修理業者の中には、自分で修理できないにもかかわらず、依頼を受け、私に修理させようとするのがいる。 お客さまの身になって考えれば、中間搾取は迷惑な話だ。 お客さまののことを考えない人間に人形修理をやってもらいたくない。 最初から自分も修理業者であると名乗れば、協力も考えるが、一般のお客さまのふりをするのはお断りだ。 名前は出さないが最近、京都にたちの悪い業者がいた。 北関東の業者は「お前のところは修理費は安すぎる。もっと高くしろ。」などと言ってきた。 腕の悪い業者に限って自分を匠だとか優れた職人だとか人形の医者などと名乗っている。 職人レベルでは人形修理はできないということさえわかっていない。 しかるべき教育も受けていないのに医者を名乗る神経がわからない。 また、そんな連中にかぎって修理費が高いので、ついつい笑ってしまう。 |
No.133 - 2017/04/05(Wed) 22:27:14
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