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遅れまくってます。ホント申し訳ありません。 明日中っていうか、20日の夜明けまでには完成させます。完成させる予定です。・・・のはずです。 ところで、ACEが藩国に来る理由って決めちゃっていいんでしょうか? (砂神さん、もしお時間あれば、砂神さんのセリフなど監修していただけると嬉しいです。) ============================ 「いっぽんだ〜って、ふんどし〜♪ にほんだけ〜ど、ふんどし〜♪」 すれ違う人が、聞き過ごして2、3歩行ってから、はたと振り返る鼻歌を歌いながら、砂神時雨は通りを歩いていた。 褌の歌が17本目にさしかかる頃、向こうを歩いている人物に目が止まった。 青い洋装の男性だ。 たけきの藩民の基本は和装であるが、他の藩国から来た人もいるし、洋装自体がそれほど珍しいというわけではない。 特に目立つ体格というわけでもなく、むしろ垢抜けない感じの中年である。 なにが目をひいたのか・・・。 「ん〜、あの服には見覚えある気がするでござるな・・・」 たしかに、服には見憶えがあった。そうだ、あれは太陽系総軍の軍服だ。 いや?ちょっと待て!あの顔は!あの、よく動きそうな眉は!! 「ひょ、ひょっとして、ノギさんでござるか!?」 ヘイハチロー・ノギ。 太陽系総軍の将軍として、または夜明けの船の乗員として音に聞こえた人物である。 軍略に長け公正無私、人望も厚い。 太陽系総軍時代には、部下の大部分に慕われ、上層部の大部分に煙たがられたという話である。 砂神はノギの事を敬愛していた。有り体に言えば、ファンである。 『ノギさんに会いたいでござるなぁ。もしノギさんに出会えたら、絶対、拙者の作った褌を渡すでござるよ。履くかどうかはノギさんにまかせるでござる。拙者、心が広いでござるなー。』 夢見がちにそう語る砂神の表情は、男ではなく恋する乙女のそれであった。 ・・・突っ込むとこ多すぎ。 閑話休題 砂神は尻尾をふる犬の勢いで、ノギに近づいていった。 (褌を差し上げねば!いや、是非自分が歓待せねば、そう、ここで会ったのは歓待せよというお告げ!いや、自分が歓待する運命なのだ!でござる!) 「ノギ少将でござるか?」 もはやノギの後ろに花でも見えていそうな、いや、間違いなく見えている表情である。 「ん、確かに私はノギだが?なに・・・」 か?と言いかけてノギは腕をひっぱられた。 「ようこそたけきの藩へでござる。ぜひこちらへいらしてくださいでござる。」 「ちょ、ちょっと君待ちたまえ、いったいどこへ・・・」 行くのかという、至極まっとうな質問は砂神には届かなかった。 「ゆみちゃんとりあらりんさんのおいしい料理に、拙者からは記念品をお渡しするでござるよ。もちろん褌もお渡しするでござる。楽しみにするでござる。」 結局ノギは、たけきの藩政庁の砂神の仕事部屋まで引っ張りこまれてしまった。 「まずは、たけきのに来た記念の品でござる。 これが褌煎餅、こっちが褌饅頭、それから褌茶、あとは、褌八橋、褌ふりかけ、褌餅、褌クッキー 褌カレー、褌ストラップ、褌人形、褌漬け・・・」 砂神が嬉しそうに記念品と称して渡した、「たけきの藩国名産!褌土産シリーズ」(たけきの藩褌組合(非合法)謹製)は、実に43品目に及んだ。そして、さらにこれ以上はないというくらい嬉しそうな顔で続ける。 「それからこれ、ノギさんのために拙者が心を込めて作ったでござる。是非履いてほしいでござるが、履くかどうかはノギさんにまかせるでござる。拙者、心が広いでござるなー。」 この男、思ったことがそのまま口や表情に出る。ポーカーには向かない。 差し出したのは、赤地に金の縁取り、真ん中には夜明けの船の刺繍が入った褌である。 ノギの眉毛が怪訝そう動く。この人物は、言葉が出るより前に眉毛が動く。この人物もまた、ポーカーには向かなかった。 「君。」 「えーと、渡し忘れはないでござるな。」 「ちょっと、君。いいかね?」 「次は食事でござる。準備してくるので、ちょっと待ってるでござる。」 そういうと、砂神は部屋を出て行った。たけきの藩の厨房を預かる二人、コダマゆみとりあらりんを探しに行ったのである。 ノギは一人部屋に取り残された。 なんとなく母を思いだして、ひとつ溜息をつく。ノギの母も、人の話を聞かない人だった。 ****** 【その後の展開(メモ)】 【たけきの藩国に来た理由の説明】 パターン1 母をさがしてたまたま パターン2 藩王さまから軍事顧問として呼ばれた。 パターン3 たまたま。 パターン4 その他 【その後】 たまたま通りかかったひわみさんに見つかり、藩王のもとへ。 藩王との会話の中に、目が笑ってる。を入れる予定 「褌土産は後で没収な。」 砂神さん更生施設行き? 褌土産を提出しようとしてまとめる時に夜明けの船褌が無いのに気づく。 「ノギさん・・・」 藩王とひわみさんの会話でノギさん逗留時には、砂神が面倒を見るように。 摂政が夜明けの船褌を履いているのを見てがっかり・・・。 砂神、部屋にこもる。 ノギさんから、 「君がいてくれないと困るのだが。」 の一声で復活。 [No.2281] 2007/07/19(Thu) 03:27:49 |