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   .hack//語られる事無き物語 - ハマ王 - 2007/02/26(Mon) 01:40:15 [No.156]
 第一話  悲しい現実 - ハマ王 - 2007/02/26(Mon) 02:54:06 [No.157]



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.hack//語られる事無き物語 (親記事) - ハマ王

今日はハマ王です。
別スレでパロディ書いてますが、如何せん反響がないので別のを書こうと思います。
パロディでダメだったので、今回はシリアス系です。

話の内容は、題名通りサイドストーリーです。
オリジナルなので、変な設定もあるかもしれませんが、そこは目をつぶって下さい。

時間があるのでしたら、読んでみてください。


[No.156] 2007/02/26(Mon) 01:40:15
 第一話  悲しい現実 (No.156への返信 / 1階層) - ハマ王

ダンッダンッ
「くそっ、何故なんだ。やれる事はすべてやった。なのに、何であいつ等の意識は戻らないんだ!!俺は、これから何をすれば良いんだ!!」
それからしばらく、机を叩く音が部屋に響いていた。
「思えば、あの事件さえ無ければこんな事にはならなかった」

そう、それは二ヶ月前のこと…
その日はいつもと何等変わりの無い一日だった。
ある、一つの事を除いて…


俺は、いつもの様にログインし、仲の良い二人のPCと一緒にレベル上げのため、ダンジョンに行った。
しかし、今日は二人の様子が少しおかしかった。
なんと、PCボディに黒い斑点の様なものが付いていたのだ。
しかし、俺は殆ど気にしなかった。
『何かのバグだろう』と、鷹をくくっていたからだ。
俺たち三人は、順調にダンジョンを進んでいき、遂に獣神殿に到着した。
そして、宝箱を開けようとした瞬間、『ポーン』という甲高い音が聞こえた。
何だろうかと思い、音の鳴った方向を見てみると、蒼炎を纏ったPCがそこに立っていた。
そして、次の瞬間、俺の仲間に向かって手を向けると、腕から光線の様なものを放った。
しかも立て続けに二発。
それをまともに受けた俺の仲間は、無惨にもデータ片となって、やがて消えていった。


「俺は、見ていること以外何も出来なかった。そして、あいつらはあれ以来意識不明。俺は、やれる事は全てやった。BBSに書き込みをしたり、人に聞いて回ったりもした。有名になるためにアリーナのチャンピオンにもなった。時にはPKだってした!!なのに情報は集まらない!!俺は…どうすればいいんだ…」
しばらくの間、音の無い時間が続いた。
「今日はもう遅い、そろそろ寝よう」
そう言い残すとベッドの中に倒れこんだ。

――――――メールが届きました――――――

   第一話 完


と、いうような感じで第一話終了です。
シリアス書くの初めてだったのですが、如何でしたでしょうか?
もし良ければ、感想スレにて感想をお聞かせ下さい。
ここまで読んで頂きありがとうございました。


[No.157] 2007/02/26(Mon) 02:54:06
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