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/※/ 「これでよしっと」 最後に愛用のメモ帳を鞄に入れ、きれいに片付いた自分の部屋を見回す。思っていたよりも私物が少なかった。 外ではこれまたきれいな向日葵がこれでもかと咲き誇っている。 一部謎生物が飛び交っているのは、まあ気にしないことにした。 「たけきの藩での最後の仕事だもんな。ちゃんと咲いて良かった」 これで大地は浄化され、他の作物も育つだろう。 これでこの藩にはなにも心配事はない…と思う。 来たばかりの頃はまあ大変だった。 藩王様は共和国へ和平交渉に向かい不在…てか捕まっていたし、和平の一行が帰ってこない間に他藩の救出作戦に残りほとんどの国民が出撃したりした。 「あのときは半ば自棄になっていたのかもしれないなぁ」 自然と笑みがこぼれた。まあ苦笑だが。 その後共和国の皆さんの誇り高き行動により和平団は無事帰国し、藩王様がACEへの道を上り始めたんだろうな。 あの頃から怒ってばかりだった藩王様が、最近ではよく笑うようになった。それも心の底から。 あのヤガミって人のおかげだろう。 個人的には苦手だけれども、感謝しておく。おかげでこの藩での最大の目標が果たせた。 “たけきのこ様の心からの笑顔、しかと心に焼き付けました” 「さてと、都築藩国へはちょっと長旅になるなあ」 その笑顔 心に刻み 巣穴去る 振り返らずに 未来を見据え /※/ はい、最後の日誌です。格好付けすぎなのは重々承知(笑) 次はぐれっちこと砂神時雨さんです〜 [No.223] 2007/05/29(Tue) 18:08:01 |