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たけきの拳法の創始者となったひわみはその後も拳法家の道を究めるかと思われた が、一身上の都合によりその道を立たれることとなった。 ひわみの感覚の鋭さが拳法家であることを許さなかったのである。 ひわみはまず自分がドラマジを着る事になる前に、自らの技をコダマゆみと砂神時雨に全て伝えた。 歴史書によるとたけきの拳法はこの両者を中興の祖と伝えている。 コダマゆみと砂神時雨は、単独で戦うことより二人の連携技に重きを置くことにより、攻防一体の技をたけきの拳法の奥義として完成していった。 さてたけきの拳法の始祖であるひわみの口伝により、たけきの拳法はある火山にある場所で訓練することにより最終奥義を得るというのがある。 ということで、二人はそこへ向かった。 訓練場にはもうすぐというところで、突然地震が襲った。 「地震でござるね、ゆみ殿」 「こんなときに地震なんて縁起がいいのか悪いのか、どうなのかしらね?」 「あそこを見るでござるよ、ゆみ殿、建物の入り口が壊れかけているでござる、けが人がいるかもしれないでござるな」 「そうね、私たちが教わった技は活人技。人助けしてなんぼよね」 その建物は以前ソックスハンターのアジトになっていた場所だったが、ひわみによってソックスが追い払われたあとは、近隣の農民の休憩を兼ねた温泉施設が作られていた。 地震の振動により突然温泉のガスが爆発したのである。 そこには数人の民間人が入浴中だった。 拳法家の二人はひわみに教えを思い出していた。 「奇麗事でも、助けられるのなら助けろ、と」 救助の方法なんて教科書では教えてくれなかったけれども、ひわみがまとめたたけきの拳法を学ぶ派生で習得した整体術が伝えられていた。 拳法家としての体術を活用してすばやく救助を行い、怪我人の応急処置には整体術で応対した。 「ひわみ殿の教えてくれた人を生かすことこそが、たけきの拳法の奥義ということでござるな」 「だとおもうわ、私たちたけきの拳法家は活人術も奥義として伝えていくことが役目ということね」 たけきの拳法は技と共に活人術も磨いていくのであった。 [No.1925] 2007/06/30(Sat) 02:57:30 |