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記事No.1281に関するスレッドです


いらっとする言葉を言われたときの建設的行動 / ko 引用
No.1281 2018/08/16(Thu) 15:31:50

他人に批判され、いらっとしたときに、言い返したいという衝動に駆られるのですが、言ってもしょうがない、口げんかで相手を打ち負かして相手を不快にさせてもしょうがない、と思って、言われるがままに立ち去ります。
これは、相手を破壊しないという意味で、建設的な行動のように思えます。

ですが、そのあと、いらいらが収まらず、言い返しておけば良かったという思いと共に、相手に対するどす黒い憎しみみたいなものが生まれるのを感じます。
そして、その黒い憎しみが尾を引いて、次に会ったときには普通に接することは出来ず、余計に破壊的態度となってしまう。

結局、言いたいことはいって、互いにののしりあいになっても、黒い憎しみが残るよりはましだと思うのです。
大げんかをしたあと、それがきっかけで親友になるという話もあります。

私が育った家庭では、皆が言いたいことを押しCENSOREDきたような印象があります。

でも、その場では気まずくなることがあっても、それが破壊的な行為であったとしても、言いたいことは言って、相手の考えていることを知って、少しずつでも互いを理解していく、ということの方が、結果的には建設的なものになるのではないかと思います。

そのほうが、内にどろどろしたものをためずに、さっぱりとした人間関係につながる気がするのです。
一見、破壊的な行動が、長期的に見れば建設的な行動になるということはあるように思います。
もちろん、もっと適切な方法、より建設的な方法があるのでしょうが。

島野さんのように成熟した大人の人ならば、何を言われてもいらっとするようなこともないのでしょうが、現に何かにいらっとしてしまう私にとっては、それにどう対処するのが建設的な方法なのか分かりません。
建設的な行動をとった後にそれによっていらいらしてしまう自分も勘定に入れて、より建設的行動を想定する、ということなのでしょうか。

島野さんはどう考えますか。


 
「取り組み実践」全体からの検討^^ / しまの 引用
No.1282 2018/08/19(Sun) 16:44:45

これは書いていただいたことへの考慮事項全てていねいに書いていくと本が一冊書けてしまう感じですが(というか実際書いた本の多くが説明になるかと^^)要点を書いてみますと、
まず
・人と人との「親愛」は「喜びと楽しみの共有」をベースにして築かれるもの
という考え取っています。そこでの「楽しみ」「害のない攻撃性」つまり相手をからかいふざけるようなものアリだと思いますが、それを「楽しみ」として受けつけられるかどうか人によってかなり違いますので注意が必要ですね。

>でも、その場では気まずくなることがあっても、それが破壊的な行為であったとしても、言いたいことは言って、相手の考えていることを知って、少しずつでも互いを理解していく、ということの方が、結果的には建設的なものになるのではないかと思います。

については、『辞典』
実践4-1 「価値観」の理解 - 「愛」への価値観
にもまとめたように、
「喜び楽しみの共有」として向かう。それができない時孤独を受け入れる
というのを指針として採用しています。「破壊」になるような言葉は、に浮かんでも言わない
なぜそうした指針取るのか詳しい考慮点など、説明がまだ埋まっていない部分もありますが
「愛」への理解と価値観と取り組み
など参考頂ければと思います。

そしてご質問タイトルでもある「いらっとする言葉を言われたときの建設的行動」については、
・いらっとする言葉を言われないよう先回り対処する
というのが一番建設的ですね。もちろんこれは言ってすぐそうできるようなものではなく、日頃からの建設的行動法学びと実践の試行錯誤の積み重ね次第に身についてくるものになると思います。
そして

・実際にいらっとする言葉を言われたと感じた時の建設的対処
としては、
 1)実際に自分の側に問題があれば、その改善向上に取り組む
 2)いらっとした自分の感情の自己分析取り組み

などが出てきます。後者はまず「自尊心」への姿勢メインテーマになると思います。
これは実際のところ、「感情と行動の分離」に始まるハイブリッド心理学の「取り組み実践」の全体進めるというになると思います。

ということで、ここで気のきいたアドバイスを手短にという感じにはならない点申し訳ないのですが、一度まとまった読書などして頂き、ハイブリッド心理学の全体どう頭に入ってくるかなどから、検討頂ければと思います。

上述「先回り対処」「自分の側の問題の改善向上」については、一般論ではなく一つ一つの場面内容ごと学びが出てきますので、さしつかえなければどんなこと言われていらっとしたのかの具体的例など書いて頂ければ、その個々具体的アドバイス可能かと思います^^。


 
参考図書^^ / しまの 引用
No.1283 2018/08/20(Mon) 06:20:19

子供相手いらっとしがちだったのが、2週間がらっと改善変化した事例などありますのでぜひ一読頂ければ^^。
『実践編 上巻』
「A子さん」事例(1章、2章、10〜12章)



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