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詩歌藩国はまことに小さな国である。NWの果て、本土から遠く離れた蒼い海上にポツンと浮かぶ小さな島。万年雪に覆われた霊峰と人が崇め奉る森。文明は未だ自然を支配せず、この島は未だ白と緑に包まれている。 だが、僻地と呼ばれてもおかしくはないこの国が、NWで2カ国しか得ていない名誉をその手につかんだ。名を善政という。 この国は大国ではない。断じて良い。金も、戦力も、資源も豊かではない。国民の生活は華やかとは言い難く、何より寒さが厳しかった。農業国ではあったが、この寒さゆえ大農業国とは及ばない。軍事に進むこともできた。だが、それを九音・詩歌は優先しなかった。結果、この藩王は高速水竜でも宇宙竜でもなく国民とのバカンスを選んでいる。 この国は僻地だが、平和を享受し続けたわけではない。たしかに、EV108では厳しい冬で空爆を免れ、僻地ゆえに平和だったころもある。国民はこれを喜び生きていた。そして、地上戦を経験した。この時、武器を取ったのは兵士だけでなく国民も共に戦っている。初めての国内で行われた地上戦は、外敵との戦いであった。 けれど、EV141は起こった。彼らは自身の手で内乱を起こし、そして傷ついた。国民だけではない。藩国首脳部は頭を抱え、怒りと後悔と悲しみを噛締めた。あの時ほど、引き金を重く感じたことはなかったと治安維持に従事した兵は言う。 そして、この国は国民に降りかかるあらゆる物と戦い始めた。戦いの傷、寒さ、飢え、悲しみ。これらと戦う為にこの国は300億わんわんを投じた。これはこの小国にとって途方も無い数字である。躊躇は微塵もなかった。 だが、これだけでは駄目だとこの国は思った。与えられるだけではもどらないものがある。街並みは随分綺麗になったが、『声』がまだ帰ってきていない。この国を彩っていたものが、まだこの景色にはない。九音・詩歌は執務室の大窓から望む町の姿を見て、思った。 新産業が出来たのはT14になってからである。それは、音楽だった。この国が名を冠した頃からあった、人々の友である。新しい始まりとしてこの国が作ったのは、学校だった。学生を募り、教師を募った。どんな形でも良いから、傷ついた国民に取り戻して欲しいものがあった。 この後、詩歌藩国の音楽はNW全土を駆け巡った。 この国は新しい産業を手に入れた。だが、違う言い方も出来る。この国は懐かしいものを再び迎えることが出来た。それは、国民から与えられたものである。ある意味では、国民が集めた150億わんわんの募金がそれを象徴しているかもしれない。 その名を、感謝という。これが、善政を証明するものだと私は考えている。 PASS 1234 [No.7233] 2010/01/14(Thu) 00:24:53 |
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