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「人生の課題」^^ / しまの 引用
No.706 2013/11/25(Mon) 16:09:17

>そこでご質問は、人生の課題とは、このような漠然としたテーマへ向かっていく、ということなのでしょうか?ということです。

いや、「人生の課題」は、テーマとしてははっきりしていると思いますヨ^^。
「自尊心」「愛」、そして「人生」そのものが、「人生の課題」テーマです。それをどうつかむか。その答えを見出すことが、この人生生まれた瞬間我々課せられる、宿題なのだと。それがハイブリッド心理学の考えです。

その答えが、「成長」の歩みの中で、漠然と見えてくる、というにはなるかも知れませんね。

>その内容は「何かを創らなければならない、創りたい」という漠然としたものなのですが、今、確実にそこへ向かっている感があります。

というであれば、まずは「自尊心」そして「人生」というテーマへの答え漠然と見えてきたということであり、
今掲載中の原稿としても、『入門 - 3.取り組み実践』の中で
4.「愛」と「自尊心」のための価値観と行動法
という最も根幹となる「価値観」として、ハイブリッド心理学指針とする「現実において生み出す」という方向性が、「何かを創る」ということへの衝動として芽を吹き出してきたものかも知れませんね^^。

アドバイスとしては、
「創る」ということについては、まずは
・「創る」ものの内容が決まれば、必ずそのための知恵とノウハウがあるので、まずそれをうまく仕入れるのが良い。知恵とノウハウを得ることに不効率があると、向上が遅くなり、得てして意欲がそがれ辞めてしまいがち。
・特別な活動を考えなくとも、日常生活の中に創意工夫で「創る」ものがある。まずその姿勢を持つことが大切。

といったがあると思います。

「人生の課題」への向かい方姿勢としては、最も大きな次元では、
・「命」をかけて向かうものを見出す
・人生で最も愛する相手に向かう

という2つ大きな課題であることを、
『実践詳説』などで書いていますね(P.259)。

それへの向かい方については、もうハイブリッド心理学の全てがそれを書いているものだという話になりますが、

>もし、その感覚を言葉にできたり、島野さんの体験談(著書のご紹介なども含み)などありましたら、ご参考までにお聞かせ願えれば幸いです。

というで言えば、僕の場合は何を置いても執筆に専念するために会社を辞める判断をした時のが、体験談になると思います。
これについては『入門編下巻』「8章 人間の真実「人生」」で書いています(P.248)この章恐らくは、ご関心のテーマについて一通り書いたものになるかと思いますので、一読もしくは再読頂ければ^^。

まあいずれにせよこれも、
>今回は「仕事と生活について / ピヨさん(No.688)」にも関連する内容について、
トピック
『「仕事」と「趣味」・「職業の選択」』 しまの No.697 2013/11/21
で書いた、「広い視野から総合的に決断」ということですね。

まずはこんな話アドバイスになりましたかどうか^^。

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「仕事」と「趣味」・「職業の選択」 / しまの 引用
No.697 2013/11/21(Thu) 09:28:34

「仕事」と「趣味」の本質的な違い

>?@生きることを支えるものとしては、経済的なことの他では、仕事ではなく趣味や生きがいとなる別の物でも代用できるのではないでしょうか。

「仕事」「趣味」本質的な違いという話から言うならば、次の3点になると思います。

「仕事」とは、
1)「必要」に応じて行うもの。生計のための就職だけでなく、「家事」もそうですし、災害ポランティアもそうですね。「必要」があって行う。
2)「対価」を得ることが前提となって行う。働けば「給料」を売れば「代金」「対価」を求めない場合その旨を明示して仕事をするのが「ボランティア」「NPO」の活動ですね。「家事」自分のため、身内のため「仕事」であり、対価の授受は省略していると考えることができるでしょう。
3)自分の都合では事を運べない、自分勝手には進められないもの。相手の都合、社会の都合に合わせなければならないのが基本となるもの。

「趣味」その反対ですね。
1)「必要」はなく「楽しみ」で行うもの。
2)「対価」を得ることは基本的に目的にしない
3)自分の都合、自分の勝手に進めることができるのがまずは基本。

我々「仕事」というのを考えると、まず2)の「収入」を得るという面目が向きますが、心が成長成熟するごとに1)と3)の面「収入」によらずに重みを帯び、自分にできる、人と社会に役立つことを尽くすという姿になると言えると思います。

「心の成長」にとって、そうした「仕事」どう自分が向かうことができるかが、この世に生まれた時に誰にでも出される一つの宿題のようなものだと、としては考えています。
特に3)自分都合自分勝手には進められない、という面に対して、いかにうまく対応できるようになるか。そのためには、人を知り社会を知ること、そして「行動学」や「仕事のスキル」を習得することが重要になります。
それによって、「社会で生きる自信」という、人生の大きな宿題達成される、と。
この点、セレブ家庭に生まれて、何でも自分勝手にできる人は、得てして心の底では「社会で生きる自信」を持たないであろうまま、ろくでもない人間(^^;)になってしまうケースがあるのは、ワイドニュースなどでしばしば耳にする通りですね。


職業の選択

>?A職業の選択は、入社できそうな所・興味のあるもの・出来そうなもの・自分に合ったものが適していると言えますか。私は、学生の時になりたいものを選びました。
>?B私は、どちやかというと収入(お金)よりも自分の時間が欲しいと感じます。しかし、仕事は自己実現や自分の成長や課題にも大切と感じてもいます。

「職業の選択」は、まずは「広い視野から、総合的に、自分で決断する」ものと考えるので良いかと思います。
「広い視野」とは、自分の能力資質や性格、趣味傾向、資金、つてやコネといった自分の条件世の中どんな職業があるかの知識、そして上述のような、「仕事」「成長」関係、そうした沢山の視野を持って判断するほど、自分の幸福につながる選択ができるようになる、と。

>また、主婦・育児休暇などで就労から離れていて社会から取り残された気分になる方・病気で働くことをストップされている方・定年後の方で仕事が無い喪失感の方・仕事が見つからない方・働くことが困難な方・育児のためパートなどに変えたなどの場合もあると思います

職業の選択にあたって、さまざまな「制約」が出てくるというケースですね。同じで、それをさまざまな条件の中の一つとして、「広い視野から総合的に決断」しなければなりませんね。

全ての人において、「これで決めればいい」などというものではなく、人それぞれ人生の歩みそのものとして、選んでいくということになりますね。
もしそれぞれについてアドバイスするとしたら、それぞれ人生の歩み全て聞いてからだという話になると思います^^。

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