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PM06:40 たけきの民間放送【世界忍者へのインタビュー】 「さて、今夜はたけきの藩国の世界忍者のみなさんに来ていただいております!」 「今日は普段聞けないあんなことやこんなこと」 「すべて解き明かしてしまいたいと思います!!」 「お仕事はどのようなことをされていますか?」 「留守番」 「ちかきのこのマッピングでござる!」 「俺忍パンダのメンテ」 「え、あれお前が整備したのか! なんか異臭放ってたぞ?」 「マジ? あれかな、履かせた褌が臭った?」 「おいおい。藩王に言われたろ?褌の話したら施設ぶちこまれるぞ」 「あー、すみません。ここカットできます?」 「(生放送でござるよー)」 「Σ!?」「Σ!?」「Σ!?」 「・・・・・・ははは」 「いや、まあそうですね。普段は他国へもぐりこんで諜報活動とかしてます」 「拙者はちかきのこの見回りでござるな」 (画面上部にテロップが流れる) 【只今ちかきのこ入り口から黒煙が上がり、異臭が立ち込めています】 【近辺にいるかたは速やかに避難してください】 (唐突にインタビューが終了する) /*/ 世界忍者の華麗なる日々 /*/ AM10:00 自宅 おかしい。 時計の針が変なところを指している。 「・・・・・・夢だな」 仕事のしすぎで、朝の夢見るなんてだいぶ病んでるなぁ。と思いつつ布団をかぶりなおす。 /*/ PM00:30 自宅 おかしい。 時計の針が変なところを指している。 寝すぎて痛くなった頭を抱えつつ起き上がる。 さて、仕事の時間だ。 褌をしっかり締め、世界忍者の制服に袖を通す。 うむ。この制服はかっこいい。 こないだ子供に「おじちゃんへんなかっこー」と言って笑われたが気にしない。 というか俺はまだピチピチの二十代だ。おじちゃん言うな。「お兄様」と呼べ。 いや、まてよ? ここは「あにさま」とかでも・・・(もわもわ /*/ PM01:30〜4:30 政庁会議室 世界忍者の同僚と3時間ぶっ続けで会議する。 議題は【ツンとデレの黄金比】について。 最初から口角泡を飛ばしながら自論を展開し、意見をぶつけ合う。 結果、決着こそつかなかったがなかなか白熱した良い討論になったと思う。 藩王に提出するレポートには俺の意見【ツン・ツン・ツン・ツン・ツン・デレ・デレ・ツン・デレ・ツン】を勝手に乗せておく。 最後には必ず若干デレたツン。これだけは譲れねぇ。 この結果は変装する際の基礎マニュアルとなり、後年まで使用に耐えうるものとなるだろうと確信している。 /*/ PM06:00 テレビ局 インタビューがあるとかでテレビ局入り。 みんなして少々顔色が悪い。 「いつもはこの時間、飲みに行ってるのにな・・・」 頷く面々。アルコールを燃料として動く男たちの弱点である。 /*/ PM06:40 インタビュー開始 /*/ PM07:00 テレビ局 「すみません。途中で切ってしまって・・・」 「いえいえ、とんでもございません。それより・・・」 「「「なかなかイイストッキング履いてますね!」」」 「藩王様に始末されるでござるよ・・・」 /*/ PM08:00 某店 (某ネル●司令の真似をしながら)「さて、そろそろ仕事の時間だ・・・」 「各員周囲の噂話に耳を傾け、情報収集に努めるように・・・」 「おまえチケット並んで買った口だな?」 「・・・7月7日に賭けている」 「(買えなかったんだ・・・)」 /*/ PM09:00 「みなさん!すごい情報ですよ!!」 「んー?(真っ赤)」 「先日の事なんですが、藩王とヤガミが密会してたそうです!!」 「Σ!?(ざわざわ)」 「そろそろ計画を・・・」 「うん。でもさ、ふつーに返り討ちな気が・・・藩王に」 「・・・・・・」 /*/ PM11:30 「じゃ、おつかれー」 「おやすみでござるー」 解散し、家路へつく梅本。 「何か動いたか?」 ふと脇に現れた気配に向けて話しかける。 「・・・そうか、緑か」 「いや、ご苦労。続けて調査してくれ」 気配は梅本の後方へ向かって駆け出した。 わずかに月明かりのあたる場所を通過したソレは白と黒のぶち、そして赤い布切れの残像を残し闇へと溶け込んだ・・・・・・ [No.1942] 2007/06/30(Sat) 23:24:47 |