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○汗血馬とは 前漢の武帝が欲したフェルガナ地方産(今のキルギス、タジキスタン付近の中央アジア)の名馬。「天馬の子孫に違いない」といわれるほどの名馬中の名馬。血の色の汗をかくことから、それを汗血馬と呼ぶ。 汗血馬は一日に千里(約500km)を走ると言われている。汗血馬という名前に関して言うと、実際に血を流していたのか、そういう風に見えるということだったのかは良く分からない。馬の毛色によっては汗を流した時に血のように見えることがあるようだ。 事実、寄生虫に寄生されている馬は実際に血の汗を流すことがある。これは血汗症とも言われる症状で、現代でも血の汗を流す馬は存在する。 つまり、血の汗を流す馬が全て名馬なのではなく、武帝が欲した馬は名馬で、たまたま血汗症だっただけなのではなかろうかと推測される。 だが、我らのたけきの藩に逗留されている汗血馬たちは紛う無き本物の名馬中の名馬である。その証拠が以下の解説だ。 ○たけきの藩と汗血馬の遭遇 たけきの藩南部の住民から政庁へ複数の訴えが送られてきた。概要はこうである。 「南の火の国から血を流した馬達がやってきました。とても素早く走り去る彼らはとても勇ましく見えましたが、同時に恐れも覚えました。だって血を流しながら走るんですよ!もしやヒノカグヅチの使いではないでしょうか。不安で堪りませんので何とかしてください」 民の不安を取り除くために調査隊が派遣され、目撃地点での調査を開始。現地で確かに「血の色の汗を流す馬の群れ」が存在することが確認された。だが直接目撃は出来ずに帰還。 その後、第二次調査隊が馬達の確保に派遣される。発見するも、その足の速さになんとも出来ずに帰還する。 第三次調査隊をどうするかの会議中、我らが王犬、たけわんこ様が一声あげられた。会議に出席する者みなが驚くが、藩王様はこれを押し、第三次調査隊はたけわんこ様が率いられることになる。 結果、うまく遭遇した後に、たけわんこ様の説得?により、馬たちはたけきの藩に仕えることを承諾し、たけきの藩の友として力を貸すこととなった・・・らしい。「らしい」と言うのは派遣員の一部が「たけわんこ様がそう言った」と証言したからだ。だが他のものは「たけわんこ様の言葉はちょっとわからん」などと話が一致しないからだ。 とにもかくにも、なんだかよく分からないけれども、この馬達がたけきの藩の戦に力を貸してくれることを承諾したのは事実のようで、たけきの藩民たちとの教練や戦闘訓練を素直に受けてくれている。 たけわんこ様は、もしかしなくてもすごい方(お犬様)なのだ・・・ろう。 ○第一世代汗血馬 たけきの民A「いやぁ、ほんとすっごいよ。俺が騎士アイドレス着ていたときの馬たちとは段違いの力強さだよ。この前、長距離訓練を行ったんだが、馬がばてる前に俺達が倒れたくらいさ」 その疾駆するスタミナは並ではなく、強靭な意思と体力を持つ馬達だと絶賛であった。 たけきの民B「瞬発力もすごい。移動速度も名馬と言うに相応しく、この馬に距離なんて関係ない。馬場で走ると、中距離も長距離もらくらくダッシュで移動できる。クラッシックレースに出れたら三冠間違いない」 アイドレス世界にクラッシックレースはないが、それほどの能力を秘めているだろうとのこと。 その力はまさに伝説の如く、一日に千里を駆けうる名馬中の名馬であった。 だが一点、困ったこともあった。 「なんかねー、たまに言うこと聞いてくれないんだよねー」 そう、野生が長かったせいか、プライドが高い馬が多く、なかなか騎手との兼ね合いができない場合があったのだ。 この点さえなんとかできれば、たけきの騎馬軍団が結成できるだろうに。 ○第二世代汗血馬 だがしかし、たけきの騎馬軍団結成は現実のものとなる。 それは第二世代汗血馬とも言える、たけきの藩で生まれた仔馬たちのおかげであった。 なるべく気性の荒くない馬(たけきの産馬)を汗血馬たちに薦めたり、生まれてからの仔馬が人間に慣れてくれるようにと、色々な活動を行った。 これらの成果で、第二世代が騎手と折り合いをうまくつけれる汗血馬が多くなったのだ。 とはいえ、気性の荒い馬の方が根性あるところを見せたりということもある。こういったお馬さんには報酬を用意するなどでなんとか頑張ってもらったりしている。 なにはともあれ、付き合いが長くなるほどに、互いの理解が深まるのだ。 ○戦闘訓練 「とつげきぃ〜」 藩王様号令のもと、騎馬軍団が一斉に突貫する。 その轟音と地鳴りは大地を揺らし、人馬一体の突撃はまるで地上の津波のようであった。 馬並の背丈以下の物はその蹄に打ち砕かれ、馬並の物でもはその500kg+100kgの突進により弾き飛ばされる。 その突進が停止しても馬たちの脅威は衰えない。 馬の背後に回った不運な物は馬の芸術的ともいえる発達した後ろ足の威力を身に染みて味わう。前方にいても、前足によるダブルスタンプで打ち砕かれる。 そこに馬上の戦士が攻撃を加える。 「馬を狙う敵を警戒して数騎での戦闘を心がけるようにしたほうが良いですね」 「速度を生かして敵をとっかえひっかえにするってのもいいかもな」 日夜、馬上戦闘技術と騎馬戦術が磨かれていくのであった。 ○たけきの藩での生活 たけきの藩で定住するようになってから暫くの時間が経ち、汗血馬たちもその数を増した。たけきの藩で生まれた多くの子供達も戦に出れるほどに成長しており、低領域での切り札となりうるほどの数が揃った。機械の動かない領域での移動手段として、多数を送れることはとても重要なのだ。 ちなみに主食は牧草。おやつに人参やりんごを食べることも多い。それから、犬と違ってチョコレートを食べても大丈夫。 /*/ 調べたところによると、「八尺以上の馬を竜と呼ぶ」らしい。古代中国では馬の大きさで呼び方、書き方が違うんだって。 というわけで、個人馬名を「赤竜」とか「緋竜」とか「竜」を入れるのもありかなーと思う。1尺30cmとして、8尺は2m40cm。藩王様が乗るのは大変な大きさだな。 種馬名は、武帝の「天馬」にちなんで「朱天馬」とか「緋天馬」とか。 [No.3383] 2008/07/21(Mon) 21:21:16 |