夕方のニュースを見るのが日課なんですが、オザワセイジさんの「音楽は言葉より簡単に理解出来る。夕焼けがどこで見ても美しいのと同じだ」っていう言葉は、い〜い言葉だなあとおもた。 もうすぐクリスマスだ。小さい頃に紙で出来た着せ替えブックっていうのがあって、くり抜いて女の子(紙)に引っかけて着せ替えられるっていうやつを一生懸命やっていて、その女の子をくり抜く台紙の背景には暖炉とかクリスマスツリーが描いてあって、うちには暖炉もクリスマスツリーもないけど、石油ストーブの匂いと母親の弾くピアノの音が下の階から微かに聞こえて、寂しいような、幸せなような、不思議な気分になった。その紙の女の子みたいになりたかったんだろな。それをこの季節になると毎年思い出します。 |
No.331 - 2015/12/07(Mon) 16:21:44
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