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神宝館in宗像大社 / ふたくん
宗像大社の宝物庫「神宝館」は、国宝をなんと8万点も所蔵しているそうです。
これがいかにすごいことか。福岡市博物館には三品です。あの「金印」と刀二本です。

「ちはやぶる 金の岬を過ぎぬとも 我は忘れじ 志賀の皇神(すめらぎ)」万葉集第7巻1230
訳 荒れ狂う鐘の岬を通過しても、私は忘れません、安全航海を祈った志賀島の神様を

宗像大社のすぐ北のあたりに、鐘崎という岬があります。潮流が激しく、暗礁も多い危険な海です。その昔大陸方面から送られた鐘がそのあたりで沈んでしまいました。
その岬の先に、鐘が沈んでいるという伝説がずっと残っていたのですが、「よし、引き上げてみよう」というひとが出てくるものです。
室町時代に宗像大社大宮司興氏(おきうじ)、江戸時代に黒田長政、大正時代に嘉穂郡穂波町の実業家山本菊次郎といったかたたちがチャレンジしたそうです。

75代の大宮司宗像興氏が沈んだ鐘を引き上げようとしたのですが、竜神様が引き上げを望まず、海が激しく荒れたそうです。作業ができないということで、断念したそうです。
断念したらたちまち海の荒れがおさまって、鐘の代わりにこれをあげようということで、海の中から「翁(おきな)」の面が浮かんできたそうです。
この「翁」のお面が神宝館の棚に飾られていました。

うぅぅ、ぼくはこんな神秘的な話しが好きなのです。そしてそのお面はすばらしいお面でした。ちょっと神秘的なかんじもあります。そして今でも秋の「みあれ祭り」で使われているそうです。ただ、同じようにコピーされたお面があって、お祭りで使われるのはそちらの方かとも思いました。
このお面は、すばらしいのですが、国宝にはなっていないようです。
竜神様からもらったものを国宝にすると、評価付けとか理由付けとかがむずかしいのでしょうか。
さて、その後の黒田長政や山本菊次郎のチャレンジはどちらもダメでした。

山本菊次郎の場合、鐘らしきものを見つけて、苦労の末に引き上げたのですが、上がってみたら鐘ではなくて大きな石でした。いかにも竜神様のマジックといったかんじです。
この石は、織幡神社の側にかざってあります。次回の福岡訪問の際にぜひ見てみたいです。
竜神様もせっかくだから、翁のお面とペアになる「嫗(おうな)」のお面をプレゼントしてくれればいいのになんて思いました。

ひととおり神宝館の宝物を見学したあと、管理人室のあたりにいたおじさんに、何かと質問などしました。
今の宗像大社のトップの宮司さんは、宗像一族なんでしょうか?と聞きました。
伊勢神宮は、天皇家の女性が入っておられた気がします。
出雲大社は、ずっと「千家」家が引き継いでます。
なんでも昔いちど血統はとぎれたらしいのですが、関連の家が引き継いでずっときているらしいです。

ほかにもいろいろ聞いたのですが、メモは残ってません。知識にはなっているようです。

大きな満足感を持って、神宝館をでました。
次の行き先は、筑前大島にある中津宮です。三姉妹女神の次女が祭られています。

外を歩いていると、すれちがった禰宜さんがさわやかに「こんにちは」と声をかけてくれました。こちらも「こんにちは」とかえしてすれ違っていきました。
ああ、こんな機会に禰宜さんに質問すればよかったと思いました。それは
「こちらの禰宜さんは、みなさん沖ノ島へ出張されるんですか?それとも資格とかなにかあるのですか?」
ということです。まあ、次回の訪問で聞いてみたいと思います。

それでは、また。
No.661 - 2014/02/01(Sat) 21:23:16
ああ、古くからある宗像大社 / ふたくん
福岡県には、行ってみたい神社が太宰府天満宮のほかに、もうひとつあるのです。
それが宗像大社(むなかたたいしゃ)なのです。じつをいうと宗像大社は3つあるのです。宗像市田島と、海の上の大島と、沖ノ島の三箇所で、それぞれに天照大神のむすめ美人3姉妹をひとりずつお祭りしています。美人というのは、ぼくの空想です。田島の神社のことを宗像大社ということもあります。

博多の駅から門司の方面行きに乗り、30分ほどで東郷駅につきます。その駅で、エレベーターに乗りたい女性にちょっと親切をして、そして「宗像大社へ行きたいのですが近いですか」と聞いたら、「親戚が車で迎えに来てますから、聞いてみましょう」ということでした。
そのおじさんに聞いたら、「この道をすすんで、2本目の交差点を左に曲がってずっと行けば着きますよ」とのことでした。かかる時間を聞いたら、歩いて2、30分ぐらいということだったので、歩いていくことにしました。
いい天気で、知らない町というか村を歩くのは、なかなか楽しいものです。

ところがです。2、30分歩いても、神社の気配がないのです。誰かに聞こうと思ったのですが、なかなかひととすれ違わないのです。困ったなあと思いながら歩いていると、会いましたよ親切そうな婦人です。
「ああ、宗像大社はもう一本先の道を左折ですよ。それに2、30分じゃ無理ですよ。そちらの方向へ行きますから、車に乗せてあげます」
という申し出にあっさり甘えて、近くの駐車場へお供しました。
そしてそのまま、宗像大社まで送ってもらいました。車の中では、旅でのあんな話やこんな話をして、退屈はさせなかったとは思うのですが。20分ぐらいでした。まったく歩く時間ではなくて、車での時間が2、30分でした。まさに神様のお使いのような方で、大変感謝しました。
「わたし、ふたくん(仮名:実際には本名をいう)といいます。さしつかえなかったら、苗字だけでも教えていただけませんでしょうか?」
という問いかけに
「磯○といいます」
と答えて下さいました。
「磯○さん、ありがとうございました」
ていねいにお礼を言って、別れました。迷える人間を一人神のもとへ導いた磯○さんには、近々きっといいことがあるに違いありません。

宗像大社は、交通安全の大本のような神社で、そちらの仕事の増加つまりは交通事情の発展で一層大きくなったようなところがあります。
田島、筑前大島、沖ノ島の宗像大社を結ぶと、その先に朝鮮半島があります。
かつて、遣隋使や遣唐使の方たちは田島の宗像大社にお参りされたそうです。
そんないきさつからして、交通安全の神様としての立場が強くなったのかもしれません。

この神社には、いろんな方が参拝しておられます。神様がその前に人間をやっておられたときに訪問しておられます。
神功皇后(近くの香椎大社の祭神)、九州だけでなく全国区的にも人気の高い菅原道真公、ぐっと最近の東郷平八郎公このひとは、東郷神社にまつられています。神道ではないけれど弘法大師も参拝されています。

ぼくが訪問したその日は、七五三のあとの休日で、たくさんの参拝者でにぎわっていました。
この神社は、伊勢神宮や出雲大社と同じく、建て替中でした。本殿の右のあたりに仮本殿があり、そこで参拝でした。お参りする場所の横のあたりに長い椅子がいくつも置いてあったので、そこに座って参拝者をわりと長い時間見ていました。
和服で着飾った七五三の子供たち、そのほかふつうの参拝者など、ほんとうに多いのです。

そうしているうちに、仮本殿の前に椅子がずらりと並べられ、太鼓が持ち込まれました。
その椅子に正装をしたひとたちが座りました。バス一台程度の人数です。女性が一割程度です。やがて太鼓が打ち鳴らされ、神主さんの、みことのりが響きました。

正式参拝です。集団で正式参拝なんて、どういう人たちだろう、どこかの企業だろうかと思って、終了後むこうの建物へ行こうとするひとの後ろから
「すいません、みなさんどちらの方ですか?」
とことばをかけました。すると、4人ほどの女性グループが振り返って
「マルバツマルバツです」
と答えてくれましたが、英単語を二つ重ねたようで、よくわからなかったのです。
「それって、旅行代理店の名ですか?」
と聞き返したのですが、
「違います。マルバツマルバツです」
といわれてしまいました。

あとで気が付いたのですが、コ○モ○イ○のことでした。神道系新興宗教といういわれかたをしています。たまたまあとで週刊新潮12月5日号を見たら、この団体が記事になっていました。ということは、後ろのほうの座席にリーダーの深○東○氏もいたのだろうかと思いました。ちょっと見ておきたかったと思いましたよ。

たくさんの参拝者のわりには、やや少ない入場者の「神宝館」は次回に。
なにしろ国宝の山ですから。でも一番感動したのは、国宝に対してではありませんでした。

それでは、また。
No.660 - 2014/01/11(Sat) 21:56:43
ふたたび福岡へ / ふたくん
あの格安航空のジェットスターが、セールをやっていたので、ついつい申し込みましたよ福岡往復。片道4,190円、往復で九千円を割る金額です。ジェットスター、儲かってるのだろうか、これからもちゃんとがんばって欲しいよ。エアアジアはセントレアから去ってしまったしね。

11月下旬の土曜日、夕方5時40分名古屋出発で7時15分福岡着の飛行予定でしたが、30分ほど遅れました。まあオーストラリアの会社なので、日本のように時間ピッタリの行動とは違うということかもしれません。

福岡空港のお店で、晩ご飯として明太子定食を食べながら、店のひとに「明日の日曜日は福岡で、なにかイベントがあるのですか?」と質問しました。というのは、今晩の土曜日はホテルがあいてなかったのです。早い時期からこの土曜日だけ埋まっていたのです。そりゃ一泊15万円なんてのはあいてましたが、そうもいきません。なんとカプセルホテルも予約でいっぱいなのです。まんが喫茶で一晩すごそうかとさえ思いました。
「う〜ん、大相撲の千秋楽がありますね」と答えてくれたのですが、そういう理由ではないでしょう。

そのあとタクシーで、たまたま楽天で発見した福岡のユースホステルへ向かいました。
運転手さんに聞くと、「今日は矢沢栄吉さんのコンサートがあるので、そのせいでしょうかねえ。今ごろやっているところですよ」と回答してくれました。
ああ、そのせいですね。エイちゃんのコンサートだったら、全国からたくさんのファンがやってくるに違いありません。終わったら、今晩は福岡に泊まることでしょう。

ちなみに、Mr.Childrenの名古屋でのコンサートに、東京から妹さんが、福井から姉さんがやってきて、一緒に楽しんだというはなしもあります。

友人に、なんとかユースホステルに泊まれることになったと話したら、大変珍しがっていました。「ミーティングルームで、自己紹介なんかするんじゃないの?みんなで歌なんか歌うかも。ああいうところは、ややヒダリ系でロシア系の歌だったりして。♪君、な〜あき里にも、春は忍び寄りぬ♪なんてね」おいおい、それって昔の歌声喫茶かなんかじゃないの!?
実際には、トイレと風呂、洗面が部屋内にはないだけで、あとはワンルームマンション風の一部屋で、ベットは2つあり、一つを使いました。その部屋はぼくだけでした。
なにも変わったことはなく、普通に一泊しました。

さてタクシー料金は約2千3百円でした。名古屋から福岡までの600キロを4,190円で来たのに、福岡空港からユースホステルまでの数キロを約2千3百円支払うという経済行動は、どうなんだろうと思ったのです。まっ、仕方がないか。
タクシー料金が台湾並みに安ければ、利用者はドドッと増えるのにと思うのですが。

それでは、また。
No.659 - 2013/12/17(Tue) 01:18:55
津江さんのブログ訪問 / ふたくん
久しぶりに津江さんのブログへいったら、二人目の赤ちゃんの写真がありました。
おめでとうございます^^
http://ameblo.jp/tsue-terumi/
元気でかわいい写真ですね。長男の息子くんと一緒に、ぐっすり眠っている写真を見ると、なんともいえずかわいらしくて、愛情がなみなみとわきあがってくるでしょうね。
すばらしい人生が開けていく気がします。

さて、そちらでの書き込みで、ブログをやめるということばがありました。
う〜む、あのブログの書き込みが全部消されてしまうのでしょうか。
津江さんの日記が消滅してしまうようで、とても残念です。
昔は「ネットレコーダー」というソフトがあって、ホームページを記録できたらしいのですが、今はそんなソフトがあるのでしょうか。あればどなたか教えて欲しいものです。

津江さんのその書き込みに、コメントを入れたいのですが、いれたらそれでおしまいになって、終わってしまいそうで、もう少しあとにしたいのです。
ちょっと旅に出ますので、もどってからにしようと思います。

津江さんと、ちょっと似ている人といえば、海川ひとみさんをあげてみたいと思います。
中京テレビの「ラブリーパブリ」に出ていたかたです。3、4年前に引退して、今は一歳四ケ月の子どもが一人です。
ずっとブログを持っていて、今は子どもやワンちゃんなどに関する日記です。
http://ameblo.jp/kaikawa/
こんなかたちだったら、日記として残るんだけどと思います。

さて、津江さんの書き込みで、ぼくら訪問者への感謝のことばがありました。
いえいえ、こちらのほうこそ津江さんに感謝です。とても楽しく応援させていただきました。ブログが終わっても、ずっと記憶に残っていくと思います。

それでは、また。
No.658 - 2013/11/23(Sat) 00:40:48
斎場御嶽へ その2 沖縄旅行完了 / ふたくん
知念岬の入り口で見かけた子は、沖縄テイストの子で、写真を出して「この人は、何県出身でしょうか?」と聞いたら、9割が「沖縄県でしょう」と答えると思います。ただ、髪の毛に茶色が入っていました。このひとは黒髪が似合うでしょうに。
なんでもあのAKB48は原則黒髪なんですね。先日脱退した子が茶髪で、例外だったということでそれを知りました。まっ、関係ない話ですが。

知念岬の先端は、美しい公園でした。空には2台のハングライダーが舞っています。いくらかの金額を出せば、何分間か同乗できるそうです。青い空と青い海の間を飛ぶのは、気持ちがいいことでしょう。
えっ、怖い!?バンジージャンプやスカイダイビングよりはいいかな?

海の向こうに島が見えます。久高島です。実をいうとここへ来るまで、知念岬も久高島も知りませんでした。あっ、斎場御嶽は知っていましたが。沖縄の伝説として、琉球創世の神が島に降り立ち、そして沖縄本島へ渡り開拓していったという話は知っていました。その島こそ久高島だったのです。ふむ、今回は久高島には渡れないけど、次回は渡るぞと思いましたさっ。

え〜っと、久高島にはハブはいないそうです。一安心です。何年か前に島の港の近くで、2メートルもの大物がみつかったそうで、十年物だと驚かれたそうです。その時は大量の木材が沖縄本島から島に運ばれた時だったそうで、まぎれこんだようです。

島には宿が4、5軒あるそうですが、1軒は男性の一人旅はおことわりだそうです。以前CENSOREDがあったからだそうです。まったく困った話しです。

島には男性立ち入り禁止の御嶽(うたき)などもあるそうです。たとえば相撲の土俵とか大峯山などは女人禁制なのです。女性の権利を主張するひとは、女性がそこへ入ってもいいではないかと言うのですが、御嶽に男性が入ることは賛成するのでしょうか。オ〜イ、○嶋センセ〜イ。

知念岬の男性たちは漁師として海へ出て、奄美大島近辺へ行ったそうで、そのあたりで子どもが出来たりもしたそうです。なるほど、奄美大島あたりにも沖縄テイストがあっても不思議ではありません。

さて知念岬を楽しんで、そのあと斎場御嶽へ向かいました。ゆるい登り坂を進んでいくと、駐車場がありました。バスが3台ほど止まっていて、ぞろぞろと修学旅行の学生が降りてきました。斎場御嶽を管理する建物があって、大人200円を払ってそこから入っていきます。そして沖縄の森の中を歩いていきます。
沖縄の南部の森は激しい爆撃を受けて、古くからあった森はこわれてしまったのですが、このあたりは爆撃を受けず、古い状態が残っている貴重な場所だそうです。

斎場御嶽には大きな岩が寄り添うように立っていました。上のほうから水滴が落ちてきて、それを杯よりちょっと大きい目の器で受け止めている箇所がいくつかあります。
「さわらないでください」という書き込みがあります。韓国からやって来たらしき7人組の大学生のうちの一人が、関心深くぐっと顔を近づけて見に来ました。
さわったら「ノーノー、ドントタッチ!!」と叫ぼうと思ったのですが、さわりはしませんでした。よしよし。

斎場御嶽に十分満足して、帰りのバス亭へと向かいました。次のバスまで1時間ほどあったので、近くの店で沖縄風野菜そばを食べました。その店はちょっと広いめで、舞台もあり、サンシンが置いてあって、自由に弾いてくださいと書いてありました。サンシンを弾きながら、島唄でも歌おうと思ったのですが、そんな能力はないのが残念です。
そのそばは、ぼくの味覚に合って、とてもおいしかったです。

とてもいい沖縄旅行でした。またくるぞと思いました。沖縄本島だけじゃなく島にも行きたいと思ったのですが、たとえば石垣島というのは、本島から船で行くと10時間かかるそうで、まじめに計画をたてて飛行機で行かないとだめのようです。

それでは、また。
No.657 - 2013/09/04(Wed) 19:32:03
斎場御嶽(せーふぁうたき)へ その1 / ふたくん
沖縄で泊まった宿の二軒目は、沖縄バスセンターの裏にある宿で、気に入ってずっと、といっても三泊ですがそこでした。

朝その宿を出て、バスセンターへ行きました。大きな地図にバス路線と観光地がかいてあります。しばらく見ていたら、うしろから声がかかりました。
「どうですか、9,000円で沖縄の南のあたり行きませんか。パワースポットもあってなかなかいいところですよ」
タクシーの運転手さんでした。う〜ん、2、3人で来ているのなら乗ってもいい話なんだけど、一人じゃなあと思って断りました。
パワースポットということばから、そうだ「斎場御嶽(せーふぁうたき)」へ行こうときめました。「斎場」とは「最高の」という意味で、「御獄」は「祈りの場」という意味らしいです。

そんなわけで、該当バス路線で次のバスを待って乗り込みました。
知らない街を、バスの窓からのぞいていくのは、意外と楽しいのです。
名古屋にもあるイオンや牛丼屋、ハンバーガー屋などもあって、街の風景はそうかわらないのですが、寺や神社はみかけません。そのかわり小さな御獄らしきものを時々みかけました。

街場を離れると、名古屋とは異なった風景となってきました。
水田がまったくありません。五月のこの時期は水田に稲の苗が植えてあるというのが印象なんですが、このあたりでは米は作らないのでしょうか。米作は南の方から伝わったと思っていたのですが。「水はけがいい」と首里城ガイドの伊○さんが言ってた言葉を思い出しました。

とうもろこしに似た背の高い植物があったので、あれがウージかなと思いました。
ウージとは、さとうきびのことです。しかしあのウージの森では、あなたと出会うことは無理でしょう。
さとうきびはイネ科の植物です。

途中の小さな丘を見ると、おおぉ、あれはお墓じゃないか。それは石柱が立っている本州のものとは違って、平たい感じです。台湾で見たものによく似ていて、宗教はどうなんだろう!?仏教なんだろうか、まさか道教でもないだろうけどと思いました。次回沖縄へ行ったときには確かめてみたいと思います。

あとで調べたら、亀甲墓(きっこうばか)といわれて、女性の子宮の形で、墓の入り口は産道にあたるそうです。ふむ、なんだか意味が深い。大型の墓だと内部は6〜8畳あって、戦時中は防空壕がわりにも使われたそうです。う〜む、お墓でやられてしまうなんてのもいかがなものか・・・

海が見えてきました。ああ、なんてきれいな海なんだ!これが沖縄の海なんだ。
そして、那覇から乗ってちょうど一時間で「斎場御獄」バス停に着きました。バス代は810円でした。
バスを降りて山の方へ行けば斎場御獄で、海の方へ行けば知念岬です。空には二台のパラグライダーが飛んでいます。
まずは、知念岬へ向かいました。まだ工事中ながら、食事をしたりみやげ物を扱ったりしているセンターがあったので、立ち寄りました。

おおお、やっとみつけた!そこの販売員の子は、沖縄テイストの子でした。沖縄の南、知念岬の入り口でようやくみつけましたよ沖縄テイスト。
シーサーの飾り物を二つ買いました。

とりあえず、今回はここまで。
それでは、また。
No.656 - 2013/08/12(Mon) 23:19:01
ああ、首里城 その2 / ふたくん
入場料を払って奉神門をくぐり、城の有料地域へ入っていくと、正面に正殿があり、左に北殿、右に南殿があって、間に広い庭があって箱庭の様子です。

3時からガイドさんが案内してくれるということで、集合場所の南殿入り口のあたりに行きました。
ガイドさんがやってきました。そのガイドさんは昔の首里城内で着られていたかもしれない和服姿です。さすがに有料なだけにいい雰囲気です。

「案内をさせていただきます伊○といいます」
その名はいかにも沖縄風で二十代前半のきれいな方なのですが、沖縄テイストの美人ではないのが残念です。コラコラぜいたく言うなっ!

最初の説明は傘でした。行列の時に使う布製で大きなものです。黄色でふちのあたりはぐるりと布が垂れています。黄色が琉球王朝のシンボルカラーだそうです。
「龍が描かれていますが、中国の龍とこの龍とは一箇所違うのです。どこだかわかりますか?」
という質問がガイドさんからでました。
絵を見た瞬間、龍の爪というか指の数が3本だったので、中国の分は5本ということを知っていたぼくは、指を曲げながら左手のひらを上に向けて胸のあたりに一瞬あげました。

ガイドさん、しっかり見ていたようで、「おお、こいつ知ってるぞ」となって、そのあとの説明なんかも、こちらを意識してくれたようでした。
いやべつに、たまたま「開運!なんでも鑑定団」で中島誠之助さんが言ってた、中国の龍のことを思い出しただけなのですが。

この首里城は、あの大戦で激しい爆撃にあったそうです。沖縄の日本軍総司令部があったそうで。そりゃ〜、徹底的にねらわれるでしょ。それでいろんな宝物が破壊消滅したそうです。そんな貴重な場所に総司令部なんかを置くなよと今言ってもしょうがないのですが。

琉球王国の金印もなくなったそうです。ああもったいない。あれば国宝か!?
じつをいうと、沖縄の国宝というのは2006年(平成18年)までは無かったそうです。その年に「尚家関係資料」が国宝に指定されたそうです。
おっと、あとで調べたら「正殿」は、戦前は国宝だったそうです。
ただ「宝物庫」は戦災を免れたのですが、中の財宝はすべてアメリカ軍に略奪されたそうです。

いろいろ説明を受けて、最後に首里城の小型模型がおいてありました。よく見ると、正殿入り口へ続く道が少し斜めなんです。この道どおりに進むと、国王の横のあたりへ抜けるんです。
それをガイドさんに指摘すると、ガイドさんもそれは知っていたようです。
「それはなぜなんでしょうか?」
と、ぎゃくに聞かれました。

おそらくは、魔よけだろうと思います。中国の「魔」というのは、真っすぐにしか進めないそうです。したがって、真っすぐ進んだ「魔」は、国王の横を通りすぎてゆくことになります。ああ、この「魔」の話しは、コミックの「課長 島耕作 中国編」で読んだネタです。これらの説でそうなったのかどうかわからないので、
「正しいことはわかりません」
と答えました。

そのあとにはみやげもの売り場がありました。
「ここでは、おつりに2千円札が出ますよ」
とガイドさんが教えてくれました。
「えええっ!まだ2千円札が印刷されてるんですかっ」
と聞きました。あとで調べたら、今年は印刷されていないそうです。
収集趣味があるひとは、首里城内みやげもの売り場へ行かれればよろしいかと思います。
ていねいにお礼を言って、一緒に写真に写って、それでお別れしました。

首里城の外へ出て、首里駅へ向かって歩いたのですが、どうも方向感覚が狂ったようです。
高校がありました。首里高校です。沖縄のトップクラスの高校です。
ガレッジセールのゴリさんやスリムクラブの真栄田賢(かすれ声の方)さんがOBです。
コラ〜、お笑いだけじゃなく、かしこそうな連中もいるだろ〜と言われそうです^^

途中で首里高校の女子高生に道を聞いて、首里駅へと向かいました。この女子高生は、アメリカとのハーフもしくはクオーターと思われます。なんとなくオキナワを感じました。

それでは、また。
No.655 - 2013/08/08(Thu) 00:06:29
感激、首里城 その1 / ふたくん
沖縄の那覇市を走るモノレールは、「ゆいレール」というそうです。
那覇空港駅から首里駅まで15の駅をまたいで走っています。
いざ、首里城めざして、ゆいレールで首里駅へ向かいました。

15分ぐらい歩いたでしょうか。沖縄県立芸術大学のキャンバスの中の道を歩いて、首里城へ入っていきました。この大学は、印象として首里城の中にある大学のように感じます。こんないい環境の中にあったら、芸術感覚がさらにみがかれるに違いありません。
お城の中にある大学としては、日本の金沢大学(1995年平成7年に金沢城から出た)とドイツのハイデルベルク大学(ネットで見たら特に書いてない!?)の二つだと本で読んだ記憶がありました。
ところが、なんと、なんと、国立琉球大学も首里城の中におかれていたそうです。1977年昭和52年から城外への移転が始まったそうです。国内で金沢以外で城の中に大学があったなんて、本当に驚きました。
沖縄県立芸術大学は、首里城内に今でもあるといってもいいのではないかと思います。

南国の樹々が繁っています。種類を書いた板を見たら、デイゴと書いてありました。
おおお、これがデイゴかっ!「デイゴが咲きみだれ〜、風をよび嵐がきた〜」などという歌が当然のようにうかんできました。

首里城の石垣は、本州の城の石垣とは違っていて、琉球石灰岩の黒っぽい色です。歩いて本丸へ行くのは、なかなか楽しいです。お城マニアの友人が何人かいますが、ぜひこのお城へも来て欲しいものです。
丘の上へ行くと、広いスペースがあって、そこでくつろげます。800円を払って、門をくぐって中へいけば、広い庭と首里城の建物があります。
まっ、別にそこまで行かなくてもいいやと思って、ベンチでくつろいでいました。暑い日なのですが、やわらかい風が吹いていて、ここちよくすごせました。エアコンのなかった昔でも、こんなかんじで城のひとたちはすごしたのだろうと思いましたさっ。

4、50分ぐらいボ〜ッとして、さあ帰ろうと思ったのですが、ふと気が変わり、800円を支払って中へ入っていきました。時計は午後2時50分ごろでした。
ちょうど放送で、「3時からガイドが案内します。希望の方はどこそこでお待ちください。15名ほどまでです」ということで、参加しました。
いや〜、いいタイミングでした。これより早い時間でも、遅い時間でも、参加できなかったと思います。

とりあえず、今回はここまで。
それでは、また。
No.654 - 2013/07/18(Thu) 22:53:28
沖縄の旅♪ / ふたくん
一度は行きたい沖縄へ、と思っていましたが、行ってきましたよ5月下旬。
結果として一度ではあきたりず、多分何回か行くことになりそうです。

ジェットスターで行ったのですが、じつは名古屋にはLCCの沖縄行きは来ていません。
関空まで出て、そこから乗って行ったのです。午後3時5分大阪発で5時5分那覇着です。わずかに2時間です。ただ名古屋から関空が長かった。それでも名古屋からLCCではない航空会社を使うと、ずいぶん高いのです。
ああ、早く名古屋のセントレアに沖縄行きのLCCがきて欲しいものです。ジェットスターでもピーチでもエアアジアでもいいからさあ。

4泊5日の旅です。最初の宿は、国際通りから歩いて15分ぐらいのところで、最初に行った観光地は、国際通りでした。1.6キロの間にいろんな店があり、とてもにぎやかでした。制服姿の中学生や高校生がたくさん自由に歩いていました。
「どこから来たの?」
と、真面目そうな男子中学生に聞いたら
「兵庫県です」
と答えてくれました。そうだ、5月は修学旅行の季節なんだ。

沖縄には、沖縄風味というか沖縄テイストの女性がたくさんいると思ったら、国際通りではまったく見かけなかったのが意外です。沖縄テイストというのは、例えば国仲涼子さんや篠山輝信くんのお母さんの南沙織さんや、沖縄じゃなくて奄美大島出身なんだけど元ちとせさんなんかにそれを感じます。
この旅行で、沖縄テイストの女性を見かけることが、はたしてあるのだろうかと思いましたさっ。

それでは、また。
No.653 - 2013/07/01(Mon) 23:35:54
「元寇防塁」in西南学院大学 / ふたくん
福岡市博物館へ行くには、地下鉄西新の駅で降ります。そして階段を上がって外に出ると、すぐの場所に高校があります。修猷館高校です。そして高校のすぐ隣に、西南学院大学があります。

どちらも優れた学校なんですが、修猷館高校を卒業して西南学院大学に進学というのも、なんだか日常の生活に変化がないように思えます。でもその学生は多いようです。

西南学院大学のどこかの門の近くに、「防塁跡が校内にあります。中に入って自由にご覧ください」という看板がありました。「防塁」というのは元寇の時に作られた、兵の進出を防ぐ川の土手のようなもので、石がつまれています。高さ・幅は平均2メートルで、20キロもの長い距離にわたって作られたそうです。防塁の中には、元の兵は進めなかったようです。
ただ江戸時代に福岡城築城の際、大半が失われたそうです。
校内に残っている防塁を、外部の人に開放している西南学院大学に、深く敬意を持ちました。

いざ校内へ。警備員さんに場所などを確認して大学の中に入っていきました。
おお、学生が多い。みんな元気がある。お昼の休み時間だったようで、あちこちのベンチで、お弁当をひらいてる女子大生たちがいました。
中庭に防塁があるという建物に入ったのですが、うろうろと見てもわかりません。それで女子大生グループに、場所を聞いてみました。な、なんと、誰も知っていません。防塁ということばも知っていません。いいのか!それで!

もう一度外へ出て、近くのベンチに座っていた女子大生にも聞いたのですが、やはり知らないとのことでした。
しかたなく、また建物に入っていって、・・・おおお、見つけました。
扉を開け中庭へ出て、防塁を観賞しました。何枚も写真を撮りました。機械もない昔によくこんなものを、20キロ近くも作ったものだと感心しました。写真をアップしたいところですが、ネットで検索していただきたいところです。
中国の万里の長城を、ぐっと小さくしたようなものです。

建物を出ると、さっきの女子大生を見かけたので、声をかけて写真を見せました。
はなしを聞くと、新入生でした。そうだったんだ、そりゃ〜新入生だったら、防塁なんてわからないでしょう。4月上旬ということは、入学して一週間たっていないでしょう。
お弁当も、ひとりで食べていたので、どこかの地方からポツンと出てきた子かもしれません。

「じゅうぶん大学生活を楽しんでくださいね」
「今は入学したばかりでわからないでしょうけど、卒業の時、4年間は一瞬だったと思いますよ」
「あなたはかわいいし(だから話しかけた訳じゃないけど)、性格も良さそうだから、いい友達がたくさんできますよ」
などと言いたかったのですが、それは言いませんでした。というのは、チャイムがなって時間がなくなったからですけど。

この中庭のほかに、外の別の場所にも防塁があるとのことで、そちらも観賞しました。

この学院は、西南女学院大学、西南女学院短期大学という学校をもっているのですが、なんと西南学院大学も女子が男子より少し多いそうです。いいのか!それで!、まっ、いいんだけど。

大学の雰囲気、元気な学生たち、気持ちのいい警備員の方たち、自分が九州の人間だったら、この大学で学びたいと思ったに違いありません。それなりのレベルですので、入れてくれるかどうかはわかりませんが。まっ、大丈夫でしょうけど。
ああ、そういえば学生時代、土曜の夜から月曜の朝まで、西南学院大学のOBのミュージシャンが住んでいる六本木の高級マンションの管理人を、短い期間やっていたことを思い出しました。関係ないけど。

この大学訪問が、福岡観光のラストとなって、そのあと空港へと向かいました。
国内への旅行もとても面白いんだということを、福岡旅行から感じました。
そうだ、いつか沖縄へ行ってみたいと思っていたんだけれと、実行しよう♪
などと思った、福岡旅行でした。

それでは、また。
No.652 - 2013/06/28(Fri) 12:55:44
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