17676
掲示板

何でもお気軽に書いていってくださいね!

HOME | Info (3/8) | Search | Mobile URL | Feed | Help | Admin | Rocket BBS
WINGBEAT COFFEE ROASTERS
エッシャー展で考えたこと / おおぐま
奈良の美術館で開催されていた「エッシャー展」を見に行った時に感じたことを書いて見ます。
美術に関心のある人なら、エッシャーの作品は何点か見たことがあるかもしれません。
通常の絵画では、描かれたものと背景というのが読み取れるのだけれど、背景だと思っていたものが視点を変えれば意味のある形で、意味を読み取っていた形がじつは背景に見えるという多重構造がとても面白いのですね。

また、紙に描かれた簡素化された平面のトカゲが、紙から抜け出して本当のトカゲになって、紙の周りをぐるりと一周してまた紙に戻っていくといった不思議な作品もありました。

実際にはありえない不思議な建築物をすごいテクニックで描いてあったりします。

オフィシャルサイト
http://www.mcescher.com/

絵画における空間というものを考えるときに、まず西洋ではルネッサンス以来の遠近法というのが重要だとされてきたように思います。

20世紀になってフランスでジャポニズムが注目されたのは、浮世絵に見られる繊細な輪郭線の中を単色で塗って、画面構成することが新鮮だったからに他なりません。

描こうとしているものに一生懸命陰影をつけなくても絵画は成り立つことに気づいたのですね。

エッシャーはそのように、対象物に陰影をつけて、平面であるにもかかわらずいかにも立体的に描こうとした考え方と、日本風の陰影を一切無視して、絵画は平面で構成することもできるという考え方を、融合したと言えるのかもしれません。


ここからすこし話はそれてしまいますが、エッシャーのsky and water http://en.wikipedia.org/wiki/Sky_and_Water_Iに見られるような天と地がそれぞれ意味を持った形で組み合わされていることに、多くの方が親しみを感じるだろうと思います。

たとえば陰陽太極図というのがあり、これは韓国の国旗にも使われているので、多くの方が見たことがあると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E6%A5%B5%E5%9B%B3

陰のなかにも陽があり。またその逆もあるという考えを表しているようですね。

おそらく、「関係性」の中でものを捉える習慣が我々のなかに深く根ざしているので、エッシャーの作品に親しみを感じるのではないかと思います。

白人の心理学者が、そのことに関して興味深い実験をしています。(出典は忘れました。すみません。)

紙の上に、ゴリラ、チンパンジー、バナナの三つの絵を描いて、それらをグループわけをするという実験なのですが、被験者のすべての白人はゴリラとチンパンジーをグループととらえました。

しかし、この実験を中国人と韓国人にためすと、驚くことにチンパンジーとバナナをグループ化したそうです。

私もやはりチンパンジーはバナナが好きと考えてしまうでしょう。

生物学という観点からみれば白人の意見はしごくもっともですが、我々東洋人は、どうしても関係性を重視するのですね。

だから私たちは「水戸黄門」の中で、悪人が自分の娘の愛情に気づき、心を入れ替えて最後は善人になるという類の話を好むのですね。
陰のなかにも陽があるというわけです。

それに対して、アメリカの犯罪映画では悪人はあくまで悪人で、正義の味方である主人公は犯罪者に憐憫の情を持たずにピストルで撃ち殺してハッピ^エンドにしてしまうのです。

「おいおい、ちょっとは相手のことも考えろよ!」とつっこみを入れてしまうのは私だけでしょうか。(笑)
No.93 - 2010/05/10(Mon) 05:24:06
テレビは破滅の道を歩んでいるね。 / おおぐま
5月8日の「たかじん胸いっぱい」という番組のなかで、村田晃嗣という政治学者という役柄のタレントが
「自民党時代にせっかく普天間で決まっていたのに、鳩山さんが県外なんて言うから沖縄県民が反対と言い出した。
首相は余計なことを言った。」
という内容の発言をしていたけれど、なにか腑に落ちないのよね。

ようするに鳩山首相が無能であるといいたいようだけれど、では麻生さん以前の自民党政権が正しいというとそうでもないんだね。
鳩山も小沢もさっさとやめろと、まったく同じ論調で非難しているタレントやテレビの司会者には、どうしても嫌悪感を抱いてしまいますね。

なぜかって言うと、自民党時代の総理の選出ではなくて、鳩山首相は我々一般市民が選挙によって選んだんだから、自民党の総理より重要なひとだとおもうんだよね。

「さっさとやめろよ。」という言い方は一般国民を馬鹿にしているということに気づかないのでしょうか。

江川紹子さんの発言 沖縄と鳩山さんについて
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak37/msg/763.html

江川さんの意見のほうが私にはとても納得がいきます。

また、皆さんも民主党バッシングともいえる、最近のテレビを不思議に感じていないでしょうか?
「鳩山さんがんばれ!応援しています!」という司会者もタレントもまったくいない。
鼻で笑う司会者やタレントはたくさんいるのにね。
これってとても不思議なことではないでしょうか。

そこでインターネットで調べてみると、なるほどねって言うサイトがありました。

電波利権について
http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/589.html
御用タレントについて
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-eb21.html
植草さんという人はテレビで政治評論をしていましたが、痴漢疑惑をかけられて、マスコミにでなくなった人です。この事件は明らかに冤罪でした。素晴らしい人だけに迫害を受けたのです。
彼の素晴らしさはその文章を読めば、まともな教養人ならば容易に理解できるはずです。
信じがたいですが、現代でもこのようなひどいことが行われているのです。

テレビで確かなのは朝の時刻表示ぐらいになってしまいますね。(笑)
No.92 - 2010/05/09(Sun) 13:01:41
デッサンのすすめ 或いは 憂鬱な日々 / おおぐま
私が子供だった頃、(おっと、最初っからNHKの番組タイトルっぽいぞ!笑)美術学校に通っていたんだけど、そこで学んだのは単に美術のことだけではなくて、それを含む現実世界を知ることだったように思うんだね。

今も元気に活躍しておられる恩師から投げかけられる、私たちを取り巻く現実についての鋭い見識に、日々息を呑むような興奮を味わったものでした。

正しく現実を分かっていなければ、芸術の表現活動などは成り立たないと私は今でも考えています。

正確には「正しい現実」ではなくて、可能な限り正確に見つめようということなのですが。

でも困ったことにそれがとても難しいというのが、まず最初の現実です。(笑)

例えば、オリンピックのテレビ番組を見ていて気が付いたのですが、前評判では、あたかも優勝してもおかしくないという勢いで取り上げられた日本人選手が、結果的には決勝戦はおろか、早々と予選で落ちるということがしばしばありました。

テレビ番組を作っている人びとの期待が先行していて、客観的な視点が欠けているのでしょうか。

リアルタイムで見ていないけど、太平洋戦争中に、戦意高揚を目的とした国策映画がたくさん作られたようです。

(アメリカをはじめ、外国では今でも作られているけど。笑)

また、オリンピックを見ていていつも思うことなのですが、せっかくたくさんの国が参加しているのに、他国のことはさっぱり理解できない。

ポーランドやベラルーシはいったいどんな国なのか、知りたいと思うのは私だけなのでしょうか。

その代わり、今回もジャンプの選手たちを「日の丸飛行隊」と、相変わらず呼んでいた司会者がいましたが。(笑)

敗戦の日まで、旧日本軍が勝利を続けたかのような報道をした「大本営発表」を連想してしまうんだね。

あってはならないことだけど、ひょっとして国民が社会のおかしなところを気にしないように、オリンピックを見て興奮するよう誘導しているのかもと疑ってみたくなりますね。

まさか、新聞やテレビがこぞって、そんなひどいことをするわけはないですよね。(笑)
No.91 - 2010/03/01(Mon) 06:27:17
あけましておめでとうございます / おおぐま
本年も皆様にとって幸せな一年になることをお祈りいたします。

今年の元旦は京都に行ってきました。
学生時代から正月に京都にいったことはないかもしれません。
今回は知人にあうためもあり出かけたわけです。

予想通り八坂神社あたりはたいへんな人出でしたが、四条通りに、目疾地蔵(めやめじぞう)というのがありそこにお参りしてきました。

私のような仕事では視力が最も大切ですからね。

また近くということもあり、京都といえばなんと言っても「餃子の王将」だということになり、知人と向かったのですが、残念ながらここも満員で断念したのでした。
(笑)

その知人というのは、復刻した「サクラビスク」をメインにノスタルジックなものを提案するショップを運営しているのです。
「京都千玉堂さらすく」
http://sarasque.com/

はじめて訪問したのですが、小さくてとても可愛いお店でした。

建仁寺からすぐのところにありロケーションもいいところですから、立ち寄ってみてくださいね。

ただ、多忙な彼のことゆえ、できれば電話予約をしてあげてください。
No.90 - 2010/01/04(Mon) 22:15:21
映画「空気人形」を観たぞ! / おおぐま
人形の関係者以外にはわからない、些細なことにまでこだわりがみてとれて、リアリズムにこだわる製作者たちの熱意を感じました。

とくにオダギリ・ジョーが人形師役で出ているのでチョー気に入ったわ!(笑)

彼が古くなって工場に帰ってきた人形たちを見てつぶやくようなシーンがあります。
「みんな同じに作ったのに帰ってくると一人一人感じが違うんだ。」

これって私にはよくわかるんだね。

修理にくる人形から、持ち主の人柄がなんとなく伝わってくるんだね。

また彼が作業しているテーブルは、窓際に置かれていて、太陽光が手元を照らすんだけど、これってとても大切だね。

絵付けをするときはやはり自然光が原則なんだね。
人形の絵付け専門の職人は窓にぴったりとテーブルをくっつけているぐらいなのです。

だからアトリエのテーブルの配置と似ていたのでチョッピリ嬉しくなりました!(アホですね。)

顔に義眼を取り付けるシーンでは、
(シリコンならいいけど、ソフビならそれは無理や!熱風を吹きかけるか、お湯に入れて柔らかくして!)
などとしょうもないことを考えたのでした。(やっぱりアホですね。笑)

ネットで探していると、映画の中でオダギリ・ジョーが作業テーブルに座っている写真があったので、はがき大にプリントしてアトリエの入り口に張っておこうかな♪♪

(ギャップが大きすぎるって!失礼ね!笑)

そうだ!映画で身につけていたエプロンをそっくりに自作して、さらに生徒に笑われようっと♪♪
No.89 - 2009/10/09(Fri) 12:30:59
映画「空気人形」について / おおぐま
生命は
自分自身で完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする

生命はすべて
そのなかに欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思えることさも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光りをまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

(生命は 吉野弘)

主人公は、空気で膨らませる男性の欲望を満たすために作られた人形なのですが、ある時からこころを持ってしまい、所有者が仕事に行った後、自分も外の世界へ出かけて行くようになります。

そこでさまざまな人たちと出会うという寓話です。

外見は魅力的な女性で心は生まれたばかりの赤ん坊というシチュエーションは、そのギャップからコメディーにしたり、愛とは何かを最後に気づくという成長物語にする事も可能ですね。
「威風堂々な彼女」というテレビドラマで抜群のコメディエンヌとしての才能を見せた韓国女優のぺ・ドゥナが主人公なのだから、そのほうが多分興行的には成功しただろうし、それを予測できたかも知れない。

しかしながら是枝裕和という監督は、あえてそうはしなかった。

人形である主人公が、好意を抱くレンタルビデオ店の男性に、自分が空気を入れて膨らんでいる人形であることを知られてしまい、「びっくりしたでしょう。」と言ったときに、彼が「僕もそうだよ。同じ様なもんだよ。」と答ええるシーンがあります。

これがこの映画のテーマなんだね。

「空気人形」という言葉は、実は現代に生きる我々すべてをさしているのかもしれません。

また、板尾創路が演じる人形の持ち主であるさえない中年男性が、心を持った主人公に対して悲鳴のように叫ぶ「心なんて面倒くさいんや!」という台詞は、観客全員の胸に鋭い矢となって突き刺さったはずです。

少なくとも私には衝撃的な言葉でした。

優れた表現というのはこういうことなのですね。
No.88 - 2009/10/09(Fri) 12:21:20
私の創作人形教室について / おおぐま
よくあるご質問について、お答します。

A、曜日、時間について

現在のところ、木、金、土曜日に教室があります。
時間は午後2時から午後5時までの3時間です。
週一回、月に4回で12時間になる計算です。
ただし、スケジュールが合わずに4回これない方には、午前10時から午後5時までの6時間(休憩1時間)で、月に2回などという方法でもかまいません。

私のスケジュールに問題がなければ、お話し合いでご都合のいい日や時間帯を決定しています。

B、デッサンコースについて
絵が上手に越したことはありませんが、人形を作りたいという情熱があれば大丈夫です。
絵の描き方に関して、ご希望でしたら無償でご説明いたします。

C、道具と費用について

入会金、¥10000、月謝¥12000、

創作コースの場合
1、彫刻用テツベラ、¥4500(消費税別)
2、専用のツゲベラ¥700
3、原型用粘土 1k ¥500
4、焼石膏 1k ¥180
5、創作人形の焼成費 1体につき 約¥10000
6、絵付け用絵の具、一色¥800、専用面相筆¥1500

1,2、は個人のものを買っていただきます。
(ツゲベラは、私が一本一本削って皆さんの道具を製作しています。)
3,は教室で使用するものは無料です。自宅に持って帰る分のみ購入していただいています。
4、はモールド作りのために必要です。大きさにもよりますが、身長50センチぐらいの人形の石膏型で20キロぐらいでしょうか。
一度にすべて石膏作りをするわけではありませんので、必要分をその都度お買いになってください。
5、は人形になる磁器の焼成の代金です。
本焼と絵付けのための焼成費がふくまれます。
6、絵の具、筆とも教室での使用は無料です。自宅に持って帰る場合は、購入していただきます。

○その他、義眼やかつらが必要です。
わずかに在庫がありますが、好みではない場合は、各自で気に入ったものを購入してください。
義眼は教室でオーダーメイド可能です。しかしやや割高になります。市販品のほうが安価な場合もあります。

○駐車場について
残念ながら教室の専用駐車場はありません。近くの有料駐車場をご利用ください。
(地下鉄動物園前駅一番出口をあがればアトリエのビルが見えます。私としては地下鉄がお勧めです。)

以上ですが、アトリエのある町は下町情緒があふれすぎるところですから、どうか驚かないでくださいね。笑。
No.87 - 2009/07/08(Wed) 05:19:42
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。
50/50件 [ ページ : << 1 2 3 4 5 6 7 8 >> ]

- HOME - お知らせ(3/8) - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-LL (Free) Rocket BBS