沖縄旅行の二日目です。 自然と首里城へ向かいました。ホテルのあるおもろ町は、首里駅に近いのです。 お昼ご飯を食べるために、前回の沖縄訪問で訪れた沖縄そば屋の「風音(かざね)」に電話をかけました。なにしろこのお店は、毎日やっているわけではないのです。 少なくとも、食堂としての稼ぎで、暮らしているとは思えないのです。電話の結果は、「今日はお休みです」でした。では明日は?と聞いたら「明日もお休みです」という答えでした。 最近このお店のFacebookを見たら、お店の引越しを考えているようです。
さてそんなわけで、お昼ご飯は首里駅を出たすぐそばにある「くんち」へ入りました。一番重量感のあるそば定食をたのみました。依頼した定食が届けられると、「今年もひとつよろしくお願いします」と、沖縄民謡をお願いしました。去年来たときに、民謡をたくさん聞かせてもらったと言ったら、さっそく三線(さんしん)を用意して、歌う準備をしてくれました。
ああ、そのまえに小ぶりなガラスの器に、氷あずきをサービスでもってきてくれました。 ぼくらがいう「氷あずき」は、沖縄では「ぜんざい」というらしいです。「ぜんざい」といえば、あったかいものだと思うのですが、沖縄ではそうでもないようです。 ぼくらがいうところのあったかいぜんざいは、「ホットぜんざい」というそうです。 豆はやや大きめで、「金時」というらしいのですが、味はあずきそのもので、大変おいしかったです。
店主のおじさんが、沖縄民謡を歌い始めました。今年は聞いたことがないような曲ばかりでした。ぼくの田舎の富山県では、民謡といえば「越中おわら節」とか「むぎや節」とかいくつかはあるのですが、でも20曲そこそこでしょう(実際にはあるのかもしれませんが)。 それにくらべると、沖縄には数えきれないくらいあるようです。 次から次へと知らない曲が流れました。おじさんも、去年からの一年で、ずいぶんと覚えたのかもしれません。
何曲か終わったあと、「このへんで、よく知ってるやつを」とリクエストしたら、「安里屋ユンタ」を歌ってくれて、終了しました。
そのあとは、首里城訪問です。 |
No.698 - 2015/12/31(Thu) 23:13:57
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