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世界貴族として初の戦場となる彼等はゆるりと戦場を見渡す。貴族たるもの優雅に、そして華麗に戦場に現れなければならないという謎のポリシーの元に彼等はそれぞれの貴族衣装を纏いそれぞれの武器を片手に戦いの時を待つ。 たけきの藩国の世界貴族は個性溢れるメンバーで構成されているが、連携は殆どが古参の忍者経由のメンバーの為に無駄に取れている。白兵特化の藩国では数少ない中距離ユニットとして他の部隊からは少し離れたい位置に陣取っている。無論白兵も出来ない事はないが、得意の分野は得意の連中にさせるという事で、彼等はあくまで援護ユニットとしての位置づけである。 「此処まで来るのに長かったなぁ」 戦場の様子を確認しながらリーダー格の摂政が褌を靡かせながら仲間に合図を送る。 「初陣だ。最後の戦場が初陣だというのもに皮肉だがな」 巨大手裏剣を構え、摂政の隣に佇む月光は珍しく酒をしっかり抜いて戦場へ赴いてきたのだ。それだけ意気込みが違うという事であろう。 「最後の花道、世界貴族の存在を存分にアピールしましょう」 髭にシルクハットという一番貴族らしいが、微妙に間違った方向性のダンディさにベクトル方向が行ってるモモは僅かに目を細めて愛用の武器を構える。 「まぁ、まともな戦いは清木氏やシオ見てに任せて拙者達は援護でござるな」 本人は世界忍者の格好のまま、オプション忍パンダが貴族パンダとなった砂神はこの中ではある意味浮いた格好であるが、口はしを上げて機嫌の良さそうな表情を見せる。飛び道具を片手にカウントダウンを始める。そろそろ攻撃の時なのだ。 「――――3、2、1!」 紅一点のツヅミがカウントダウンをおえた時、摂政は大げさに己のマントを翻すと、総員攻撃!!!と声を上げる。 「大いに暴れろ!たけきの藩国世界貴族の存在を知らしめろ!」 [No.2497] 2007/08/05(Sun) 17:20:49 |