☆2月も終わろうかという2月27日のこと。 北海道函館近郊は春の陽気だった。 風もなく穏やかだった。
今日は第3代丘のうえの小さな写真館号デリカスターワゴンを 廃車する日だ。
第3代丘のうえの小さな写真館号は 12年間で約30万200kmを走破、 全国各地に僕らを運んでくれたり、一夜の住処になってくれた。
最近、全国的に“道の駅”が充実してきたので、 車内で泊まることは極めて快適になった。 車での旅ができるなら、とてもホテルや旅館に泊まる気にはなれない。
いったい12年間で何夜過ごしたのだろう。 20泊/年と考えても 約240泊。 一泊の宿代を二人で4000円と見積もるなら ざっと100万円相当の宿代を稼いでくれたことになる。
むろん、金銭的なこともあるが、 宿泊地を探す労力から開放されるというのも 実に有難い。
こうして苦労を共にしてきた 第3代丘のうえの小さな写真館号だったが、 忙しさゆえ、 塩化カリの影響による下回りのサビを放置してしまい、 骨格が腐食されるなどに及び 30万kmでもって使命を終えさせてしまった。
第2代はパジェロというジープタイプの車だったが これは23万kmで使命を終えた。 これはミッションの故障が廃車の大きな引き金になった。 それゆえ、目指せ30万km突破の目標はあったのだが、 それをかろうじてクリアするにとどまったことは やはり無念でならない。
もっと車を大事にして 40万、50万kmと乗りたいものだ。
ともかく、廃車の日・・・2月27日は春の陽気だった。 それがせめてもの救いだった。 なんだか、気が抜けたような気がするが、
明日からは 第4代丘のうえの小さな写真館号デリカスペースギアと共に 新しい道をたどっていきたいと思う。 |
No.1019 - 2013/02/27(Wed) 19:15:11
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