>コアラさん
続きです。書いてると、コアラ元夫に腹が立ってくるわ。コアラさん、あなた信じられないくらいひどい目にあってるよ!
>でも私だってただ専業主婦になっていた訳ではありません。主婦は私にとって苦痛以外の何者でもありませんでした。だからまずは当時個人事業主だった旦那の経理を担当し、翻訳をしたり、子供の手が離れてきてからは英会話の講師などをしていました。
→経理担当をしてたのなら「専業主婦」じゃないですよ。立派な家族従業員です。コアラ元夫は、きっと経理上は、コアラさんに「給与」を払いながら、税金の節約をし、コアラさんにきちんと給与を払ってなかったんじゃないの? その「脱税給与分」請求出来ると思うよ。
翻訳や英会話の講師をされて家計も助けてらしたのに、そんな有能で勤勉なコアラさんを「怠け者」呼ばわりするなんて、本当にひどい男だね。コアラさんは、まだコアラ元夫のことを好きみたいなので、気を悪くされるかもしれませんが。
英語が得意なら、是非、アストン博士の本を読んでください。アスペなパートナーを持つと「カサンドラ症候群」というのに陥る危険があります。アスペなパートナーに翻弄され、心と身体の調子が狂っていくのです。
アストン博士のHPは;
http://www.maxineaston.co.uk/アストン博士の著書は;
http://www.maxineaston.co.uk/books/私はThe Other Half of Asperger Syndromeという本を読んで、本当に目ウロコでした。「あぁ、そういうことであったか!」と。
私は、元夫を拒絶する気持ちがすでに心の底にあったため;
Aspergers in Loveはタイトルだけで、読む気が起こらず、読みませんでしたが、カレンさんによると、両親の片方がアスペルガーであった場合の子どもさんへの影響などにも触れられているようです。
The Asperger Coulpe's Workbookは、離婚が成立してから、離婚の残務整理のために相手の特徴を知っておこうと思って(闘いのために敵を知るため)、読み始めたら、体調崩したので読みかけですが、実践的で良い本です。
>そのかわり、家事はおろそかになっていましたが、私はとにかく外にでたかったんです。料理は得意なのですが、片付けが苦手な私です。
→あ、おんなじ〜! 私はAC起源のADHDなところがあるので、お片付けが超苦手。
ちなみに、ADHD傾向は、私は「性格」と思ってましたが、実は、生育家庭にDVがあったために私は ACで、そのためにADHD傾向が出ていた部分があります。そのことは、ACを癒すための作業をする中で発見しました。いまだに、片付けは苦手だったり、先延ばし傾向があったり、色々ありますが、以前に比べて、人生、ずいぶんと軽やかに生きられるようになってきました。
この点については、後ほど詳述いたします。
>でもやればできます。ただあまりにも苦痛な為、続きません。それが、彼のいう「怠けてる」という部分につながるみたいです。
→だいたいね、仕事と家事と育児の全部をやるのが、どれだけ大変なことか、というのが理解出来てないんですよ、コアラ元夫は。アスペの人は頭の中で「コアラは有能な女性だから家事育児をこなし、その上で社会的にも活躍すべし!」という「定式」が出来ちゃうと、そのことを実現するための、日々の営み、日々の実践が、どれだけ血のにじむような努力が必要なのか、とかいうのが分からないのよ。「枠」は分かるけど、その「中身」のひとつひとつが理解出来ないの。で、「枠」にとらわれちゃってるからさ、その自分の「枠」に合わないことが起こると、それが受け入れられないのよ。コアラさんが、生身の血の通った人間で、1日は24時間しかないってこと、コアラさんの体力に限界があるってこと、そういうことがぜ〜んぜん理解出来てないのよ。
これ、アスペ本人のことについても言えると思う。自分が「これだけ出来るはず」自分は本来「ここまで成功して当然」みたいな「枠」が頭の中に出来ちゃってる。それを実現するために、具体的などんな作業が必要で、どんな風な交渉ごとが必要で、ってのが見えてない。で、その「成功像」に自分がなれない場合、他人を責める、責める。
ま、私の元夫はそうでした。自分がうまくいかないのは、ぜ〜んぶ他人のせい!
私はこれが、とても嫌でしたねぇ。
>ASの傾向がある彼はごちゃごちゃしているのがだめだったみたいですが、私は意外と大丈夫な性格。
→そんなら、自分で整理すりゃいいのよ。何もかもコアラさんにやらせることないのよ。
>かなりイライラしていたようですが、かなり二面性な為、最初は私には全くわかりませんでした。
→私のところもそうだったかもしれません。元夫は割合穏やかな性格でしたが、実は、それは気が小さいからだったのかもしれません。一見、自信たっぷりに見えましたが、実は、つねに怯えながら暮らしていたのかもしれません。
で、日々の「交渉ごと」が出来ないから、協力しながら、互いに心地よい妥協点を見つける作業とかが出来ないんですよね。で、勝手にストレスを自分の中にためていく。
で、いったん、これは「妻の落ち度だ」と思うと、もう、そこからのがれられない。自分の落ち度が100で、妻の落ち度(と自分が信じるもの)が1でも、もう、妻の落ち度1が頭の中を占めちゃって、そこからどうにも抜けられないようですね。
私なんか、カウンセラーさんからも、友だちからも、「はぁぁぁ? なんじゃそれ?」と言われた「ささいな」出来事で、元夫はいまだに私を心底恨んで憎んでいます。定型や世間一般には「ささいな」事ですし、そもそも「お前、そんなこと自分でやれよ! 奥さん、フルタイムで仕事して、おまけに平日子育て一人で引き受けてんだよ!」というようなことです。彼らに「バランスの取れた思考」というものは存在しないのです。「フェアネス」などを期待しても無理なのです。
>だんだんとそのイライラが態度に出始め、物を蹴ったり、ドアにあたったりという、DVのよううな兆候が結婚後5年ほどで現れ始め、常にイライラ、私を無視するなどと言った状況が2年ほど続きました。
→それは大変でしたね。私はDVのある家庭に育ったので、暴力的なことがある家庭というものが、いかに落ち着かない、嫌なものかよく分かります。コアラさんの気持ちも、とても傷ついたと思います。
私のところは物理的に暴力的なことはなかったですが、「完全無視」をされましたね。私のところは単身赴任だったのですが、たまに帰ってきても、私に背を向けて、常にTVを見てました。何度も「私のことがそんなに嫌いですか?」とその背中に叫びたくなりました。
が、私は、自分の生育家庭でのこともあり、子どもの前でケンカしたくなかったため、その言葉を飲み込み、心の中にストレスを溜めていきました。それは、本当は、「暴力」のひとつでした。が、当時はそれに気づかず(無意識で気づかないフリをし)、「結婚生活も長くなればそんなものかな」と思ってました。
が、後に叔母にこのことを話したら、「それはおかしい! ひどい!」って言ってました。私、「ひどい」ことされても、「ひどい!」と感じるセンサーが麻痺してたんです。
元夫の方は、元夫で、私が元夫のイメージどおりにふるまわないことのストレスを溜めていきました。アスペの人は「頭の中で思った」だけでそれが「実現する」と思ってしまうこともあるみたいです。「頭の中で思った」ことと、「自分が本当に言ったことややったこと」の区別、脳みその内と外の境界があいまいなことがあるみたいです。これは当事者の方から教えていただきました。
私が耐えられなかったのは、この元夫の脳内で私が「あやつり人形」にされてることでしたね。元夫の頭の中ではシナリオがあり、「こうあるべき」「こうなるはず」というのがあるのです。で、それは、自分が「KSはこうしていればいい」などの発言によって、それが、すべて実現すると思っていたのです。で、そのとおりにならないとパニックになるのです。
「自分がうまくいかないことはすべて他人のせい」「他人が自分の思うようにふるまわないのもすべて他人のせい」です。やってらんない!と思いましたね。元夫を尊敬出来なくなりました。尊敬出来ない人と夫婦やるのは嫌でした。
>その時期は仕事も大変な時期だったようで、そんな感じだったみたいですが、私の彼に対する印象は全く真逆の人だったのでかなり悩みましたし、私が精神的に病み、カウンセリングに1年ほど通いました。私と彼の関係は共依存だと思います。私の育った環境がかなり複雑なのですが、私はそれなりにやってきました。が、共依存。私もまだまだ抜けられていません。
→私も同じです。子どものために正気を失わないためにカウンセリングに通いました。本も沢山読みました。
私も自分の生育家庭にいろいろあったけど、仕事も普通にしているし、自分ではACは克服出来てると思ってたんです。でも、根深いところで、子どもの頃の傷が癒えてなかったんです。
西尾和美さんの『アダルトチルドレンと癒し』は読まれたことありますか? 私はふとした偶然でこの本を手にして、「え? 私ってACだったんだ!」と思いました。
http://www.amazon.co.jp/アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす-西尾-和美/dp/4313860037
今はまだ余裕がないかもしれませんが、いずれ、手に取ってみていただきたい本です。私は、自分がACだということ、自分では克服したと思っていたACが克服出来てなかったことを知ったこと、自分を癒す作業を始めたことで、初めて自分の人生を自分の手にしつつあります。
今は、同じ著者の『アダルトチルドレン癒しのワークブック』で自分癒しをしている途中です。癒しの作業は心への負担がとても重いので、自分の条件が整ってからでないと入れません。私も3章ぐらいでつっかかったままです。子どもの頃の家庭であったことを「思い出す」作業で、辛くなっちゃって、先に行けなくなってます。
精神科医のやんばる先生の「意味不明な人々」というブログがあります。発達障害や人格障害の患者さんたちと接して分かったことが書かれています。その中に、ASの男はADHDの女に惹かれやすく、とくにADHD女にACの「見捨てられ不安」があると、なおのこと、という記事があります。
http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/categories/15私は、まさにこれだったと思います。AS♂がADHD♀に惹かれやすいという点については、mahaさんも指摘なさってますね。
ASが庇護を求める、という傾向についてのやんばる先生のご指摘も、なるほど、と思いました。コアラ元夫や私の元夫の「自分が頭に描いた庇護像」「それが100%達成されて当たり前像」にとらわれ、無理な要求してくる彼らの脳内の仕組みというのが、あるようです。
http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/categories/188が、これじゃ、こちらはやってられません。無理です。壊れます。
> 彼がASだと知ったのは実は1年ちょっと前です。本を大量に読む彼は、自分ではいろいろ調べてはいたようですが、私にカミングアウトしてきたのはそれくらいの話。→元夫には自覚はありません。私は、元夫にもカウンセリングを勧めました。当初は「オレはおかしくなんかない」と言うのを、何度も何度も懇願して行ってもらいました。が、カウンセリングは自分に「困り感」があり、なんとか事態を改善したい、と思う気持ちがないと機能しないので、元夫にはダメでした。
まぁ、私自身の精神衛生上は良かったです。とりあえず元夫を「専門家の目」で見て欲しかったので。
コアラ元夫には「自覚」があるので、その点では、関係修復の希望もあると思います。この「自覚」がない場合は、定型の側が一方的にとんでもない負担を負って、「表面上はうまく行ってる」ように見せることは可能ですが、本当の意味で「うまくいく」ためには、双方が「自分達がうまくいかない背景には片方がアスペルガーだからということがあるかも」という自覚を共有しないとダメです。
コアラ元夫は、せっかくのこの「自覚」を建設的な方向に持っていけないんですね。コアラ元夫にも「関係修復」の意志があるようなら、アストン博士の『ワークブック』を一緒にやるのも手だと思います。本当は専門家の助言を得ながらがいいのですが、日本には、これが出来る専門家はほとんどいないんじゃないかしらね。
英語がお得意なら、いっそ、海外旅行も兼ねて、アストン博士のカウンセリングを受けたり、ワークショップに参加されるのも手です。
>それなのに、彼には記憶の障害があるというか、記憶力が著しく良くないのか、自分で思いこんでしまっているのか、ずいぶん前に私に話したと、彼の中では事実がすり替わっていることが多々あります。自分は首尾一貫していると信じているようですが、言う事は毎回違います。
→これ、定型側は混乱するし、気が狂いそうになりますよねぇ。
>でもよくよく聞いてみると自分独自の共通項のような物があるらしいのですが、定型の私には伝わりません。
→右に同じです。私はもう元夫との関係修復はみじんも願ってないので、彼のために時間とエネルギーを使う気持ちはないのですが、コアラさんの場合は、アストン博士にカウンセリングを受けて、このあたりのことを教えていただく、という手はあるかもしれません。カウンセリングって時間がかかるから1回や2回でどうにかなるものじゃないとは思いますけど、でも、日本でカサンドラ症候群の知識がない方のセッションを10回受けるより、効果あるかもしれません。
>私には離婚しても、まだうるさく干渉されるのがとても不愉快ですし、どうしていつも上から目線的にしか物事をみれないのか、そういう障害というか、ASだからそうなってしまうというのは頭では理解出来るのですが、気持ちの上ではとてもいい気分ではありません。
→ほんとにね〜。あの「上から目線」なんとかしてほいしですねぇ。本当にいやな気分ですねぇ。激しく同意!です。
>いつになったら、解放されるのでしょう。
→ほんとに。これ、私の一番の課題です。でも、彼らは、捨てる時は「アッサリ」です。元夫は、どれだけ、普通だったら大事にする人間関係をアッサリ切ってきたことか・・・。彼らは「妥協しながら」「折り合いながら」他人とつき合うことが出来ません。自分のイメージどおりのおつき合いが出来ない相手はバッサリ切ります。なので、「バッサリ切られる」を私は目指しています。
>「あんたの事を心配してるから、言うんだ」と言って、いつも私は一方的に怒られるような形になるのは正直もうしんどいです。
→同じすぎ! でも、彼らの頭の中では、これが「真実」なのです。定型同士でも、お互いの頭の中の「真実」はズレています。が、定型同士はズレていることがある、というのを折り込み済みで妥協点を探しながらやっていきます。
>しつこく言われるのでこちらが、かなりうんざりして「わかったよ!」と強く出ると、「もう心配してやらない、勝手にしろ!!」と言って一方的に電話を切られたり。
→辛いですね。でも、時々強く出るのは大事です。定型同士でするように、「流す」をやってると、彼らの頭の中の「妄想」はどんどん膨らんで行きます。
>こちらが助けてほしい時にはその助けは得られないのに、大きなお世話なときにだけ、口をすごい勢いではさんでくるんです。
→ほんとにね〜。でもさ、自分ではすっごく「助けてる」つもりでいるんだよね。アスペは自分がやったことは1でも100ぐらいに思うからね。で、こっちがやったことは、100でも1ぐらいにしか認識出来ない。
>そしていつも、「あなたの為に言ってるんだ。俺が言うって事はあとで必ず問題になる点だから言ってるんだ。素直に聞いておけばいいのに」と言われますが、じゃあ、口だけじゃなくて手も出してといいたくなります。
→あまりに元夫と似過ぎていて、びっくりします。私、時々、アスペの人って宇宙人で互いに交信してるのかぁ?と思っちゃいますよ。だって、あまりに言ってることや、言い方が同じなんだもん。
>必ず前置きに、「あんたの事だから、知らんけど、」と言う割には勝手に巻き込まれにやってきて、やんややんやと始める。だいたい自分に関わってくるような事については、必ず口出ししてきます。
→なんとかコアラ元夫と適正な「距離」を取るのが先決ですね。とりあえずはコアラさんの「心の中」で。私も、これがなかなか難しかったですし、いまだに難しいです。
なので、離婚した後も、「はぁぁぁ?」ということを元夫が言ったりやったりすると、吐いたり、寝込んだりするほどの身体症状が出ます。恐るべし、カサンドラ症候群!
>その言い方がおかしいから、きっと私がカチンとくるんでしょうが、なんなんでしょうか。
→その「カチン」の感覚、大事にしてください。その「カチン」がコアラさんの「バランス」を取り戻す大事なヒントになると思います。
何度も書いていることの繰り返しになりますが、アストン博士は、アスペとの結婚は、@アスペな彼との生活が好き! A嫌だけど事情があって別れられないから妥協、B別れる、の3つしかないとおっしゃいます。
コアラさんには、@の道もまだ可能だと思います。が、仮にA(法的離婚はしてるとしても)の道を選ばれる時も、「自覚的に」そうされるかどうかで、「巻き込まれ度」は違ってきます。この場合、精神を二重構造にして、徹頭徹尾、アスペル元夫とはアスペ仕様な対応をして、表面はうまく行かせ、「実」を取るのです。とても強い精神が必要になると思います。定型の側からは「芝居」をすることになります。が、アスペの側は「ご満悦」でしょう。
子どものために、一時的にアスペ仕様の対応で乗り切っておられる方々お沢山おられます。カウンセラーさんの中にもこれを勧める人もいるみたいですね。「ご主人のことはキャッシュディスペンサーと思いなさい」など。
精神構造が単純な私には難易度が高く、無理そうですが。
(またまた長くなってしまいました。切ります)