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No.6749に関するツリー

   EV143”幸せってなんだっけ” 作業ツリー - 清水魁斗 - 2009/04/30(Thu) 01:30:39 [No.6749]
発表ログ - 星月典子 - 2009/05/15(Fri) 23:41:41 [No.6787]
飛び込みで絵を描いてみた - 星月典子 - 2009/05/15(Fri) 09:03:38 [No.6785]
発表時間に関して - 清水魁斗 - 2009/05/15(Fri) 08:16:08 [No.6784]
締め切りについて - 鈴藤 瑞樹 - 2009/05/04(Mon) 18:21:45 [No.6755]
平凡な幸せ国民の一日を描く - 清水魁斗 - 2009/04/30(Thu) 01:35:52 [No.6750]
清水さんの一日(未完成) - 士具馬 鶏鶴 - 2009/05/12(Tue) 22:14:35 [No.6780]
清水が編集中の文章(随時更新? - 清水魁斗 - 2009/05/10(Sun) 17:48:53 [No.6775]
絵を描きます。 - 花陵 - 2009/05/10(Sun) 10:00:14 [No.6772]
下絵描けました。 - 花陵 - 2009/05/10(Sun) 16:30:41 [No.6773]
一応、完成。 - 花陵 - 2009/05/11(Mon) 23:19:58 [No.6779]
平凡な一日(作りかけ) - 鈴藤 瑞樹 - 2009/05/09(Sat) 22:35:47 [No.6771]
平凡な一日(続き) - 鈴藤 瑞樹 - 2009/05/10(Sun) 17:24:29 [No.6774]
食事の内容 - 清水魁斗 - 2009/05/08(Fri) 21:01:24 [No.6766]
バンドの設定募集 - 清水魁斗 - 2009/05/03(Sun) 00:58:51 [No.6753]
バンドメンバー設定 - 鈴藤 瑞樹 - 2009/05/04(Mon) 14:59:22 [No.6754]
名前の案 - 清水魁斗 - 2009/05/05(Tue) 22:57:14 [No.6757]
アネッテの名前変更 - 清水魁斗 - 2009/05/10(Sun) 20:56:41 [No.6776]
設定的部分 - 清水魁斗 - 2009/05/01(Fri) 20:39:24 [No.6751]



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EV143”幸せってなんだっけ” 作業ツリー (親記事) - 清水魁斗

http://blog.tendice.jp/200904/article_27.html

課題内容:
このイベントでは、国の<平凡な>幸せ自慢を行います。
このイベントには成功も失敗もありませんが、影響は結構出ます。


a:大まかな処理シーケンス
 EV143は以下のシーケンス(順序)で処理されます。
1.平凡な幸せ国民の選出
   清水魁斗が選出(?)されました。


2.平凡な幸せ国民の一日を、ご当地らしく描く
3.NWCでの発表会(1の国民自ら発表します)
4,審査員の採点、コメント
5.採点に応じた作業マイルの獲得


[No.6749] 2009/04/30(Thu) 01:30:39
平凡な幸せ国民の一日を描く (No.6749への返信 / 1階層) - 清水魁斗

2.平凡な幸せ国民の一日を、ご当地らしく描く
 国代表は国の協力を得て、発表会用の資料と、その国らしい、一日を書きます。


↓清水魁斗の基本的な一日?↓
[ 5:30] 起床、倉庫の確認
夜に確認できないことが多いので朝確認する
[ 7:00] 開店準備
[ 7:30] 喫茶がらん堂開店、朝食
整備士の仕事が暇になったので始めた稼業
[ 8:00] カウンターで二度寝
暇なんです
[ 9:30] 起床
[10:00] 店の周辺の掃除
客が居ないんです
[12:10] 昼食
[12:40] 昼寝
眠いんです
[13:30] 起床、菓子作り
最近、差し入れを期待されてるんです。貧乏なのに。
[15:10] お出かけ
[18:00] 帰宅、仕込み開始
いない間の時間帯が一番客足が多(ry
[19:30] 夕食
[20:00] 閉店、宮廷(or政庁)へ顔を出す
一応バトルメード
[24:00] 帰宅不能に陥る
雪がー


これを多分に改造してご当地らしくなるだろうか


[No.6750] 2009/04/30(Thu) 01:35:52
設定的部分 (No.6750への返信 / 2階層) - 清水魁斗

【喫茶がらん堂】
http://www23.atwiki.jp/soirei/
共和国にいたときから技術者(整備士)だったが、整備の仕事を森さんが一人でほとんどできてしまい、暇になったので趣味で開業。
藩国に残っている清水魁斗の紹介文では孤児院も建てた気がする。

その名のとおり修行ができそうなぐらい清閑な店。閑古鳥さえ鳴いてない。せいぜい時計の音がするぐらいである。
店長が東国人かぶれなので神棚があり、弁才天が祀られている。
弁才天は音楽にも繋がる神で、貧困を救い財物を与える神でもある。動物神が多い詩歌藩国では珍しい河川の神。福楽のご利益もあったきがするが、喫茶がらん堂は貧乏であった。

現在着用アイドレスがバトルメードなので、必然的にメード喫茶


【掃除】
犯罪率は下がり数値上の治安はよくなったと思うが、見た目の治安は回復してない気がするので、綺麗な心は綺麗な空間から。
結構まだゴミは散らばっている気がする。


【お出かけ】
前述の孤児院でもいいが、神殿や学校など子どものいる場所に配りにいってるかもしれない。藩王へのさしいれだったりもする。毒はおそらく入ってない。


【閉店時間】
日が沈むと酒場に客を取られる


【宮廷・政庁】
仕事っぷりを(ry


【幸せってなんだっけ?】
自己満足さ


[No.6751] 2009/05/01(Fri) 20:39:24
バンドの設定募集 (No.6750への返信 / 2階層) - 清水魁斗

喫茶がらん堂の店内に客が居ないのをいいことにスペースを借りてバンドの練習をする学生がいる設定案が出てきました。

まだ学校建ってすら居ませんが、バンドの設定を募集します。
掘り下げれば掘り下げるほど資料になるかもしれませんが、本編(平凡な幸せ国民の一日)に影響は出ないと思われます。

楽器の組み合わせからメンバー名前、曲名、メンバーの半生までいろいろどうぞ


[No.6753] 2009/05/03(Sun) 00:58:51
バンドメンバー設定 (No.6753への返信 / 3階層) - 鈴藤 瑞樹

まだ音楽院が建ってないことを考慮して、入学を希望しているという設定にしてあります。
楽器の選定はキャラのイメージからかなり適当に割り振ってあります。
過度な期待はしないでください(爆)
あとキャラの名前とバンド名は未定。いいの募集。








・踊り手(女性1)
笑顔が幼い小柄な16歳。
踊りが好きで、バンド内ではダンスを担当している。
伝統音楽の中でも特にジグが得意で、小柄ながらもキビキビとした動きは見るものに躍動感を感じさせる。
東国人のクォーターで、瞳がすこし黒っぽい。
音楽院ができたらミュージカルバレエ科に入りたいと思っているが、背が低いことで落とされやしないかと心配している。
「女性2くらい身長あったらなー」と「5cmでいいからちょうだい」が口癖。
牛乳が好物で、最近は羅幻王国産が好み。
ちなみに髪型はガーリーボブ。ロングスカートとか似合うイメージ。

ジグ(音楽)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/44/Mist.mid



・ハープ(女性2)
クール美人の18歳。
高身長でモデル体型だが、口下手。(詳しくはあずまんが大王の榊さん参照)
バンド内ではハープ担当。祖母から譲り受けたケルティック・ハープを愛用している。
子供の頃に見た吟遊詩人に憧れている関係でハープも勉強しているが、じつは声楽のほうが好き。
とはいえ両方を器用にこなせるとは思っておらず、声楽科と楽器演奏科のどちらへ入学するか迷っている。
ちいさいものやかわいいものに目がなく、バンド結成以来、女性1をぎゅーしたりなでなでしたりすることに余念がない。
昔から詩歌に住んでいる家系の出で、純粋な北国人。もちろん髪は白というか、銀。
髪はたぶんロングだと思うがどうか。
あと着用アイドレスは吟遊詩人だと思う。


・キーボード(男性1)
知的なクールメガネの20歳。
いいとこのぼんぼんで、バンド結成を計画した張本人。
ニューワールドではあまり広まっていない音楽業界に目をつけ、詩歌藩国へとやってきた。生まれは西国。
じつはバンドメンバーは彼が独自の調査によって決定した面子で、メジャーデビューも夢ではないと(彼だけは)わりと本気で考えている。
曲作りが得意で、バンドの曲は彼が作った。作曲学科への入学を希望している。
清水店長並みに腹黒いと評判の人物で、さりげなく全メンバーの弱みを握っている。
練習場所の提供に関してもいくつかの密約が交わされているらしい。
たぶん覚醒したら緑オーマ。



・フィドル(男性2)
目つきの悪い14歳。
中流階級ながら、幼少期より親から徹底したヴァイオリンの英才教育を受けており、音楽の素養は高い。
反面、親からの愛情を注がれた記憶は少なく、大人全般を嫌っている。
やたらと値段の高いヴァイオリンのことも嫌っており、バンド結成と同時にフィドラーを名乗るようになった。
ようするに小生意気なクソガキであり、音楽院が出来たらぜったいに寮へ入ると決めている。
父親が南国人の血筋であるため、髪は金色に近い。
男性3のことをバカだなと思いつつも、兄のように慕っている。
(外見、性格含めてよーするに茜だと思ってください)



・ベース(男性3)
バカっぽいモヒカンの22歳。
パンクバンドがやりたかったはずが、男性1に言いくるめられてアイリッシュバンドをするはめになった不幸な男。
やたらと惚れっぽいのだが、はてない国人の血が混じってるせいか異性にモテない三枚目。
逆に子供には好かれる性格をしており、音楽教育科への入学を考えている。
もし彼が小学校なんかに赴任したら、さぞやいい熱血教師になることだろう。
最年長であるが、そんな雰囲気はまったく感じさせない。本人は気にしていないので、まぁいいんだと思う。
じつは見た目に反して料理が得意で、よくバンドメンバーに手製の料理を振舞ったりしている。



・マンドリン(男性4)
常に笑顔を絶やさない19歳。
曽祖父の代から続く楽器製作家の一人息子。
森国から引っ越して来た家族であり、家では昔から大量の植物が育てられている。
手先が器用で、女性2のためにとぬいぐるみをせっせと作ってはプレゼントする日々を送っている。
が、その想いが届く日は遠い(涙)
自作のマンドリンで演奏を行うが、それもすべては楽器製作の道を究めるためであり、楽器製作・修繕について学びたいと音楽院への入学を希望している。
男性1が大いなる野望を抱いていることを見抜いており、もっと音楽を楽しんで欲しいと願っている。


[No.6754] 2009/05/04(Mon) 14:59:22
締め切りについて (No.6749への返信 / 1階層) - 鈴藤 瑞樹


http://cwtg.jp/syousyo/wforum.cgi?no=1973&reno=267&oya=267&mode=msgview



資料作成は発表会に間に合えば良いそうです。


[No.6755] 2009/05/04(Mon) 18:21:45
名前の案 (No.6754への返信 / 4階層) - 清水魁斗

・踊り手(女性1)
アネッテ・エドベリ

・ハープ(女性2)
ロレーラ・レーン

・キーボード(男性1)
トゥーサン・プーサン

・フィドル(男性2)
トマス・オルディアレス

・ベース(男性3)(厨房は貸しません
ディーノ・ベッテンドルフ

・マンドリン(男性4)
マシュー・ウィングフィールド



バンド名までは思いついてません


[No.6757] 2009/05/05(Tue) 22:57:14
食事の内容 (No.6750への返信 / 2階層) - 清水魁斗

【朝食】
とっぷしーくれっと

【昼食】
焼き魚・サラダ・他

【夕食】
スープ・パン・他
スープぐらいならバンドメンバーと一緒に食べれるはず……って売り上げが……(笑

【差し入れ】
主に焼き菓子・サンドイッチ

【自力で無理なもの】
乳製品・肉類、その他高いもの


[No.6766] 2009/05/08(Fri) 21:01:24
平凡な一日(作りかけ) (No.6750への返信 / 2階層) - 鈴藤 瑞樹

読書にも飽きがきて、そろそろカウンターで二度寝をばと思った矢先に響く、からん、というドアベルの乾いた音色。
入り口に目を向けると、そこにいたのは数少ない収入源=客である九音・詩歌藩王だった。
「や、おはよう」
「おはよーございます。なんにします?」
「うん、いつものをひとつ」
「はい、少々お待ちください」
慣れた手つきでコーヒーの用意を始める。
開店以来まったく固定客がつかないこの喫茶店において、詩歌は数少ない来店回数二桁をマークしている古ツワモノの一人だった。
当然、頼まれるメニューも把握している。
喫茶店店主として一度はやってみたいこと第二位「マスター、いつもの! でメニュー取り」を地でやれるのは嬉しいが、これだけ貧乏なのは考えものだよな、と清水は常々思っていた。
「はい、お待たせいたしました」
「ありがとう」
さきほどまでは空虚なばかりだった店内が、優雅な香りに包まれる。
時計が刻む規則正しいリズムの中にやってきた、コーヒーカップとスプーンの音色。
さきほどまでとは雰囲気がまるで違う。
客が一人いるだけで、まるで別の空間だった。
この空気感が好きで始めた喫茶店。カップを洗う手にも自然と熱が入った。

「しかしまぁ、なんだね。相変わらずのようだ」
そんな楽しげな静寂を破ったのは詩歌だった。なにか、言いづらそうな顔をしている。
「貧乏なのはたしかに相変わらずですが、そんなに困ってないですよ?」
「いや、そっちではなくて」
迷ったように一拍置いて、覚悟を決めて口にした。
「男がメード服というのは、やはりどうかと思うんだが」
清水魁斗、180p 61sは男だったが、バトルメードアイドレスの着用者だった。

つまり、喫茶がらん堂はメード喫茶なのだ!(色を変えて目立つように)

「いいじゃないですか。女性客が増えるかも」
詩歌は客のいない店内をちらりと見てから視線を戻した。
「なんというか、控え目に言って見目麗しくないと思うんだけど」
「大丈夫、私は気にしませんから」
嘘臭い笑顔で清水はそう言ってのけた。
実際、清水は似合っているならなに着ようと個人の自由だろうと考える人物だった。
まさに帝國的自由の行使というやつだ。
おかげで客足は順調に遠のいているが、気にしたら負けだ。
どうしたもんかなぁ、と思いながら詩歌はコーヒーを飲み干した。
そして、カウンターで当然のように突っ伏して寝はじめる清水。ご丁寧に枕まで用意する周到さはさすがと言っていいだろう。

「客を放っておいていきなり寝るのもどうかと思うんだけど」
「レポートが終わらなくて寝てないんです」
いや、リアルの話をされても、と詩歌は思ったが、なんだか途方もなく無駄な気がしたので口にするのはやめておいた。
「お代は適当に置いといてください。ではおやすみなさいー」
と言ってからわずか0.3秒後には夢の世界へと旅立っていた。
まさに神速。野比家の一人息子なみの早ワザだった。

さすがに起こさにゃまずいだろうと詩歌は思ったが、やめておいた。
理由は清水の顔を見てしまったことにある。
枕に顔をうずめて眠る清水は、今までにないほどしあわせそうだったのだ。

/*/

「いやー、我ながらよく寝たよく寝た」
ぐい、と背伸びをしながらそうひとりごちる。
時刻はすでに●●時。すでに午後だ。
藩王(客)をほったらかしにして二度寝ぶっこいていた清水は調理の真っ最中だった。
文化揚げという、生活ゲームでも取り上げられたメニューだ。
作り方は簡単で、食パンの耳を切り落として、パンを衣にして油で揚げるのみのお手軽メニュー。
「さて、行きますか」
調理が終わったらすぐに厚手のコートを羽織り、外出の準備を始める。
目指すは王都の西、雑穀地帯にある神殿だ。


/*/

「はーい、たんとお食べー」
快晴の空の下、清水は子供に囲まれていた。
神官に勉強を教わっている子供たちだった。
清水は暇を見て(というか常に暇なので)神殿へやって来ては子供たちにお菓子を配っていた。

貧乏だったが、いや貧乏だからこそ出来ることを精一杯こなす。
それが清水魁斗という男だった。

「おにいちゃん、このおかしへんだよ?」
「うん?なにがだい?」
笑顔で応える清水。
基本的に子供は好きなのだった。
「なかになんにもはいってないよ?」
そう、文化揚げはいかにも中になにか入ってそうな雰囲気をただよわせつつも、実はなにも入っていないというサg、もといビックリドッキリ料理なのだった。
だが子供にそんなことがわかるわけもない。
中身がないことを知った子供たちは不満そうだった。
「バカ、それは『お菓子は甘くて美味しいもの』と思い込んでいたお前たちが愚かなのだ。世の中はそう甘くない。甘そうだと思ったら辛かったり、すっぱかったり、いろいろあるんだ。いいか、生きていくってことはこういうことなんだ。今日あったことをよく覚えておきなさい。そうするば貧乏なんてへっちゃらで生きていける」

貧乏だったが、いや貧乏だからこそ子供たちに世の中の無常を精一杯伝える。
それが清水魁斗という男だった。

ちなみに、子供たちが呆然と立ち尽くす中、清水の説法は神官たちが止めに入るまで続いた。

/*/

神殿をあとにした清水は、巨大な石像の前にいた。


[No.6771] 2009/05/09(Sat) 22:35:47
絵を描きます。 (No.6750への返信 / 2階層) - 花陵

> 2.平凡な幸せ国民の一日を、ご当地らしく描く

> [13:30] 起床、菓子作り
> 最近、差し入れを期待されてるんです。貧乏なのに。


お昼寝のところを描こうかなー。と話してましたが、
差し入れのシーンを描きます。
やー。
たんとお食べwって、かわいいなぁ。と思った。
なんか、ミュージカルのワンシーンみたい。
と、いっても…。
画力と時間の関係で、ミュージカルみたいには描けないけど(笑)

下描きが出来たら、絵BBSにおきます。
あとで〜。


[No.6772] 2009/05/10(Sun) 10:00:14
下絵描けました。 (No.6772への返信 / 3階層) - 花陵

差し入れのシーンの、下絵が描けましたー。
絵BBSの「No.292 たんと、おたべ。」になります。

清水さんのバトルメード姿が、女の子にしか見えないw
だいぶ、デフォルメしてるから、ね!
でも、清水さんのPCは美形なんだからOK。
と、自己満足。

---*清水さんへ*---
なーのーでー。
もちょっと、凛々しい方が好みならレスくださーい。
少し、顔をほっそりとさせますので。
よろしく、お願いしますー。

あ。犬耳つけるの忘れた。


[No.6773] 2009/05/10(Sun) 16:30:41
平凡な一日(続き) (No.6771への返信 / 3階層) - 鈴藤 瑞樹

疲れた……清水さんあとよろしくデス……








/*/

神殿をあとにした清水は、巨大な石像の前にいた。
かつて詩歌藩国のイグドラシルより取得された「動き出す石像」
緑オーマとの戦いで使用されたそれは、今では「もう動かない石像」として国内に設置されていた。
ぱん、と柏手を打ち、目をつむって拝み始める。
「もっとお客さんが来て儲かりますように……あ、でも人が多すぎるとうるさいから適度にお願いします」
後半は言う必要なかったが、思ったことがつい口から出てしまったのだった。
良くも悪くも嘘のつけない男である。

ちなみにお供え物のたぐいはない。
どうせ置いといても腐るか、その前に雪で埋まるかのどちらかだ。
だったら食べるやつに渡したほうがいいじゃないかと清水は思っていた。
実際、子供たちに配った文化揚げの他には、交番と病院で働く犬士にケーキを差し入れていた。

ふと視線を感じて、石像を見上げる。
石造りの顔は微笑んでいたが、どこか寂しそうに見えた。
周辺を見渡す。
人通りは少ない。郊外に置いたのだから、当然といえば当然だった。

「……ま、たまに様子見に来るから、そう悲しそうな顔しなさんなって」
ぺしぺしと像の巨大な足を叩く。
なんとなく、返事が聞こえたような気がした。
笑う清水。
今度来る時には、掃除でもしてやろうか。
「さって、夕飯前にまた店開けなきゃ」
まぁ客は来ないけど、と言って帰り支度を始める。

稼ぎ時の昼間に店を閉めてるから客が来ないんじゃ、と突っ込んでくれる親切な人間は、残念ながらいなかった。

/*/

「ねぇマスター、お昼もお店開けようよ。きっとそのほうが儲かるよ?」
「だぁーめ。昼間はほかにやることがあるの」
カウンター席でミルクを飲む少女に、清水はにべもなくそう言った。
少女、アネッテ・ノルベリは第七世界人ではない、いわゆる設定国民というやつだった。
そして清水にとっては、客というよりは知り合いと呼べる人物だった。
それは彼女がただミルクを飲みにきたわけではなく――――

「アーネ、そろそろ練習はじめるよ」
「あ、はーい」
視線を向けると、店の奥には5人の男女。
いずれも楽器を手に少女を待っている。
「ちょっと行ってきますね。マスター」
「あぁ、がんばってね」
演奏が始まる。
舞曲のダブル・ジグ。
少女の得意な曲だ。
かろやかにステップを刻むアネッテ。
清水は手を止めて、踊りと曲に目と耳をかたむけた。

演奏しているのはアマチュアのアイリッシュバンドだ。
詩歌藩国では、国名の通りもともと音楽文化の下地はあったが、音楽院の設立にともなって基幹産業として音楽全般を後押しすることが政府の方針として発表されている。
その波に乗ってバンドを結成する若者たちが後をたたない。
彼らもそんな若者たちのうちの一組だった。
楽器はなんとかなっても練習場所にまで金が回らない、そんな彼らに練習場所として、店の奥の一角を貸しているというわけだ。
どうせ客はほとんど来ないし、来ても嫌な顔をされることはない。
音楽が嫌いなやつはこの国では小数派だし、一生懸命な若者を見ていやな気分になるやつは、もっと少ないだろう。

だんだんと曲のテンポが上がって来た。そろそろ曲も終盤だ。
清水は6人分のカップを取り出し、コーヒーを用意し始めた。
まぁ、お代は出世払いとしておこう。
彼らが音楽院へ入学して、音楽家として有名になったら「あの6人はワシが育てたのじゃ」とか言って遊ぶことにしよう。
そのためならコーヒー代くらい、安い買い物なように思えた。




/*/

バンド練習を終えた6人組が帰って店を閉めた後、清水が向かったのは政庁だった。
バトルメードとしての職務、すなわち貴族、華族、王族の世話という仕事をまっとうするためだ。
喫茶店を経営している清水は自然と、夜間勤務が多くなった。
そして、それはそのまま激務が多いことを意味していた。
『藩国の運営は夜に行われる』という格言の通り、政庁は夜にこそ賑わうからだ。

今日、清水は国内最大の激務と対峙しようとしていた。
数多のメードたちがやぶれ、挫折し、屈服していった仕事に挑もうとしていた。


すなわち、華族 星月典子の世話係である。 


「ああぁぁあ、もうやーだー! アイドレスやめるぅぅぅう!!」

政庁の中でも二番目に高い位置にある執務室で、星月典子はわめいていた。
ヤケになって撒き散らしたのか、大量の書類がちらばっていた。
「ハイハイ、あと5ターンがんばりましょうねー」

ちらかった書類を拾いながら、清水が適当に返事を返す。
詩歌藩国が誇るキャリアウーマン、星月典子。
ニューワールドにおける有名人のひとりであり、護民官としても名の通った人物である。
もしかして詩歌藩王より有名&働いてんじゃないかともっぱらの噂な彼女だが、ひとつだけ問題があった。

「あと5ターンて何ヶ月ですかー。なんにちなんじかんなんぷんなんびょー」
「ハイハイ、何分でしょうねー」

あまりに作業量が多過ぎて、疲れがたまっていくると困ったちゃんになることがしばしばあるのだった。
彼女のやる気をそこなわないよう適度に相手をできるのは藩王を除いて数名しかおらず、清水はそのうちのひとりなのだった。
余談だが、もっとも楽な仕事は詩歌藩王の世話係だった。
部屋の掃除から紅茶の用意までなんでも自分でこなす雑用系&庶民派藩王であるため、世話する必要がまったくないのだ。

「ううう、眠いよーお腹すいたよー」
「ハイハイ、ガムでも噛んでてくださいねー」

書類を片付け終えた清水は椅子に座り、持ってきた文庫本に目を落とす。
体力勝負のこの仕事、無駄な行動は即、死を意味するのだ。
「そうだ! そろそろもみじ(愛犬)の散歩の時間! というわけでちょっと行ってきm」
「ハイハイ、それは2時間前に行きましたよねー」
逃がす気はまったくなかった。
容赦ない清水に泣きそうになる星月。
書類仕事再開。
が、しばらくすると集中力が切れてくる。

「うー、駒地さん呼んで来てーぎゅーするからー」
「メッセ上がってないから、もう寝てんじゃないですかね」
「えぇー! やだーぎゅーして充電しないと仕事できないー!」
じたばたと机の上で暴れ始める。
最近、幼児退行が進んできたなと清水は冷静に観察し、体力が尽きて暴れ終わるのを待つ。
1分ほどで動きが止まった。
「もういいです……せめてドーナツ買ってきてください……」
「こんな夜中にやってる店なんてありませんよ」
コンビニじゃないんですから、と言われて星月はついに動かなくなった。
「うう……ひどい……」

さめざめと肩を震わせる姿を見て、清水はため息まじりに皿を取り出した。
星月の机にのせる。
皿に盛り付けられていたものは手作りのドーナツだった。
「ま、どうせこうなるだろうと思って作って来ましたけどね」
「わー! 食べてもいいんですか!?」
「もちろん。ただし、食べたらちゃんと仕事してくださいね」
「はーい!」
元気よく返事をしてからもぐもぐ、とドーナツをぱくつき始める。
その様子を見ながら、清水は時計を確認する。
あと1時間ほどで交代が来る、それまでは持つだろう。

しかし、清水は知らなかった。
外はブリザードで外出が困難になり、交代で来るはずのメードが来れなくなってしまったことを。
その後、結局は星月の仕事が終わる明け方まで付き合うはめになるのだった。


[No.6774] 2009/05/10(Sun) 17:24:29
清水が編集中の文章(随時更新? (No.6750への返信 / 2階層) - 清水魁斗

状況に合わせて色々変わるかもなので、とりあえず好き勝手で大丈夫デスヨ?
いくらでも修正するし、されるから。



清水が書いてる途中の文章
http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/188.html

鈴藤さんが書いた文章を修正中のもの
http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/189.html
http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/190.html


[No.6775] 2009/05/10(Sun) 17:48:53
アネッテの名前変更 (No.6757への返信 / 5階層) - 清水魁斗

実在の有名人物と名前が被っていたため
アネッテの名前が変更されました


[No.6776] 2009/05/10(Sun) 20:56:41
一応、完成。 (No.6773への返信 / 4階層) - 花陵

犬耳をつけて、色を塗りましたー。
一応、完成です。

時間が取れたら、ちょっとお菓子を変えるかもしれないです。
その時は、またBBSに書き置きします。
よろしく、お願いします!


[No.6779] 2009/05/11(Mon) 23:19:58
清水さんの一日(未完成) (No.6750への返信 / 2階層) - 士具馬 鶏鶴

 男が寝ぼけながら目をうっすら開ける。
 部屋の中はまだ薄暗い。
 視線の先にある天井は、古ぼけた白色。部屋の中に光が差し込めば、いくらかマシになるかもしれないが、今はまだ部屋全体が寝ぼけているようだった。
 布団の中で、身震い。室内の気温は低い。つま先が外の冷気に触れて、起き上がる気力を削り取る。スッポリと掛け布団をかぶり、胡乱な頭で考える。

 (・・・今、何時・・)

 寝返りを打ち、居心地の良い布団から、鼻から上だけ少しだす。
波打つ白い長髪、涼しい目元、ほっそりとした顔形、身なりを整えれば大変なものだろう。
 しかし、寝ぼけながら壁掛け時計を見る顔は人には見せられない。大変目つきが悪い。

 (・・・・五時・・・半・・・)

 木製の壁掛け時計、その下の窓。
 そこから見える空の色。日が昇りきらず深い青、かかる雲もない。喧騒が耳につくことはなく、時折木々から落ちる雪の音。辺りの音を全て吸い尽くすような、鈍く味気ない音。夜明けを告げる鳥の派手な声も、さえずる小鳥の姿もない。布の擦れる音がひどく耳につく。
 静かで清々しい、というよりも孤独で重々しい朝だった。いつまでも布団の中でいるのを、無言で責めるような、嫌でも目が覚めてしまうような、そんな朝。

 (・・・あー、もうちょっと寝ようかな・・・)

 毎日毎日そんな朝を迎えていれば、慣れてくるらしい。

 広くは無い部屋を何気なく見回す。
 白い壁、色の薄くなった畳、三つの引き戸。テレビとコタツ。写真一枚ない、スタンダードな部屋。あるいは、殺風景な部屋。


 (・・・・倉庫の中身、チェックしないと)

 一気呵成と言わんがばかり、かぶりをつけて起き上がった。布団からでて、伸びをひとつ。

 ついさっきまでの寝ぼけ顔は、もうない。
 年はまだ若い。寝癖か毛質か、波打つ白い長髪。透き通る白い肌、そのせいか整った顔立ちがより印象深い。目元は涼しく、愁いを帯びた瞳にも見える。背格好は良い。ひ弱、屈強という言葉は当てはまらず、生活の中で自然と身についた健康的な体つきといえる。

 三つある内の一つの引き戸へと向かう。手をかけ、横へと滑らせる。

 その部屋にあるのは、テーブルとイス、食器の収容棚。すべて木製。
 窓が二つ、外へとつながるドアが一つ、それと引き戸が一つ。台所らしく、流し台とコンロ、冷蔵庫もある。
床はさっきの部屋とは違い、板張り。壁も天井も同じ白だが、少しくすんでいる。

 男はその部屋を素通りして、部屋の引き戸を開けた。

 視線の先に、簡素な洗面所がある。上の小窓からは、まだ日の光は入ってきていない。
 その横の風呂場は開け放たれていて、湯の張られていない浴槽が口を開けている。洗面所のものよりは大きな窓があった。だが、きっちりと鍵が閉まっていた。
 洗面所の蛇口をひねり、顔を洗う。歯を丁寧に磨き、水でゆすぐ。寝癖を直し、鏡を見て点検。

 身支度が一段落つくと、台所、居間(寝室兼)を抜けて廊下へと出る。小さな収納スペースの横にある階段を上り、二階へ。


(えーと、そろそろ使ったほうが良いヤツがチラホラ・・・・あったはず)

 二階に着くと、右へと進む。
 左手には、ベランダがある。大きなガラス戸を通して、外がみえる。

 夜明けから、朝へと変わる空。深い蒼から白みがかった薄い青へ。日は昇り、冷たさに張り詰めた空気は次第に暖かなものへとなっていく。
 雪の積もった屋根がみえる、といっても寒さ極まる冬のそれとは比べ物にならない。雪解けが始まり、覆っていた雪の一部が崩れ落ちていた。

 まっすぐ進み、大きな引き戸の前に立つ。派手にガラガラと音を立てながら、戸を引き、中へ入る。すぐ横の壁にあるスイッチを押し、部屋の中が電光で照らされた。

 その部屋は、倉庫だった。金属製の棚が、ひと一人が通れるくらいの間隔をあけて並べられている。棚の上にはダンボール箱が隙間無く置かれている。倉庫自体はそれほど大きくはないからか、見た印象からは実際の数よりも多くの物があるように見える。

 棚の上のダンボールには、品目別に様々なものが入っている。
 果物のシロップ漬けや野菜、加工された肉や魚の缶詰。塩や砂糖、胡椒などの一般的な調味料のほかにも、あまり馴染みの無い名前の香辛料もある。小麦粉や薄力粉などの袋が積まれている。
 乾物や燻製もある。羊、牛、カリブー、などの肉。ニシン、サーモン、などの魚。すりこまれた塩の匂いと燻されて付いた木の匂いが微かに残っている。カラカラに干された昆布が何枚も重ねられて紐で縛られている。乾燥麺の詰まったダンボールが何箱も置いてある。
 調理器具もある。大小様々な両手鍋やフライパンにザル、胴の長い鍋もある。鍋だけでも銅で作られたものや合成金属で作られたものなど、多種多様である。
 何より、目を引くのはコーヒー豆である。その数の多さは、棚一つをコーヒー豆だけで埋め尽くしてしまうほど。その棚に近づくだけで、ほんのりと豆の香りがする。

 近くに、一本釘が刺さっている。そこには、厚い帳簿と短くなった鉛筆が紐に通されて引っ掛けられている。
その帳簿と鉛筆を片手に、棚の端から順に使った物の量と要補充の物を確認する。
それから一時間ほどして、最後に果物のカンが置かれている所へと行く。
詰まれたカンの一つを手にとり、

 (・・・・あー、やっぱり)

 カンのラベルに書かれた消費期限、それはすぐそこまで迫っていた。

 (・・・・よし、掃除掃除)

 帳簿を閉じ、出入り口へと戻る。壁の一本釘に、帳簿と鉛筆の通された紐を引っ掛けた。
 やや駆け足で、再び果物カンの詰まれた棚の前へ。
次々と果物のカンを手に取り、ラベルの色が古ぼけたものから新しいものへとかわる頃、

 (よし、これで全部)

 両手に抱えたカン。それをもって倉庫の出口へ。肩で灯りのスイッチを押し、足のかかとで引き戸をゆっくりと閉める。
 階段を下りて、一階に戻る。
 台所に寄らず、廊下を進む。つきあたりのドアの前で立ち止まる。

 (・・・どうやって開けよう)

 うーんうーんと男は唸り、諦めたのか、ため息一つ。缶詰のいくつかを廊下に置いた。ドアを開けて、中へ。


 目の前に、木のカウンター。独特の艶をもち、指に吸い付くような滑らか表面。壁際には流し台とコンロ、オーブンもある。
 カウンターの前には、背もたれのない円椅子が5つ。他にも円いテーブルが二つに、背もたれ付きの椅子が四脚ずつ置かれている。
 左手には、大きな窓が二つ。
 カウンターから見て、丸テーブルのさらに奥。すこし奥まった場所に、長方形のインベーダー台が置かれている。向かい合って椅子が四脚おかれ、横にある窓から弱々しく日の光が差し込む。
 そして、長方形のインベーダー台を囲む形で置かれた本棚。
壁の殆どを占める大きさ。壁一面だけでは足りず、向かい側の壁にまで本棚がある。
 みっちりと背表紙が並ぶ。深い緑に金刺繍、血のような赤に銀刺繍、染みひとつ無い白に黒インク。革表紙、つるっとした紙表紙やザラっとした紙表紙。手のひらに収まるものから両手で抱えるサイズのものまである。
 大きさ、色、手触り、匂い。背表紙に刻まれた文字の形や大きさも違う、中には隣の文字とは似ても似つかない文字でかかれたものもある。金属細工のように、なめらかな曲線で描かれたもの。判で押されたように、真四角で力強いもの。
 目にすれば、触れてみたい。棚から抜き、表紙に触れ、指を滑らせページを手繰る。純粋な好奇心、あるいは探究心。そういったものを刺激するには十分な揃えがなされている。

 その本棚の横には、古い時計が置かれている。人の背丈ほどある大きな時計。骨董品といわれても頷ける、存在感の強い時計。黄金色が鈍く光る大きな振り子が揺れる。深い木の色と振り子の黄金色、文字盤の白と黒。時を刻むだけの機械というにはあまりに特徴的なそれは、その場所でもっとも目立っている。
古時計のずっと上に、小さな神棚もある。

 男はカウンターに手の中の缶詰をおき、振り返る。廊下においてあった缶詰を拾う。

 (これでサンドイッチでも作るか、差し入れ差し入れって言われてたしなー)

 残りのカンをカウンターへ。最後の一個を置いて、軽くため息。辺りを眺めながら、

 「よし、そろそろ準備するか」






 清掃が済んだのは、それから二時間もたっていない。清掃といっても、床掃除とテーブル拭きぐらいで大した作業量ではない。日頃から掃除がされているのか、殆ど汚れはない。
 男も仕事着に着替えている。
 快晴の空を思わせる蒼と深山に降り積もる雪の白。色落ちもせず、皺ひとつないエプロンドレス。深い土色のブーツ。こびりついた泥など微塵も無い。左右の靴紐は、結び目の位置までピタリと同じ。
 不思議なほどに、似合っている。これが美形の本領発揮というところか。

 エプロンドレスの麗人(男)が立つカウンターには、二種類のサンドイッチが乗った皿と湯気のたつコーヒー。横には「ハムサンド 1、サラダサンド 1、コーヒー 1」と書かれた伝票。

 「さて、いただきます。」

 そう言って手を合わせた後、食べはじめた。


 皿とコーヒーの片付けが済み、濡れた手をタオルで拭く。裏の洗面所で再び歯を磨き、カウンターに戻ってくる。古時計を見ると、7時半。
 カウンターを出て、玄関の方へ。ドアノブを回し、近くにおいてあった看板を手に外に出た。


 日はすっかり昇っている。確かに外の空気は冷たいが、降り注ぐ陽光は温かい。空を見上げれば日は眩しく、手でひさしを作る。
 空は快晴、雲も少ない。透けるような青は、清々しさを感じる。風も弱く、今日は一日晴れるだろう。
 看板を舗装された道の上に置き、向き直る。ドアにかけられた木札をひっくり返す。CLOSEからOPENへ。

 気持ち良さそうに大きな伸びをした後、男はドアノブをひねり室内へ。残されたのは、看板だけ。


 喫茶がらん堂。
 それが、この店の名前。
 店主の名は、清水魁斗。
 趣味で始めたこの店が、今回の始まりの場所。

 これは、詩歌藩国の幸せを探す、幸せな人のお話である。






「さてと・・・・」

 店内にもどり、清水の足はカウンターではなく本棚へ。
 棚に並ぶ色とりどりの背表紙を眺めながら、右から左へゆっくり歩く。中ほど辺りで歩みを止め、お目当ての背表紙に手を伸ばす。
 抜き取られた本は、夏の新緑を思わせる碧の装丁。掌より一回り大きいハードカバー。何度も何度も読まれているのか、本の題名は擦り切れて読めない。
 ページを開き、読みながらカウンターへ戻る。丸椅子に腰を下ろし、視線は本へと完全に移った。



 静まり返る店内。古時計の振り子が揺れる。コッチコッチという間延びした音。
 窓の外から、市場の喧騒が遠く聞こえる。漁から戻った船は荷下ろしが済み、店頭に新鮮な魚介が並ぶ。
 シャッターが上げられ、店頭には赤、黄、緑など色も形も様々な野菜が並んでいるだろう。
 挨拶と共に売り買いの威勢の良い声が飛び交い、笑顔で商品と代金が手渡される。両手一杯に食材を持って、幸せそうにそれぞれ家や店に戻っていく。
 朝の市場独特の耳障りにはならない、聞く者の心を躍らせる騒がしさ。その空気がこの店にも伝わってきた。

 清水はそんな事をこれっぽっちも気に留めず、ページを手繰る。 紙の擦れる音が一際店内に響いているように思える。じっくり丹念に字を追いかけ、ページをめくる速さ自体はのんびりとしたものだ。
 ありていにいえば、喫茶がらん堂は暇だった。
 遠くから聞こえる喧騒は、店の方へはやってこない。店の前を通る買い物客の姿もない。


 しばらくして。
 清水(店主)は、カウンターに突っ伏して眠っていた。規則正しい寝息。本のページは手で開いたまま。
 置いてある古時計の針は8時を指している。開店してから早三十分で居眠りを始めているあたり、店が暇なのはいつものことらしい。
 案の定、清水が目を覚ますまで誰一人店にはやってこなかった。
 むくりと起き上がり、本に栞を挟みカウンターに置く。伸びをひとつして、時計に目をやる。9時半。

 (店の周り、掃除でもするか)

 椅子から立ち上がり、カウンターの下から箒収納型のチリトリを取り出す。チリトリ片手に玄関のドアへ。空いてる手でドアノブをひねり外へ。

 (大きなゴミは結構片付いてるから、あとは細かい塵とか砂だな。今日で店周りの掃除もひと段落か。)

 チリトリから箒を外し、道を掃き始める。一掃きで小さな砂煙が生まれた。


 「こんちわ〜、相変わらず暇みたいですなー。」

 清水が掃除を始めてしばらく経った頃。額にうっすら汗をかき始めた清水に、そう声をかける人間の姿。
 年はまだ若い、20を少し超えた位だろう。清水の白い肌とは違う、褐色の肌。赤みがかった髪を真ん中だけ残し、他は全て剃るという奇抜な髪型。美形というよりは三枚目。派手な髪型とは対照的な、落ち着いた服装。肉体労働の似合いそうな、がっしりとした体躯の男だった。

 「なんだ、もう来たのか。ちょうどいい。掃除、手伝え。」

 清水は男の方を一瞥し、愛想もなく言う。

 「えー。じゃ、代わりに中で練習していい?」
 「・・・・昼からは駄目だ。3時過ぎから出かける。6時ごろまでは帰らないだろうから、その間ならよし。」
 「やった、んじゃあいつらにも知らせなきゃな。」

 手早く掃除を済ませ、モヒカン男はチリトリを清水に手渡す。それを受け取り、清水は、

 「そういうわけだから、一旦出直せ。あ、キッチン、使うなよ、絶対。」
 「・・・・はーい。」

 残念そうにため息をつくモヒカン男。見た目に似合わず、料理が趣味らしい。

 「んじゃ、マスター。またくるわ。」
 「ん。またあとで。」

 そういって、男は店を後にした。箒とチリトリをもって、清水は店の中に入った。店の前には、空に舞う砂など少しもなかった。

 (もう昼か。そろそろ飯の支度だな。)

 ちらりと時計の方をみた。長針と短針が縦に一直線。短針は11を指している。カウンターの中に入り、冷蔵庫を開けた。中を見回し、

 「・・・・焼き魚かな。あとは・・・」

 冷蔵庫から、清水は大きく柔らかそうな鮭のアラを取り出した。それと、卵をひとつ。人参ときゅうり、トマトも手に取った。どちらも大きさや形は良くなかったが、色は大変濃かった。旨みが凝縮されているのが見ただけで分かる。次に、片手では掴めない程大きなレタス、それとじゃがいもを2個。

 「・・・サラダ、だな。」

 そういって、清水は腕まくりをした。




 カウンターに皿が並ぶ。
白焼きにしても、なお脂が皿に落ちる鮭のアラ。胡瓜と茹でた人参を薄切りにし、レタスと一緒混ぜ合わせ、オリーブオイル、塩、胡椒、酢で味付けしたサラダ。上にはトマト、茹でた卵にじゃがいもが薄切りにされて乗っている。それに、パリッと焼けた柔らかな白パン。真っ白なコーヒーカップに、湯気立つ真っ黒なコーヒー。

 (うん、まぁ、上出来だな)

 手を合わせ、いただきますと言い、食べ始めた。


 食事の間、やはり客は来なかった。昼飯時になっても、店の前を通る人の姿はない。
 フォークを胡瓜やレタスに突き刺す音、コーヒーカップをソーサーに置く音がひどく大きく聞こえる。

 「ごちそうさまでした。」

 空になった皿を前にして、きちんと手を合わせ、清水は言った。
 皿を重ねて片手で持ち、席を立つ。カウンターの中に入り、洗い場に皿とティーカップを置く。蛇口をひねり、カチャカチャと音を立てながら洗い物を始めた。

 (さーて、これ終わって、少し休憩してから差し入れでも作るか。えーっと、まずハムサンド。それからフルーツサンドだな。あとは・・・焼き菓子?かな)

 洗い物を終え、濡れた手を拭く。カウンターから出て、備え付けの椅子に座った。置きっぱなしにしていた読みかけの本を手に取り、再び読み始めた。


 それから、1時間後。


 (・・・ぬぁ?)

 気がつくと、清水はカウンターに身を投げ出していた。本のページは読み始めた時から1ページしか違わない。口には涎も少し垂れていた。

 (・・・え、寝てた?嘘、全然気づかなかった。)

 身を起こし、首を左右に振る。コキッコキッと音が鳴る。小さくため息。

 (あ、結構時間経ってる。差し入れ作んなきゃ。)

 首をひねって、古時計に目をやる。13時40分。
 清水は、カウンターの端に置かれた果物の缶を一瞥する。よし、いっちょやるか。





 「我ながら、なかなかの出来栄え。」

 そう言って、カウンターの上に置かれたバスケットを眺める。
 中には、白パンのサンドイッチ。スタンダードなハムを挟んだ物以外にも、果物を挟んだ物もある。それと、クッキーのような色形様々の焼き菓子。
 カウンターの向かい、備え付けの丸椅子には厚手のコートが置かれている。外見よりも機能を重視しているらしく、雪山登山にでも使えそうだった。

 手を洗って、清水がカウンターから出てきた時、

 「こんちわー、約束どおり来ましたよー。」

 店の玄関ドアが開いた。さっきのモヒカン男。違うのは肩から黒い楽器ケースを提げているところだけ。

 「こんにちはー、マスター。相変わらず暇だねー。」
 「・・・・こんにちは。」

 男の後ろから二人の女性。どちらも整った顔立ちだが、それぞれ違う美しさがある。
 親しげに声をかけた方の女性は、東国人の血が流れているらしく瞳と髪は黒い。背は低く、年もまだ15、6位だろう。顔にはまだ幼さが残り、耳が隠れる程度に伸びた髪はしなやかなカーブを描いている。楽器ケースは持っていない。
 挨拶だけの女性は、生粋の北国人らしい。背の低い子とは正反対の印象。年はまだ20を超えていないだろうが、落ち着いた雰囲気。高い背と、白というより銀色の髪を腰の辺りまで伸ばしているのが特徴的。背には三角形の楽器ケースを背負っている。

 「だが、いつ来ても清潔なのは見事だ。賞賛に値するね。」
 「うん、たしかに。なんでこんなに暇なのか、不思議だなぁ。」

 次に姿を現したのは、二人組みの男。年が離れているのか、一人は少年、もう一人は青年という印象を受ける。
 不遜な物言いをするのは、少年。肩の辺りまで伸ばした金髪の下には整った顔。だが、目付きは非常に悪い。左手には弦楽器の入っているケース。
 物腰の柔らかい青年は、ひどくやせている。尖がった耳と長い髪が他の誰とも違う。だが、彼が浮かべる自然な笑顔のせいか、あまり気にならない。金髪の少年と同じように、手には弦楽器の入ったケースを持っていたが、形状は少々違った。

 「あー、もうそんな時間か。あれ、メガネの彼は?」
 「あ、プーサン?今日はこねぇよ、何か閃いたらしくて部屋に篭ってる。」
 「あっそ。んじゃ、言ったとおり6時までは使っていいから。くれぐれも、厨房使うなよ。」

 モヒカン男と話しながら、清水はカウンターを出る。丸椅子の上に置いてあったコートを着始める。
 清水の言葉を聞いて、

 「えーー!厨房使っちゃ駄目なのー?ディーノの手料理期待してたのにー!」
 「アーネ、我侭言っちゃ駄目だ。」

 あからさまに不満そうな声を出すアーネと呼ばれた小柄の女。それを長身の女がたしなめるように言う。三角形の楽器ケースを丸テーブルの上に置き、アーネの頭を優しく撫でながらそう言う姿はさながら姉のようだった。

 「はーい、ロレーラ。・・・・ちぇー。久々においしいもの食べられると思ってたのになー。」
 「確かに、残念には違いない。ディーノは見た目から想像できないような料理つくるからな。」
 「おい、びっくりするぐらい失礼な物言いだな、トマスくーん。」
 「だから、くん をつけるなっていつも言ってるだろ!」
 「でも仕方ないよ。僕ら今までまともにお客さんやったこともないんだから。」
 「いつもコーヒーすら頼まないマシューが言うと、説得力があるね。」
 しぶしぶ納得するアネッテ。トマスと呼ばれた金髪の少年とディーノと呼ばれたモヒカン男との掛け合いに、まぁまぁと言わんばかりに仲裁するマシューと呼ばれた耳の長い笑顔の男。

 「それじゃ、練習がんばれなー。」

 コートを着終えた清水はそう言って、店から出た。手にはバスケットがひとつ。ドアにかけてあるOPENの木札をひっくり返してCLOSEへ。
 店の玄関の横に、小さなガレージがある。そこに置かれているのは、ピケと呼ばれるエアバイク。流線型のボディは純白。泥ひとつ飛んでいない。
 清水は、ピケにバスケットを積み、乗り込む。フットペダルに足を置き、腿でタンクを挟む。スカートのポケットからキーを取り出す。
 キーを挿し込み、回す。機動音は全くしないが、ピケは浮かび上がった。

 「まずは燃料施設の視察と神殿。次は病院で、あとはサファイヤラグーンをぐるっと回るか。」

 そして、ペダルを踏み込んだ。





 詩歌藩国の南に位置する燃料生成施設。エタノール生成の一部始終を制御・監視する管理棟や倉庫のほかに、醗酵・蒸留・脱水のための装置が埋立地にポツンと置かれている。管理棟の前には、一台トレーラーとエアバイクが停まっていた。
最近稼動し始めた期待のエネルギー産業を担うこの施設の視察は、あっという間に終わった。施設を一通り見学したあと、研究者と世間話をしただけである。明らかに形だけの視察だった。

 「さーて、次は神殿っと。」

 笑顔で研究者と別れ、エアバイクに乗り込む。

 「ガキども、元気にしてっかなー。」

 そう呟いて、清水はキーを回した。先ほどまでの品の良さそうな笑顔は無い。清水の顔に浮かぶのは、弟を思う兄のような顔だった。




 走り始めて半時ほど過ぎた頃、遠くの方に神殿が見えた。太い石柱、亀の甲羅のような丸い天井。周りは石壁で囲まれて、進む道の先に石造りの門がある。
 石壁が大きく見える頃に、雪に埋もれていた地面が白い石のタイルに変わった。タイルの上には雪がなかった。
 石門をくぐり、エンジンを止める。キーを抜き、ピケから降りる。
 神殿は大きい。遠くから見えた甲羅状の屋根は、下からはまったく形状がわからない。石の支柱は太く、一人では腕が回らない。敷き詰めらた石のタイルの上には、亀の石像が幾つか置かれている。

 「これは清水さん、こんにちは。今日はどうされましたか?」

 清水に気づき、神官見習いの若者が声をかけた。白を基調とし、金刺繍が施された服装。ひどく古そうな書物を何冊も抱えている。

 「あー、ガキどもへの差し入れ。あとでそっちにも差し入れするよ。作業おつかれさま。」

 「もう慣れましたよ。差し入れ、期待してます。子供たちも喜ぶでしょう、清水さん人気ありますから。」

 清水の言葉に、若者は柔らかい微笑みを返した。幾多の騒乱の中で、血と汗にまみれ、それでも諦めなかった人間にしかできないような、顔だった。


[No.6780] 2009/05/12(Tue) 22:14:35
発表時間に関して (No.6749への返信 / 1階層) - 清水魁斗

まだ細かい準備ができていないのでズレる可能性が高いですが
本日21時あたりを予定しています。

17時過ぎには帰宅できるので間に合うはず……はず。


*清水の残り作業
夕飯部分の文章作成
細かい見出しの作成及びページ分け
プレゼン用文章作成


[No.6784] 2009/05/15(Fri) 08:16:08
飛び込みで絵を描いてみた (No.6749への返信 / 1階層) - 星月典子

約束通り2点ほど見繕って
http://waltz-system.hp.infoseek.co.jp/top3.html
に置いてみたわよ。

あまりにも粗いので無い方がマシ、とかだったら遠慮なくボツってください。
夜中にこっそり泣きます!


[No.6785] 2009/05/15(Fri) 09:03:38
発表ログ (No.6749への返信 / 1階層) - 星月典子

皆様お疲れさまでした!
発表が素晴らしかったのでログ残させてくださいー。
//
+ 芝村 > 清水魁斗さん (5/15-22:05:35)
+ 清水魁斗 > はーい (5/15-22:05:55)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > では詩歌藩国発表の前に、僭越ながら詩歌藩国の応援者として、いやSOS団として応援させていただきます! (5/15-22:06:01)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > フレー! フレー! し・み・ず! (5/15-22:06:09)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > がんばれ!がんばれ!し・み・ず! (5/15-22:06:20)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > わー! (5/15-22:06:28)
+ 花陵 > 清水さん、ふぁいとー! (5/15-22:06:36)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > ・・・以上! 清水さんがんばってー! (5/15-22:06:36)
+ 清水魁斗 > ありがとうございます!では詩歌藩国の平凡な国民清水魁斗の幸せを発表させていただきます (5/15-22:07:25)
+ 清水魁斗 > 自己紹介から、詩歌藩国出戻り国民の清水魁斗と申します。大族でかつほとんどの藩国作業(文・絵・編成等)を手伝っていません。 (5/15-22:07:57)
+ 清水魁斗 > そんな暇人が過ごしている幸せな日々のある一日を、協力を得て描かせていただきました (5/15-22:08:17)
+ 清水魁斗 > (まとめページです。全部は長いのでお暇な時にゆっくりどうぞ http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/191.html (5/15-22:08:36)
+ 清水魁斗 > 私は(設定上だけですが)喫茶がらん堂という名の喫茶店を営業しています。 (5/15-22:08:54)
+ 清水魁斗 > 客としてくる人がほとんどいないため貧乏ではありますが、やりたかった喫茶店の経営をやれていること、藩国の方々に時々ネタにされる程度に愛されていることを幸せに感じています (5/15-22:09:17)
+ 清水魁斗 > http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/188.html (5/15-22:09:25)
+ 清水魁斗 > 朝、まず倉庫にある食材の在庫をチェックして店内の掃除をし、開店します (5/15-22:09:40)
+ 清水魁斗 > 店の入り口の横は喫茶がらん堂ニュースという店内のどうでもいいようなできごとから詩歌藩国内の事件まで書かれる黒板があり、一度だけそれが特番としてテレビ番組になったことが自慢です (5/15-22:09:57)
+ 清水魁斗 > さて、午前は客がいないので読書をしたり、また寝たりして過ごしますが、最近は店の周辺の掃除もしています (5/15-22:10:26)
+ 清水魁斗 > 詩歌の冬は戦闘や反乱で荒れに荒れましたが、復興しました。ですのでその名残のゴミを除去する目的でも、復興した綺麗な町を維持する目的でも個人的にやっています (5/15-22:10:50)
+ 清水魁斗 > 春になって地上を歩く人が増えました(詩歌藩国ではほとんどの建物が地下で繋がっている設定です)。厳しい冬を乗り越えて春を楽しむ人々から、笑顔を見たり挨拶をしたりして元気を貰うことが最近増えた幸せです (5/15-22:11:17)
+ 清水魁斗 > http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/189.html (5/15-22:11:36)
+ 清水魁斗 > 昼、焼き魚とサラダで簡単に昼食を済ませたら詩歌藩王が来店しました (5/15-22:11:50)
+ 清水魁斗 > 国民のことをいつも気にかけてくれている優しい王様です (5/15-22:12:05)
+ 清水魁斗 > そしてそんな藩王をほったらかして、心地好い労働の疲れを癒すために昼寝をしました。藩王がいるので安心感も高いですし、ぽかぽかと自分以外の熱源で温められながら眠るのは気持ちいいです (5/15-22:12:29)
+ 清水魁斗 > 昼寝から目覚めたらお菓子やサンドイッチを作って出かけました (5/15-22:12:46)
+ 清水魁斗 > 最近各所からメニューに無い焼き菓子を差し入れとして要求されるので、練習と腕の上達をかねて作ったものを神殿で勉強を教わっている子ども達や市民病院で働く戦友(犬士)に配っています (5/15-22:13:01)
+ 清水魁斗 > 料理に携わる者として、自分の作ったものが食べたいと言われることも幸せですね。また、子どもが好きなので触れ合えるこの時間も気にいっています (5/15-22:13:16)
+ 清水魁斗 > http://www23.atwiki.jp/soirei/pages/190.html (5/15-22:13:38)
+ 清水魁斗 > 夕方、店にもどると楽器の音が聞こえました (5/15-22:13:47)
+ 清水魁斗 > 詩歌では音楽産業の発展をすすめていて音楽院の建立(取得)を予定しており、そこへの入学を希望しているアイリッシュバンドのメンバーに練習場所として店内を提供しています (5/15-22:13:59)
+ 清水魁斗 > 詩歌藩国民はそのほとんどが音楽が好きで、私もその例にもれず音楽が好きです。つたないけれど一生懸命な演奏は、練習といえど聴いていて楽しい気分になります (5/15-22:14:20)
+ 清水魁斗 > 夕食はバンドの人たちと一緒に食べます。人数の多い食事、これもまた私の幸せです (5/15-22:14:31)
+ 清水魁斗 > 食事が終わったら店を閉めて政庁へ向かいます。詩歌藩国では酒場が賑わう時間ですが、主要人物が集まって藩国の運営をするその場にいるためです (5/15-22:15:02)
+ 清水魁斗 > 自己紹介の時にもいいましたが、私はほとんど藩国作業を手伝っていません。それでも意見を求められ反映されることに、後ろめたいところもありますがとても感謝しています (5/15-22:15:30)
+ 清水魁斗 > この日は詩歌藩国摂政の星月典子さんの相手をさせていただきました (5/15-22:15:55)
+ 清水魁斗 > 後で雪が降って帰れなくなるのですが、……星月さんはすごい人です。退屈せずに過ごせました (5/15-22:16:16)
+ 清水魁斗 > 以上が私のある一日です。まとめると (5/15-22:16:32)
+ 清水魁斗 > やりたいことをやって、苦労していること。気持ちのよい人との触れ合い。愛されていること、愛することができること。三食昼寝つき。それが私の幸せです (5/15-22:16:48)
+ 清水魁斗 > いつかは店が繁盛して忙しい幸せも感じたいですね(笑 (5/15-22:17:05)
+ 清水魁斗 > 長かったですが、これで詩歌藩国の清水魁斗の発表を終わらせていただきます。 ありがとうございました! (5/15-22:17:25)
+ くま > ぱちぱちぱちぱち (5/15-22:17:38)
+ 築山 > ぱちぱちぱちぱち (5/15-22:17:47)
+ 時雨野椿@暁の円卓 > お疲れ様でしたー(拍手) (5/15-22:17:51)
+ 蘭堂 風光@ナニワ > ぱちぱちぱち。お疲れ様でしたー (5/15-22:18:00)
+ 島津 裕@リワマヒ国 > お疲れ様でしたー(ぱちぱちぱちぱち) (5/15-22:18:02)
+ 芝村 > がらん堂は人を助けたことがあったな (5/15-22:18:03)
+ 和志@akiharu国 > ぱちぱちぱちー! (5/15-22:18:03)
+ 彩貴@携帯 > ぱちぱちぱちぱちー! (5/15-22:18:06)
+ 森沢 > ぱちぱちぱちぱち (5/15-22:18:07)
+ くま > (*´∀`)典子さんが可愛いかったですね (5/15-22:18:13)
+ 日向美弥 > ぱちぱちぱち (5/15-22:18:15)
+ まさきち@暁の円卓 > お疲れさまでしたー(拍手) (5/15-22:18:22)
+ 花陵 > お疲れさまでしたー。 (5/15-22:18:28)
+ サカキ > ぱちぱちぱち (5/15-22:18:28)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > ぱちぱちぱち (5/15-22:18:29)
+ 鈴藤瑞樹(応援団) > (よし、無事終了。これも S清水魁斗を O大いに盛り上げる S鈴藤瑞樹の団 のおかげだな!) (5/15-22:18:33)
+ 御奉梗斗 > お疲れ様でしたー (5/15-22:18:44)
+ 不変空沙子 > こんばんは。失礼します。 ぱちぱちぱち (5/15-22:18:49)
+ 清水魁斗 > ありがとうございます (5/15-22:19:23)
+ 芝村 > ちなみにたすけたのは岩崎で (5/15-22:20:27)
+ くま > おお… (5/15-22:20:47)
+ 芝村 > リンチにあってるところを連絡して助けてる。で次にいこうか (5/15-22:20:56)
+ まさきち@暁の円卓 > おおー>岩崎くん (5/15-22:20:59)
+ 島津 裕@リワマヒ国 > おお〜。 (5/15-22:21:03)
+ 清水魁斗 > (文化あげの時ですね (5/15-22:21:37)


[No.6787] 2009/05/15(Fri) 23:41:41
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