☆ガソリン高を受け、 今年から自転車に挑戦しようと思ってる。
慶ちゃんは昨年まで自転車に乗れなかったが、 練習の甲斐あって、なんとか乗れるようにはなった。
そこで、二人の自転車を買おうと思い、色々と調べ始めた。
すると、思わぬ自転車事情がわかってきた。
僕らがほしかった自転車は イタリアの“ビアンキBianchi”というメーカーの自転車だった。
ところが、このメーカーの自転車はもうすでに売り切れていて 手に入るのは一年後というのだから恐れ入った。
イタリアのビアンキBianchiでは ある決まった台数しか自転車を作らないという。
話しによると、ビアンキBianchiの職人は 一年に2ヶ月の休暇を2回とり、必要以上に働かないという。 これにはすっかり驚いた。
もっと働けばお金になるはず。 それなのに、もっともっとと、働かない。 日本人的感覚に慣らされている僕には 凄いとしか言えないし、そんな暮らし、生き方ができたとしたら どんなに素晴らしいだろうと思うことしきりである。
僕の神戸の女の友人がイタリアびいきで イタリアから、「山下さん、イタリアには人生がありますよ!」 とポストカードを送ってくれたことを思い出す。
イタリアの自転車か・・・・。
高級自転車!と思われるかも知れないけれど 意外にもこれが結構安い。日本製よりむしろ安い物さえある。 フレームの塗装、色づかいなどを考えれば 人気が出るのもうなづける。
でも一年待ち。
この一年簡易的な自転車で我慢して、 ビアンキBianchiは来年を待つことにしよう・・・と思う。 |
No.901 - 2012/04/17(Tue) 00:59:25
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