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   .hack//eternal 第一話 twilight『黎明』 - ミサキ - 2007/03/16(Fri) 21:28:51 [No.361]
第二話 encounter『邂逅』 - ミサキ - 2007/03/16(Fri) 21:33:23 [No.362]



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.hack//eternal 第一話 twilight『黎明』 (親記事) - ミサキ

他の掲示板で書いてるオリジナル載せます。
ちょっと編集しました。タイトルのeternalは不変とか永遠なるものとか神という意味があります。
2つ目のスレから書き始めるつもりが間違えました。


友達に勧められて俺はTheWorldというネットゲームを始める事にした。

ゲームはそこそこやる方だが、ネットゲームは初めてだった。

「最初にPCの名前と職業と見た目を決めないといけないのか」

「名前は自分の名前で、職業は斬刀士でいいか。使いやすそうだし」

「種族は人間で、髪の色は茶色。
髪の長さは少し長め。で・・・名前は悠介」

「よっし、ログインするか!」

−−悠久の古都マク・アヌ−−

「・・・ゲームとは思えないな・・・」

他のRPGとは全然違う。規模も風景も・・・

「何すっかなーとりあえずカオスゲートに行くか!」

「エリアワードは何にしようか」

BBSに書いてあった女の子の幽霊が出るってところでいいか。
いるなら見てみたいし。

−−隠されし 禁断の 聖域−−

「ここがグリーマ・レーヴ大聖堂・・・」

ロストグラウンドと呼ばれる場所。昔は湖のへそと呼ばれていたらしい。

「湖のへそか・・・」

周囲を見回すと昔は水があったであろう場所は干からびてしまっていた。

「・・・行くか」

扉を開けるとそこはどこか外国の教会の様な場所だった。

「PCやNPCがいるわけでもないし、なんか寂しいとこだなぁ」

ふと見上げると前方の祭壇に鎖の様なものが見えた。

「鎖?」

なんか公式サイトに書いてあったな・・・確か・・・

「アウラだっけ?」

アウラはTheWorldにおける女神の様な存在らしい。

「特に何かイベントが起こるわけでもないし、しばらくしたら帰るか」

何の為に有るんだろうなぁ・・・この場所。
もしかして隠しダンジョンに繋がってるとか・・・それはないか。

「30分くらい経ったし、そろそろ帰るか。本当何もなかったな」

−−ポーン−−

扉に向かった時、何か音がしたような気がした。

悠介は振り向いたが、そこには何もいなかったのでそのまま帰っていった。

「・・・気のせいか」


つづく


後書き
オリジナル書くのは初めてなので書き方がよく分からないです。
他の小説も書かないといけないと思いつつ、これで4つ目です。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.361] 2007/03/16(Fri) 21:28:51
第二話 encounter『邂逅』 (No.361への返信 / 1階層) - ミサキ

グリーマ・レーヴ大聖堂に行ったけど収穫はなかったな。
あの音は気になったけど。ログアウトしてBBSでも見るか。

そしてよもやまBBSのTheWorld版を見る。

「おっ・・・何か良さそうなエリア発見!
エリアワードは△サーバー 勇み行く 初陣の 夢の果て。
エリアLVも1だし、丁度良さそうだな。
もう一回ログインするか」

−−悠久の古都マク・アヌ−−

悠介はカオスゲートの前に立ち、エリアワードを打ちこんだ。

「勇み行く 初陣の 夢の果て」

そして、悠介の体は青い光に包まれカオスゲートの中へと消えていった。

−−△サーバー 勇み行く 初陣の 夢の果て−−

「ここはさっきの大聖堂とは大分違うな。フィールドエリアか・・・」

マップを見て、ミッション内容を確認する。

「ここのエリアのミッションは『証の欠片を3つ集める』か。
証の欠片を集めて、獣神殿の扉が開いて宝をゲットなんだよな。それじゃあ行くか」

歩いていくとモンスターと宝箱を発見した。

「あれがモンスターだな」

気合を入れ、悠介は後ろから不意打ちを仕掛けた。

剣で斬りつけ、ゴブリン3匹を倒していった。

「やっぱ雑魚モンスターだから弱いな」

宝箱を開けて証の欠片をとり、次の宝箱を目指す。

そしてしばらく歩いていくと先程の様に宝箱が有ったが、手前で一人のPCが二人の男女のPCに絡まれている様だった。

あれがPKっていう奴なのか・・・関わらない様にしないと・・・

「おい!そこのお前!」

「えっ・・・俺?」

「お前しかここにはいないだろう。さっきの奴は殺したし」

そしてもう一人のPCが口を開く。
「何かレアアイテム持ってない?それくれたら今回は見逃してあげる」

「いや・・・あの俺、今日このゲーム始めたばかりで癒しの水とか気魂ぐらいしか持ってないんだけど」

「そう・・・じゃあ殺してあげるわ!!」

「っ・・・誰か・・・」

助けて・・・

するとPK達の手が止まり、悠介の後ろを見つめる。

「なっ・・・その黒い鎧・・・お前は死の恐怖!?」

・・・死の恐怖って誰?・・・
事態がよく飲み込めていない悠介は違う意味で固まっていた。


つづく


オリジナルなのにハセヲが出ちゃってます。多分他にも出てくると思います。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.362] 2007/03/16(Fri) 21:33:23
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