしまったわ」

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」とまた反応するトキオ。

「それは、リアルであった時に気づいてあっさり解決したわ」っと美司。

「あ〜、良かった」っとまた一安心するトキオ。さらに美司の話は進む。

「そして今日会わせる人なんだけど、
実は意識不明になる直前に怒鳴りつけてしまったことがあって、
その後努力と苦労でトラウマ消えたかに見えた。しかし残っていたの、司のままの時に…」

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」っとトキオ。

「だからこの姿になったの」と説明した美司。
そこへトキオと同年齢くらいの2人が現れた。

そこで美司は「紹介するわ。
私達の引き継ぎし者達である進太(しんた)くんと杏美(あんみ)ちゃんですわ」
っと紹介。

「はじめまして、進太です」「杏美です♪」

「はじめまして、トキオです」「彩花です」

「ちなみに君たち4人同じ学年だから」とつける美司。

4人とも「おお〜」と感動した。

トキオは進太の剣を見て
「おお〜、スゲェ〜、
これがなかなか抜けないと言われていた進さんから受け継いだ剣か…。まさか君が…」
と羨ましがっていた。

「そう、進大兄さんから授かった物だから。
そっちこそ生身でログインしてくろとは…。羨ましいな〜」と返す進太。
進太は年相応でかっこいい剣士キャラである。

「トラウマを持ってしまったのは進太なの」と美司が付け加えた。

「そうは見えない」とトキオ。

「あんたよりましよ」と彩花。

「そりゃないよ」とトキオ。

杏美の方を見ると美しいが、美司と同じキャラ・同じ杖である。

「杏美ちゃんは私を受け継ぎし者なの」と美司。

「美司大先輩のキャラを受け継ぎました♪ よろしくね♪」

「へぇ〜、美司さんを受け継ぎしキャラか…。明るくていいな〜」

「実は私、幼なじみが引っ越されたり、母が亡くなったりする前はこうだったの」
と美司が告白。

「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」っとトキオ。

「幼なじみが引っ越されたり、母が亡くなったりして、
父から虐待されて、私はあんな性格(=司)になってしまったの。
だからあの子達にはそうなって欲しくなかったの。でも杏美はそうならなかったの」
っと美司。

「へぇ〜」とトキオ。

そして美司が切り出す…。
--------------------------------------------------------------------------
第2話へ続く。


[No.1338] 2012/05/20(Sun) 11:24:57
〜第2話 最初の対決〜 (No.1337への返信 / 1階層) - haruhisa

.hack//Link 〜司の紹介者達  第2話 最初の対決〜

「さて、進太とトキオを対決されるか」

っと美司が切り出す。

「おお〜」と興奮する対決者の2人。2人とも一度は対戦したかったようだ。

応援する杏美。

しらけ顔の彩花。

美司より剣が渡され、美司の「よーい、スタート!」の合図で開始された。

いざ対決が始まり戦いを見ると、
トキオの立ち回りも悪くなかったが、進太の方が数枚上手だった。
その上…。

「羨ましいな〜、くそ〜!」とトキオ。

なんとトキオは戦いを通してふれあうことで、進太の今までの様子が見えていたのだ。
おまけにその様子とは、
美司=荘司杏等の先輩達・同輩の友人達と仕込まれながらも、
楽しくザ・ワールドを長年やっていたものだった。
当然他のゲームばっかりやってて、ザ・ワールド初心者のトキオにとって、
今の状況でそれを見てしまうのは辛いものだった。経験値が全然違うのだから。
その上、進太の方が杏美のサポートがあるが、
トキオが彩花さんと叫んでも、サポートのはずの彩花は拒否。

トキオは諦めていないが、追い込まれてしまう。

そして
「とどめだ!」と刺しに行く進太。

「もうだめだ〜!」っと諦めていないが防ぎようがないトキオ。

その時だった。

美司が呪文で風を起こし、進太を吹き飛ばした。

「助かった」っと安堵のトキオ

「美司先輩、何って事するんですか!」と怒る進太。

「そうよ♪! そうよ♪!」と杏美も賛同。

ここで美司が、

「この勝負は進太の勝ちだな」

「どうして!?」とトキオ。「やった〜!」と喜ぶが「なぜ!?」となる進太。

「トキオを助けたのはパーティー組んでいるのとトキオのため、
私がいて、止めていなかったら完全にとどめ刺していたでしょうし、
あそこまで行っていたら私しか止められなかったわ。
トキオと進太の実力差は明らかだしね」

と美司が解説。

「進と同じ技をトキオに放って、トキオがこちらに来られなくなったらどうするだよ!」
と美司は進太に激怒。

「ぎく!」っと進太

「しかし! 仲間の支援を全くしなかったのはどういう事かな? 彩花さん」

美司が司の時のように鋭くつく。

「だって、あんな下僕バカに支援してあげるか!」

「彩花ちゃ〜ん!」っとトキオ

「それはいけないよ!」っと他3人、
結局、彩花は全員からお叱りを受けることとなった。


[No.1339] 2012/05/20(Sun) 11:26:40
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