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現在の状況に合わせて修正。 ご意見ご感想は鈴藤までお願いします。 水竜は当初、非武装の輸送船として生まれるはずだった。 それが理想でしかないことはわかっていたが、それでも開発が決まって最初に出てきたのは、そんなユメのような話だった。 そも、戦うために生まれてくる生命など、あっていいはずがない。 すべての戦いが終わった後、水竜の武装は解かれ、平和な世に放たれることが予定されている。 これから語られるお話は、その予定を一足先に実現させたもの、もしくはその予行練習のようなものだと思っていただければ幸いである。 /*/ その日、詩歌藩国に大量のビラがばらまかれた。 一枚拾って見てみれば、まず目に飛び込んでくるのは一組の男女が水着でくつろぐ様子。そんな写真。 男性はロッキングチェアであおむけになり、白い歯を輝かせながら、やたらと嬉しそうにサムズアップしている。 女性のほうはうつぶせで、チェリーの浮かぶジュースを片手に微笑んでいる。 背景は海のようだが、なぜか地面は黒っぽい。黒砂とはまた珍しい浜辺があったものだ。 観光業者の宣伝だろうか、と思ってよくよく見れば発行主には「詩歌藩国海軍 沿岸警備隊」とある。 煽り文句を読めばそこには「水竜ソットヴォーチェの背中で楽しいひとときを過ごしませんか?」と書かれていた。 砂浜ではなく、水竜の背中でとられた写真なのだった。 それが、人と竜との交流会。その先駆けだった。 /*/ 極寒の地として知られた詩歌藩国だったが、現在は火山活動の影響から気温が大きく上昇している。 もとは北国であるゆえ暑さに慣れていない国民は、だれた。 それまで見向きもされなかったカキ氷は大ヒットした。 中でも最近になって流行しだしたのは水竜ソットヴォーチェの住む海辺だった。 海辺で涼をとりながらクジラ(正確には竜だが)とたわむれることができるとあって、家族連れやカップルが多く訪れる観光名所となっていた。 特に生まれたばかりのミニソットなどはやたらかわいいと評判で、それを目当てでやってくる者も多かった。 国民の中にはドラゴンシンパシーの持つ能力によって水竜と交信できる者もおり、それも流行の理由のひとつのようだ。 ソットヴォーチェをたわむれる様子の生活ゲーム http://www28.atwiki.jp/komachi/pages/172.html この様子をみて藩国首脳部は決断。暑さ対策の一環としてある計画を立ち上げる。 その名も水竜と一緒に夏を満喫しようゼ計画、通称『プロジェクト ラブ&ソット』である。 イベントの内容はこうだ。 夏のもっとも暑い時期である6〜9月一杯を期間としてもうけ、十数頭の水竜が毎日、背中に国民を乗せて海へ出る。 水竜は一日中貸し出しとなるが、すべての水竜が外海に出ているわけではないため、海辺の観光名所はそれまで通りに国民の憩いの場となる予定となっている(最初は10頭しかいなかった水竜だが、現在では自己複製によってその数を増やしている) そうして朝から夕方、日が暮れるまでたっぷり夏の海と水竜を満喫してもらう、というわけだ。 ちなみに行き先としては政府指定の無人島のほか、水竜おまかせコースというものもある。 ソットヴォーチェの遊泳に付き合ってひたすら海を突き進むというもので、船に乗る場合ともまた違い、のんびりとした泳ぎから、時間がゆっくり流れる感じがすると評判が高い。 計画当初は、竜への畏怖や軍隊のいかついイメージから応募数は少ないだろうと予測されていた。 しかし蓋を開けてみれば、宣伝効果かもともとの水竜人気の高さゆえか、数千通もの応募があった。 この結果をかんがみて政府は計画の延長を決定。 かくして水竜の背中でバカンス計画は毎年の恒例行事となった。 現在では、3〜5日間の予定で他国まで足を伸ばせるようにする、という話や、暑さ問題が解決した後も楽しめるようにと砕氷船を使ったホエールウォッチングならぬドラゴンウォッチングまで計画されている。 /*/ いつかは人も竜も武器を捨て、ともに手をとりあえる世界が来ることを願い、この計画は立てられた。 願わくばこの行いが、理想へ近づくための一歩とならんことを。 (1809文字) [No.6895] 2009/06/29(Mon) 22:53:40 |
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