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ぽんちゃんとお茶を飲みながら

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星の撮影 / もみぽん
秋分の日9/22日の前、数日間晴れた。
きっと9月には晴れるだろうと思っていたけど
期待通りに晴れた。
僕らはその数日間、連日連夜、星の撮影に出かけた。
これだけ続くと、頬はこけ、よれよれの悲惨な姿だ。
上ばかり見上げているので首の後ろが痛い。

そのうちの2日間は函館から124kmも離れた蘭越町の手前にある上目名峠に出かけた。
この地は南空が開け、光害も少なく、
秋の南空低い星座、例えば「みなみのうお座」「やぎ座」などを撮るには最適な地だ。
だが、この地の夜露の多さには閉口する。
カイロを2個つけてもレンズが曇るし、周りの機材は夜露で全部びしょびしょだ。
だが、その苦労の甲斐はある。
空は非常に暗く、星空は極めて美しい。

それに対し、日暮山は丘のうえの小さな写真館からわずか14km。
この地は光害が少し多く、東西南北の低空が見えないという点では劣るものの
大沼小沼を見下ろす最良の地でもあり、また夜露が少なく大変やりやすい。

いずれもこの数日間はEOS5Dマーク2で撮影した。
デジタルで写すと、夜露でレンズが曇ったとか
極軸が狂って、ガイドが流れたとか、トラブルにすぐに対処できるところがすごい。
それと、何より露出時間が少なくて済む。

ただ、赤外カットフィルターを除去していないので
赤い星雲の色が写せないので、あれも写せないこれも写せないと、
おあずけになる撮影対象が多すぎて困ってしまった。

大急ぎで赤外カットフィルター除去改造に出して
赤い星雲が写るようにしたいものだ。

だが、10月はあまりにも忙しいだろうから
写しに行ける気がしない。
ただ、頑張るしかない!!
No.980 - 2012/09/23(Sun) 13:56:19
最前線 / もみぽん
北海道の風景のただ中にある風景写真館にいて、
日々撮影&仕事をしていると、いつも戦線の最前線で仕事をしている気持になる。
今日、日中よく晴れた。
しかし、なんとか曇ってくれた・・・。
今日は、2013年のポストカードとカレンダー制作のために
フィルムセレクトをしなければならないし、終えなければならない。
僕の目の前には今年撮ったフィルムから抜き出し、
マウント化したフィルム約2500枚がある。
ここから、各分野ごとに分類して
更に製版に回すフィルムをセレクトしていく。

こうした仕事をしていても
気にかかるのは天気のことだ。

夜これで晴れると、準備が整わないまま、また星の撮影に行かなくてはならない。
この心の切り替えは
いつになっても苦しいことだ。

待ち構えて訪れる晴れは有り難いが
突然の晴れは辛い。

昨夜は明け方には良く晴れて、
金星食の一月後を告げる細月と金星とが美しかった。

最近は、雷のときもそう思う。
長雨になると、少しは緊張の糸がほぐれるが
最近雨になると雷を警戒しなければならない。

雷の撮影に行かねばならないからだ。

雷の撮影にはデジタルカメラは有効だ。
デジタルカメラを考えた理由の一つに雷の撮影があった。

理論通りにFを開けて、露出を短くしたり長くしたりしながら
小さい雷もこぼさず撮影できることは有り難い。
しかも、色バランスに関しても
最近導入した5Dマーク2を正確に使えばほぼ問題ない。

風景の最前線にありながら
ピリピリ緊張しながら
自分の長年のやり方を少しずつ変えていくことも意外と難しい。
No.979 - 2012/09/13(Thu) 17:50:59
にほんかわうそ「絶滅」! / もみぽん
環境省は28日、
国内の野生生物を絶滅の危険度ごとに分類したレッドリストの改訂版で、
九州のツキノワグマとニホンカワウソを「絶滅」に指定したそうだ。
ついにニホンカワウソという種が永遠にこの世から消えたということだ。
高知県須崎市の新荘川で1979年に目撃されたのが最後のニホンカワウソだということだ。

話によれば、だいぶ密猟があったという。

四国のようなまあまあの自然環境が残るところで
単なる環境の破壊だけでカワウソが滅ぶとは思えない。

僕の田舎は四国なので、
四国の川は小さい頃からなじみ深い。

須崎市では喪失感、とあるが、
須崎だけではない。
こんな遠くにはなれたところにいる僕の心も喪失感が覆っている。

九州のツキノワグマやカワウソのことを思うとき
北海道のヒグマの身のことも案ずる。

最近北海道でも、再び春グマ駆除という名称で
ヒグマが虐殺されている。
いつ絶滅危惧種になるかわかったもんじゃない。
No.978 - 2012/09/11(Tue) 04:49:55
カメラマン / もみぽん
☆今朝も晴れるというので
函館山展望台で夜景の撮影をしていた。
金曜日の夜だが、寒かったのかほとんど人はいない。

そんな撮影途上、3人の地元女性が来て、
そして賑わいながら数分で展望台を後にした。

その途中、一人の女性がこう言っているのが聞こえた。
「昔クラスに、カメラマンになるのが夢と言っていた男の子がいた」と。

彼女は僕たちのことを見て、カメラマン志望の彼のことを思い出したのだろう。

僕はいつも写真を撮っているとき
多くの人からいるかいないかわからない者と思われていて、
「自分は空気のようなもの」的な思いを持っている。

ところが、こうして自分の存在に気づき
話題の一つになったことが光栄に思えた。

カメラマンになることが夢。

カメラマンは夢の存在なのだ。

だが、見方を変えれば、社会ではそうは思わない人も多いだろう。
価値観は多様だが、
誰とも知らぬその女性の一言で
僕はずいぶんと励まされた。
カメラマンを志望することは夢なのだ!
No.977 - 2012/09/08(Sat) 18:35:24
日の出・日の入の撮影 / もみぽん
☆僕は日の出・日の入の写真を撮るとき
いつもアンダー気味に撮ってしまう癖がある。

太陽をはずして、付近を部分測光して撮るという
定石通りの撮り方をしているつもりなのだが
なぜかアンダー気味に撮ってしまう。

太陽の赤味を少しでも損ないたくないという気持ち
そんなほんのわずかな気持ちの揺らぎが
撮影結果を左右してしまうのか。

不思議とそういうわずかな気持ちの揺れが
結果を大きく変えることがある。
No.976 - 2012/09/08(Sat) 07:32:30
函館夜景を撮影していて・・ / もみぽん
☆昨日、久しぶりに函館の夕夜景を函館山展望台へ撮影しに行ってきた。
最近の函館山展望台は本当に大盛況だ。
あの強固な展望台が人の動きによって地震のように揺れるほどだ。
写真を撮るために、数分間微動たりしないでいると、よくわかる。
あ、今揺れた。きっとこの写真はぼけてるんだろうなあ〜って。
でも仕方がない。夜景を撮るにはどんなにがんばっても1分はかかる。

そうした折、ようやく大混雑が解消されてくると
一人一人の声が響くようになる。

そんな声の中で、
こんな声があった。

「函館夜景のようにキラキラ輝いた彼を見つけた〜い・・・・!」と。

函館夜景は確かにキラキラ輝いている。
さて、そんなキラキラ輝いた彼はどこにいるのでしょう。

慶ちゃんに聞いてみたら、
「影で人知れず、わからないようにきっといるんだ」
と言ってました。

声の主にもそうしたキラキラ輝いた彼が一日も早く見つかるといいですね。
No.975 - 2012/09/04(Tue) 19:33:54
兵庫の港 / もみぽん
☆僕の出身地は兵庫県神戸市。
そこにある「兵庫の港」が生活の地だった。
そこは三菱や川崎など重工業、船舶工業が盛んであった。
僕はこうした渦中で生まれ育ち、重化学工業へは進まないことだけは
心に誓っていた。
そうした兵庫の港からもうすぐ三菱がなくなるそうだ。
聞くところによると、長崎に移転するとか。
そして、その跡地には潜水艦の基地ができるとか。
潜水艦の基地?!なんでそんなもんができるんだ。
戦争を意識した拠点の効率化が目的じゃないだろうな。
No.974 - 2012/09/04(Tue) 19:25:14
明石のプラネタリウム / もみぽん
☆2012年8月29日
明石のプラネタリウムが長寿日本一になったそうだ。
兵庫県明石は日本の標準時にしている東経135°の子午線が通る街。
そこには古くからプラネタリウムがあって、そこのツアイス製のプラネが
この夏に長寿日本一としてお祝いされたそうだ。

この情報を運んできてくださったのは。
明石の科学館の友の会で活躍される四元先生。
旭川で行われる学会のついでに
昨日、丘のうえの小さな写真館に立ち寄ってくれた。

実は兵庫県にある四元先生の東条天体観測所こそ
僕の星好きの基盤をつくっていただいたところで
ちょうど高校をやめたばかりの僕は
水曜日の夜に東条の観測所に徹夜でいりびたって
星の基礎を教わって、それが高じて今なお星好きで続いている。

四元先生に、今僕らは「八十八星座を全部撮ることを目標に
星座を撮り始めたんです」と言うと、
「マニアティックだね」と言われた。

ところが、なぜか僕にはこういう感覚がなく、ピンと来ない。
星座というと一般的なものと思ってしまうし、
キラキラしていてとても綺麗と思えるわけで、
八十八星座のポストカードを作って、人気が出ないはずがないと
思い込める性格をしている。

ただ、星座の撮影は難しい。
いったいいつになったらその夢とも目標とも言えることを
実現できるのだろうか。
なにせ、難題は北緯42°のこの地から撮れない星座がたくさんあるからだ。
ただ、最近はオーストラリアまでの飛行機は安いらしいということが救いだ。

いつかオーストラリアまで星座を撮りにいこうと思うのだが
そう何回もいけるわけではないのだから、悔いの無いように
腕を上げておかないと行けない。

そんなことを色々と話し、思いながら四元先生と久しぶりの会話を楽しんだ。
No.972 - 2012/08/31(Fri) 06:50:56
キャノン5Dマーク2 / もみぽん
☆今朝、5Dマーク2を函館夜景の撮影に使ってみた。
未だにライカLEICAレンズで使えるレンズは限られて
エルマリートR19mmの旧型とスーパーアンギュロンR21mmだけ。
この二つのレンズで、明けてくる夜景を撮ってみると
キッス3や5Dとは確かに違う写りをする。
まずもって、フルサイズの広々とした感じが良い。
今までキッス3の狭苦しさに耐えてきていたので、なおさらだ。

丘のうえの小さな写真館に帰って,
早速モニターに展開して見てみたが、
確かに、キッス3とは違う。
何が違うとは言えないけれど、なんとなく上品な感じがする。
No.970 - 2012/08/27(Mon) 06:43:38
キャノン5Dマーク2 / もみぽん
☆ついにキャノン5Dマーク2を手に入れた!
長いこと(2年も3年も)使うかどうかで迷いに迷ってきたキャノン5Dマーク2だったが
キャノンのキッス3というデジタルカメラの使用から
星座の撮影にはデジタルカメラがかなり役立つことを認め、
ついにキャノン5Dマーク2の導入に踏み切った。

迷っているうちに時代はキャノン5Dマーク2からマーク3になり、
近いうちにマーク3の廉価版まで出るというこのタイミングで
マーク2を買うのかとの、ためらいはかすかにあったが
どうしても、この9月の新月頃までには5Dマーク2が使えるようにしていたかった。

これからライカLEICAレンズを使うためにミラーの研削をし、
赤い星雲を写すために赤外カットフィルターの除去をする。
そして、光害カットフィルターも使ってみるつもりだ。

星座の撮影において、
ハッセルとコダックのE200というフィルムを組み合わせて写すと、
星の色までも綺麗に写るし、赤い星雲もごく自然に出る。
しかし、フィルムの感度の低下によって
F4のレンズに露出を30分も40分もかけないと写らないという現実はかなりきつい。
このままフィルムだけでやり続けたら、
僕の胸中にある、『The Milky Way』や
今だ題名はないが88星座を全部撮るという構想はとても完結しないことは確かだ。

想いの実現のために時代の恩恵を受け、
今後は星や月の撮影にはフィルムとデジタルを
平行して使っていけるように調整していこうと思う。

本当はデジタルカメラを使うなら、ペンタックス645Dを使いたかった。
しかし、現実的にそれには無理がある。

今までの認識では、5Dマーク2はおもちゃカメラだった。
しかし、実際に手に取り、持ってみると意外にもそんなことはないと思える。

さて、5Dマーク2の一般の風景の写りはどうだろう。
一代前の5Dでは、非常に不満だった。
星や月は5Dマーク2で撮れるとして、
一般の風景にも向けられるデジタルカメラなら言うことはないのだが。
No.969 - 2012/08/25(Sat) 18:30:00
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