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   月の樹小説 - ミサキ - 2007/02/20(Tue) 21:39:18 [No.43]
番外編 赤鉄の鬼人 - ミサキ - 2007/03/02(Fri) 19:10:52 [No.271]
番外編 親睦会(後編) - ミサキ - 2007/02/26(Mon) 14:25:31 [No.161]
番外編 親睦会(前編) - ミサキ - 2007/02/23(Fri) 20:38:43 [No.88]
第五話 アトリという名 - ミサキ - 2007/02/23(Fri) 18:49:01 [No.83]
第四話 欅と榊 - ミサキ - 2007/02/23(Fri) 11:38:55 [No.78]
第三話 出会い - ミサキ - 2007/02/22(Thu) 19:28:37 [No.65]
第二話 月の樹 - ミサキ - 2007/02/22(Thu) 11:41:14 [No.58]
第一話 始まり - ミサキ - 2007/02/21(Wed) 18:04:07 [No.50]



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月の樹小説 (親記事) - ミサキ

初めまして。これから月の樹の小説を書いていきたいと思います。
注意は、更新が遅い。
誤字脱字や漢字の間違いが有るなどです。
あと欅様が黒くなると思います。黒い欅様が苦手な方は見ない方がいいかもしれないです。
小説を書くのは初めてなのでかなり駄文になると思いますが、よろしくお願いします。


[No.43] 2007/02/20(Tue) 21:39:18
第一話 始まり (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

今日私は初めてTheWorldにログインする。
ゲームはほとんどやった事がないし、ネットゲームも初めてだった。
それというのもあるサイトで知り合った榊という人にTheWorldをやってみないかと誘われたからだった。
リアルでは居場所がなかった私が、TheWorldではきっと居場所を見つけられるそう思ったから快くOKした。

正直リアルの二の舞にならないかという一抹の不安はあったが、
私の悩みを理解し共感してくれる榊という人がいるので
大丈夫と自分に言い聞かせマウスをクリックする−−−

すると一瞬の後に世界が広がる・・・

「ここがTheWorld・・・綺麗・・・」

「君がアトリ君かい?」
アトリが振り向くとそこには痩身で秀麗という言葉が相応しいPCが立っていた。

「あ・・・はい!初めまして。アトリと言います。榊さん・・・これから宜しくお願いします。」

「ああ・・・宜しく」
そう言って手を差し出してきた。

一瞬遅れてアトリも手を差し出す。

これからどんな事が待ち受けているんだろうとアトリは期待と不安で一杯だった・・・



後書き
一話目はこんな感じで。
小説をUPするのってかなり緊張しますね。どっちかというと絵の方をよく書いてるので小説は結構未知の分野です。
皆さんのように上手く書ける様になりたいです。
その内電波なアトリと黒い欅様に振り回される榊も書きたいです。
読んでくださって有難うございました。


[No.50] 2007/02/21(Wed) 18:04:07
第二話 月の樹 (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

「・・・そうだこれから月の樹に行かないか?」

「月の樹って榊さんが所属しているギルドの事ですか?」
榊からのメールで何度かその名前は聞いたことがあった。
TheWorldの秩序と安寧を守るために結成されたTheWorldの中でも有数のギルドらしい。

「ああ・・・月の樹は大きく分けて七つの隊で成り立っていて、
こう見えて私は二番隊の隊長なんだ」

「隊長さんなんですか?やっぱり榊さんは凄いんですね!尊敬しちゃいます!」

「そうは言っても一番隊隊長の欅様には敵わないがな・・・」
そして榊は少し暗い表情を見せる。

「あのっ私、月の樹に行って見たいです!そして出来れば月の樹に入りたいです!」

「そうか・・・それじゃあ行こうか。エリアワードは、くれなずむ 無窮の 夕月だ」



後書き
榊アト気味小説になりました。榊アトの意味が分からない人は知らない方がいいです。
榊は最初の頃はこんな感じだったと希望。
ゲームの榊は後半完璧にハセヲに対するかませ犬と化していましたが。
読んでくださった方有難うございました。よかったら感想ください。


[No.58] 2007/02/22(Thu) 11:41:14
第三話 出会い (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

−−−くれなずむ 無窮の 夕月−−−

「わぁ・・・月の樹にはエリアギルドが与えられてるんですね」

「月の樹はケストレルと並ぶ巨大なギルドだからな・・・CC社も配慮してくれてるんだろう」

しばらくすると赤いPCがこちらに走ってきた。

「あっ榊さん。その子新入りですか?」

「ああ。名前はアトリと言う。その内月の樹に入ると思うからその時はよろしく頼む」

「任せてください!榊さん!じゃあPK討伐の依頼がきてるんでちょっと行ってきます!」
そう言って彼はすぐに転送した。

「そそっかしくてすまないな。あいつは松と言う。
ああ見えて結構腕がたつから、ああいう仕事は任せているんだ」

「PKってプレイヤーキラーの事ですよね?月の樹でもPKは承認しているんですか?」

「・・・ここだけの話だが、松は元々PKでな・・・昔は赤鉄の鬼人と呼ばれていたんだ。
まぁその事については追々話そう」

「月の樹って色んな方がいるんですね!他の方にもお会いしてみたいです」

「確かに色んなPCがいるな・・・かなり変わったPCもいるが(特に柊)
それじゃあ、欅様の所に向かおうか・・・アトリ」

「はい!」



後書き
今回はとりあえず松を出してみました。榊と松の出会いなんかも書きたいです。
きっと榊は松より強いんだと勝手に想像。
でも間違いなく欅様はそれを上回る強さだと思います。
次の話では欅様が出てきます。最初から黒くさせるかどうか迷い中。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.65] 2007/02/22(Thu) 19:28:37
第四話 欅と榊 (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

(注意)欅のリアルについて若干のネタバレがあります。


榊とアトリがしばらく歩いていくと扉の前に二つの人影が見えてきた。
「あっ榊〜そちらがアトリさんですか?」

「ええ。欅様がここにおられるのは珍しいですね」

「今まで楓と一緒にあるエリアに行ってたんですよ。
おかげで最近名前を馳せているPKKのハセヲさんについて面白い事が分かりました♪
その事について話したい事があるので奥に行きませんか?」

「・・・分かりました。じゃあ、楓殿アトリの事を頼む」

「了解しました」

そして欅と榊は奥へと消えていく。

「改めましてアトリさん、初めまして」

「あの・・・こちらこそ初めまして。
さっきの方、欅さんが月の樹のギルドマスターなんですよね?」

「ええ。ああ見えても、欅様は月の樹を統べるギルドマスターです」

「凄いんですね。きっと皆さんから信頼されてるんでしょうね」

「・・・そういう人ばかりなら良いんですけどね・・・」


−−−一方その頃の欅と榊−−−

「話って何なんです?欅様」

「ハセヲさんが追っている者について。
ハセヲさんにPKから助けてもらったPCから聞いた話なんですが、
どうやら三爪痕を探しているみたいなんですよね。榊も名前ぐらいは聞いた事ありますよね」

「BBSで話題になってる三爪痕の事ですか?私は単なる噂かと思っていましたが」

「あの有名なハセヲさんが探しているぐらいなんですから、きっと単なる噂では無いんでしょうね」

「なんで欅様はそんなにハセヲの事が気になっているんですか?
いくら強いと言っても所詮はPKKでしょう?」

「・・・ハセヲさんが昔の仲間に似ているからかな・・・
まぁ話したい事はこれだけなので下がって良いですよ」

「・・・分かりました」
誰に似ているのか?と聞きたかったが、
どうせいつもの様にはぐらかされるだけだろうと思って榊は帰って行った。

榊が見えなくなって欅は一人で
何で皆一人で抱え込んじゃうのかなぁ“ハセヲさんもオーヴァンも”と思っていた・・・



後書き
この話は欅のリアルがヘルバだったらという話です。
欅が言っていた昔の仲間というのはカイトの事です。
前作をやっていない人は分からないと思いますが、すみません。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.78] 2007/02/23(Fri) 11:38:55
第五話 アトリという名 (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

−−−欅と榊が話している間のアトリと楓−−−

「月の樹の中でも何か問題があるんですか?」

「まぁ・・・今は些細なものなのですが、
月の樹の中でも欅様派と榊派に分かれておりまして・・・」

「やっぱりネットもリアルと変わりはないんですね・・・」
そしてアトリは慌てて話題を変える。
「そういえばさっきから気になっていたんですけど、この動物みたいなものって何なんですか?」
水色の動物みたいなものを指差しながら言う。

「それはグランティ族のメロランディと言います。
ギルドマスターに似る様になってますから、ギルドによって姿形が違うんですよ」

「すっごく可愛いですねw私動物って大好きなんです!
実はこのアトリっていう名前も私が飼っている鳥の名前からとったんですよ」

「良い名ですね」

「有難うございます。私ネーミングセンスがないのでこういう名前しか思い浮かばなくって」

「アトリさんはこれから月の樹に入る予定ですか?」

「はい!そうしようと思っています!」

「だったら、今度月の樹のメンバーを誘って一緒に冒険に行きませんか?」

「はい!是非!」


後書き
そろそろ花見の話でも書こうかなぁと思ってます。
本当はバレンタインの話も書きたかったのですが、遅くなったので書かないと思います。
.hackと全然関係ない話ですが、
今日インターネットを見てて月刊ジャンプが休刊になると出ててかなりショックでした。
今秋には休刊になるらしいです。
ギャグマンガ日和とか黒いラブレターとか大好きなので絶対に廃刊にはなって欲しくないです。
全く関係ない話をしてすみませんでした。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.83] 2007/02/23(Fri) 18:49:01
番外編 親睦会(前編) (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

大分TheWorldにも慣れてきた頃、欅様からメールが届きました。

アトリさんもTheWorldを始めて大分経つ事ですし、親睦会も兼ねてエリアに行きませんか?
他のメンバーは僕が誘うので良かったら来て下さい。
エリアワードは△サーバー 従順なる 怒涛の 万妖です♪

アトリの返信
お誘い有難うございます。
こういう事は初めてなので緊張しますが、喜んで行かせて頂きます!


−−−△サーバー 従順なる 怒涛の 万妖−−−

「・・・いつ見ても綺麗だなぁ・・・TheWorldのグラフィックって。
ゲームっていう事を忘れちゃいそう」

「アトリさーん!こっちですよ〜!」

「はーい!今行きまーす!」

「じゃあアトリさんも来た事ですし、始めますか♪」

「あの・・・欅様この桜は一体・・・」

「あっ僕が暇だったから作っちゃったんだ。榊♪
昔はCC社主催でお花見のイベントもあったんだけどね。あの時ほど豪華じゃないけど。
やっぱCC社には敵わないや」

この人は一体何者なんだと思いながら不承不承、榊はうなずいた。
「そうですか・・・」

〜つづく〜


後書き
今日は一日で3つも書いちゃいました。今回は長くなりそうなので前編後編に分けます。
書こうと思えば結構書けちゃうものですね。今度はきっと月の樹メンバー総出演になると思います。
ちなみにお花見イベントというのは、
漫画(アニメ)の黄昏の腕輪伝説で実際にやっていました。
エリアワードは考えるの面倒だったので実際にゲームでアトリが言っていたワードにしました。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.88] 2007/02/23(Fri) 20:38:43
番外編 親睦会(後編) (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

「今日は七枝会全員呼ぼうと思ったんですけど、楢は用事が有るみたいだったので来てません」

円を描く様に並ぶ七枝会の面々とアトリ。

「桜を作るついでに桜餅も作ってきたので良かったら皆さん召し上がってください。
ただ一つだけ当たりが混ざっているので気をつけてくださいね」

一同・・・当たりなのに気をつける・・・何で?

「じゃあ俺から頂きます!」
松が勢いよく手を伸ばし、口の中に入れた。

「おっHPの最大値が上がったみたいだ。有難うございます。欅さん!」

「・・・空腹」
つられたようにえんじゅも手を伸ばした。

えんじゅが喋ってるの久しぶりに聞いた。
どうやらMPが上がったらしい。
しかし・・・最初に言っていた当たりという言葉が気になる・・・

どんどん榊を除いて皆は桜餅を口の中に入れていった。
HPやMP、攻撃力も上がった奴もいるらしい。

「あれ・・・榊さん食べないんですか?」

「いや・・・頂くか」
そう言って榊は口の中に桜餅を入れた。
するといつもの二倍の速さでMPが減っていった・・・

「どうやら当たりを引いた人がいるみたいですね。
HPが減らないだけましだと思ってくださいね。それじゃあお開きにしましょうか」

謀反を企てていたが仕返しが怖いのでもう止めようかなぁと思った榊であった。

もしかして最初から私を狙っていたのでは・・・?
いきがるのもたいがいにしろ!と思った榊だった。



後書き
久々に月の樹の小説書きました。次は榊と松の出会いを書きたいです。
ヘタレな榊だってかなり素敵だと私は思います。
キャラクターファンブックの松の紹介の所で、とあるPCにあっさりと返り討ちにされる。
そのPCこそ榊であり、「目的のない武の空しさ」を指摘された松は、
榊の勧めで月の樹に入団することになった。
という文を発見してうっかり萌えてしまいました。
榊カッコイイなぁ・・・と思いました。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.161] 2007/02/26(Mon) 14:25:31
番外編 赤鉄の鬼人 (No.43への返信 / 1階層) - ミサキ

最近赤鉄の鬼人というPKが有名になってきたらしい。
欅様に言われて私はそのPKの討伐に行く事になった。

「PKという行為は感心しないな・・・赤鉄の鬼人・・・」

「あぁ?誰だあんた?」

「月の樹 二番隊隊長の榊という者だ」

「あの月の樹か。普通のPCのPKに飽きてきてたところだ。
隊長でも倒せば少しは名が上がるだろうな」
そう言って大剣を取り出す。

「そういう口は私を倒してから叩くんだな」
榊も大剣を取り出した。

「今すぐその減らず口叩けねぇようにしてやるよ!!」
大きく大剣を振りかぶり、ダッシュでこちらに向かってくる。

「かなり大振りだな。だがそれでは簡単によけられてしまうぞ」

「うるせぇ!!月の樹の犬が!!」
松が大剣を榊に斬りつけてくる。

だが榊はそれを見極めて至極ゆっくりと受け流すように避けた。

「なっ・・・避けただと!?」

「驚いているようだな。じゃあ、こちらからも行かせてもらうか」
そして松がダッシュして来た時の二倍ぐらいの速さで松に近づき、
松の首に大剣の切っ先をつけた。

「赤鉄の鬼人、目的のない武は空しいとは思わないか?」

「何言ってやがる!それに俺にはれっきとした松っていう名前があんだよ!」

「そうか・・・それでは松・・・月の樹に入らないか?
月の樹に入ったら私よりも強い奴と戦えるかもしれんぞ?」

「あんたより強い奴・・・
誰かの下につくってのは癪に触るが、そういうことなら入るわ。
丁度退屈してたところだしな」

「それなら、これから月の樹の本部に行くか」



後書き
やっと書きたかった榊と松の出会いが書けました。
榊もゲームで仲間にしたかったです。そしてアトリと一緒に誘ってみたり。
ジャンルが全然違うけど、ギャグマンガ日和のパロをG.U.キャラでやりたいです。
2月22日が聖徳太子の命日だって知って悲しくなりました。遣隋使コンビが大好きです。
やるとなった場合聖徳太子を誰にするかが大問題。やったところでマイナーだから分からない人が多いんだろうなぁ。
読んでくださった方有難うございました。良かったら感想お聞かせ下さい。


[No.271] 2007/03/02(Fri) 19:10:52
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