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一応書きました。 変更した良いところあったら、レスくれれば、仕事の休み時間にでも対応しますー。 つか、勝手に書き換えちゃっても良いですよー /*/ たけきの藩国は季節の変化の豊かな国である。 春は暖かく、夏は暑く、秋は涼しく、冬は寒い。 当然、たけきの藩国のエリート部隊である鋼鉄の騎士はそれらの気候の変化にも対応できなければ話にならない。 そのため、機械化練武場にあるシミュレーターには、各季節に対応したデータも含まれている。 もちろん、実際の季節での訓練も行われている。 これは、その一幕である。 「熱いです、隊長」 「言うな、そんなことはわかっている!」 現在、騎士たちは行軍訓練中である。 それも、生半可な行軍訓練ではない。 真夏にフル装備で馬への騎乗はなしでの険しい山岳地帯の行軍である。 もちろん、それくらいは他の部隊でも行われるのであるが、騎士部隊の今いる場所は、活火山の火口付近である。 もはや、夏とか関係ない。 「あー、今年もよく実ってるなー」 隊員の一人は、遠くに見える田園地帯を見ながら呟く。 人、それを現実逃避という。 「ええい、いい加減現実に戻れ、貴様ら。 次は海での訓練だからそれまで我慢しろ」 /*/ 「と、言うわけで海だ!」 「……隊長、誰に話しているのですか?」 騎士たちは今、船の上にいる。 ちなみに、隊員たちは何処に向かっているか知らない。 「それで、今回はどんな訓練なのですか?」 「あぁ、今回は水中活動訓練だ」 「……まぁ、それは想像付きますが、具体的には?」 微妙に疲れた表情で聞き返す、隊員A。 「耐久力を鍛えるための深海への潜水訓練だ」 「……」 「……」 さらに疲れた表情で顔を見合わせる隊員AB。 そして、目配せをする隊員Aにうなづく隊員B。 「あ、隊長、空飛ぶ紫のジャイアントパンダが!」 「なに?何処だ!?」 隊員Aの指差すほうに見入る隊長。 その隙に船内に入る隊員B。 「あぁ、申し訳ありません、先ほどまで見てたアニメ『究極変形パープルパンダ』が視覚モニターに焼きついてただけでした」 しれっと、謝る隊員A。 何か言おうとする隊長。 が、その前に船内から通信機を持った、隊員Bが現れ、 「隊長、藩王様から連絡です」 「何?……はい、変わりました」 『今、潜水訓練をするって聞いたけど』 「はい、これから開始する予定でした!」 『それ、中止ね』 「え?」 『コストかかりすぎだから。 今度から、そういった大掛かりな訓練は許可を取ってね』 そして、切れる通信機。 小さくガッツポーズの隊員AB。 「…藩王様の命令とあらば仕方ない。 戻って戦闘訓練だ」 /*/ 「と、言うわけで地下施設入り口だ!」 「いや、だから隊長、誰に話しているのですか?」 船上かた地上に戻ってきた騎士たちは今、地下施設の入り口の一つの前にいる。 「これから、実戦訓練を開始する」 「実戦ですか?」 「あぁ、地下施設の管理責任者から、巨大な化け物がでたという話があってな」 「あ、その話、私も聞きました。 ただ、騎士の貴方達は手を出さないでくださいと言って……」 「馬鹿者!そう言われて化け物を放置するのか、貴様は!」 「!?」 「我々は何だ? 我々は騎士だ。 藩王様と藩国民のための剣にして盾。 その我々が危険があるからといって黙っていて良いのか!?」 「……申し訳ありませんでした、隊長」 「そうです、我々は皆を守るためにこの身を捧げたのでした!」 「よし、では行くぞ!」 「「はい!」」 /*/ 「と、言うわけでモンスターだ!」 「だから、誰に……いえ、良いです。 それは良いのですが……」 ダンジョンの奥をみる隊員A。 そこには、うごめく緑の何か。 「何ですか、あのでっかい緑のゲル状の物体は?」 「いわゆる、スライムと言ったモンスターだな」 「……」 「ちなみに、物理攻撃の効かない強敵だ!」 「「アホか、あんたはー!」」 同時に突っ込む隊員AB。 「貴様等、隊長に向かってアホとはなんだ!」 「物理攻撃が効果ない相手に我々がどうしろと言うのですか!?」 「お前等、物理攻撃が効かないからと言って、我々が背を向けて……」 「「もうそれは良いですからー!!」」 /*/ 「と、言うわけで朝日だ!」 騎士たちが地下から出てくるとちょうど朝日が昇ってきたところだった。 「……」 「どうだ、いくら物理攻撃が効かないとはいえ、己を信じれば勝てると言う事が分かったか?」 「……」 「ちなみに、あの技はたけきのナイトブラスターだ!」 「技?技ですかあれ? 単にオイルぶちまけて着火しただけじゃないですか!」 騎士たちが出てきた入り口からは、未だ黒煙が止まっていない。 「さて、次の訓練は……」 「「……」」 こうやって、鋼鉄の騎士達は常日頃から己を鍛えているのである。 ……やってる本人は真剣ですよ、多分。 /*/ ちなみに、その黒煙による異臭騒ぎが起こって、異臭=ソックスと言う事で調べられもせずソックスハンター狩が行われることになるのだが、それれはどうでも良い話である。 [No.1918] 2007/06/30(Sat) 00:13:54 |