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出場者名:マレスケと砂神時雨(つーかマレスケメイン・笑) イラストURL:http://atpaint.jp/takekino/src/1216729060406.jpg 文章: 『たけきの性別転換コンテスト』 そんな張り紙を見た砂神はぽかーんと口を開けたまま動かなかった。しばらく暑さにうだって家でグダグダしてる間に愉快な祭りが開催されていたのだ。 しかしいつもならがーっとテンションが上がる所だが、砂神は思わずうなだれた。藩国で一番ピドに近いと言う称号を獲得してるのは周知の通りだが実は砂神背が高い。童顔だが年齢は三十路にリーチだ。出場はありえん。それが彼の出した結論であったりする。 祭り好きとしては寂しい限りだが、致し方ない。このクソ暑いのにムサく女装を披露したら石を投げられるかもしれないし、恐らく男装した麗人が並ぶであろうステージでフンチラとかなしだろう。いや、それはそれで愉快でありかと暑さのせいか思考は堂々巡りである。 ふと肩の猿・マレスケが興味ぶかそうにポスターを眺めているのに気がつき砂神は声を掛ける。 「マレスケでてみるでござるか?何か参加賞出るかもしれないでござるよ」 砂神の言葉を聞いたマレスケは器用に軽く飛び上がるとキキッと鳴く。尻尾を嬉しそうに揺らしている所を見ると肯定なのだろう。もしかしたら参加したくても参加をためらわれる主人を気遣ったのかもしれない。 早速参加エントリーしに砂神が出かけると受付には見苦しくないが参加してもインパクト不足で上位入賞は難しいだろう普段から女装の麗人として名高いTAKAが優雅に扇を仰ぎながら待ち構えていた。 「あら、砂神さんも参加ですの?」 「え?いや拙者は…マレスケを出そうと思って」 その言葉にTAKAはほんの少し微笑むとエントリー用紙を差し出す。 「いいですわね。むさ苦しい舞台に可愛い華がでるのも」 「…むさくるしい…でござるか?」 「ええ」 にっこり微笑んだTAKAの指差した先にあるエントリー者名を見ると砂神は大きく空を仰いだ。 ――――会場の温度5度は上がるでござるなー。 しかしそれでこそたけきの藩国と思いながら砂神はマレスケの衣装を選びにいそいそと出かけるのであった。 [No.3390] 2008/07/22(Tue) 21:18:58 |