☆以前から制作してきた 夜景ポストカードの印刷日程が土曜日(5/21)に決まった。
今週の最初の予定と聞いていたので、 今週末の印刷となったので少し時間ができた。
それで以前より考えていた4×5判による超広角撮影の計画を練った。
何をいまさら4×5判カメラ等を使うのか、とお思いになるでしょうが、
僕は以前より
対角線画角100度よりも広い超広角撮影において ライカのエルマリートR19mmやスーパーエルマーR15mmでは CMYKの4色印刷では画質不足となることを気に病んでいた。
これを克服するには 6×9判の超広角を使うしか手はないと考えていたが 予算の関係からなかなか着手できないでいた。
しかし、昨夜の熾烈な話し合いの末 4×5判-6×9判関係の超広角撮影では
その副産物として 円形写野カメラやハッセルレンズを6×9判で使うなどといった応用も 考慮すれば、その投資額に見合う成果を残せるだろうという 結論に達した。
ここ最近キャノンが8-15mmというフルサイズに用いれば 円形写野から対角魚眼として使えるレンズを新発売して 気になっていた。
つまりは、円形写野の応用によりいろいろな奇抜な作品の制作が 面白いと前から思っていた僕にとっては応報だったのだ。
しかし、焦点距離の短さによる解像力の低さなどが気に掛かり、 やはり遊びの域を出ない可能性があることも予想できた。
そこで、機動力はかなり落ちるにしろ 現在所有するフィッシュアイ・エルマリートR16mmとか フィッシュアイ・ディスタゴンC30mmf3.5とか マミヤの24mmフィッシュアイを生かして 円形写野に挑んだ方が高い解像力を得られるだろうと思った。
こうした円形写野カメラの応用で一番思いつくのは 天の川全景写真への応用だから、どうしても解像力は 重要な用件となる。
この他にもハッセルレンズの広いイメージサークルを 6×6判にとどめるのではなく6×7判あるいはそれ以上に拡大させることは 思いの外、面白い(大事なこと)と思っていた。 しかし、こうした冒険はとかく日常の業務に埋もれてしまうもので だいぶ長いこと保留になっていたから ようやく長い歳月を経て、実行に移すことになる。
大判超広角撮影の実行。それから導かれる副産物の数々。 実効性があって、面白い結論を導いてみたいと思うばかりです。 |
No.801 - 2011/05/18(Wed) 15:49:04
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