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記事No.641に関するスレッドです


初めまして、悩んでおります / みゅみゅ 引用
No.641 2013/10/04(Fri) 22:09:46

はじめまして。22歳、大学生です。
大学生になってから対人関係や自分の考え方について悩みが出てきたので相談させていただきたいと思います。
親に屈託なく接することが出来ません。大学に入った頃から親に悩み事や自分のやりたいことを素直に言えなくなってしまいました。自分のやりたいと言ったことにそれは無駄だ、もっと大学生としてやっておくべきことがある、などと言う親に萎縮して結局は自分のやりたいことは親に隠れてやったり我慢してしまいます。親が自分のことをどう見ているかが不安で、自分のダメな面をさらけ出すことができません。
また、人を自分のことを好きになってくれるかどうかで見てしまいます。自分に対して好意を抱いてくれそうな人には自然に惹かれますしそうでさそうな人とは距離を取ろうと思ってしまいます。なのでもし人を好きだと思ったとして、それが本当に親愛の情なのか好意につられているだけなのかわかりません。
そして何をするにも承認欲求を抱いてしまいます。正直な話、自分に対する贔屓の目を抜いてみても自分より劣っていると思われる他人が自分よりもちやほやされているのを見ると不快になり、自分より優れているものを持った人の自分より劣っている点を探さずにはいられません。
こんな感情を制御して親とも他人とも正常な関係を築くことが出来るようになるのか、そうなるためにはどうすれば良いのか悩んでおります。
お忙しい中とは存じ上げますが、何かアドバイスをいただければ幸いです。


 
「自分の成長」という観点からまず何が問題課題かから考える^^ / しまの 引用
No.648 2013/10/09(Wed) 17:46:58

まずはごく入門的アドバイスをしますと、

まずは何が問題であり課題か、から考えよ。自分の成長という観点から。

ということになると思います。
そこで「成長」とは、「自らによって幸福になれる能力の増大」を言います。これは『入門編上巻』で言った話^^(P.45)
必ずしも親にとっていい子であることが「成長」ではないですね^^。場合によってはその逆「成長」だったりします。

そうした「成長」向かうための重要な心のテーマ「愛」と「自尊心」があり、ハイブリッド心理学では、「愛」「分かり合い認め合うこと」ではなく「喜びと楽しみの共有」位置づける姿勢、そして「自尊心」「人に優越し打ち負かす」ことによってではなく「現実において生み出す」ことによって培い築く姿勢で、自身「望み」に向かって全てを尽くして生きることで、そうした「成長」へと向かうことができる。これがハイブリッド心理学考え方です。

そのために私たち自身が実践することとして、「動揺する感情を克服したいのだから、まず感情を鵜呑みにして考えない」という自明の指針の上に、「外面行動は建設的なもののみ行い、内面感情はただ流し理解することのみ行う」という「感情と行動の分離」と呼ぶ基本姿勢と、その上での外面のさまざまな行動法と、内面感情への自己分析などを行うのが、ハイブリッド心理学「取り組み実践」になります。

そうしたことを踏まえて、そもそも何が問題であり課題か、から考えるという話になります^^。
それでまずはこうなるというアドバイスなど書いてみますと、

>親に屈託なく接することが出来ません。

そもそも「親」というのは大抵、屈託なく接することができるような相手ではありません。大抵子供に自分の考えの枠を押しつけようとする、成長を妨害しがちな存在というのがというものです^^;
ですので、親に接する望ましい姿勢とは、「屈託なく接する」なんてものではなく、「十分に作戦を練って接する」というのが望ましいものになると思います。

>親が自分のことをどう見ているかが不安で、自分のダメな面をさらけ出すことができません。

必ずしもさらけ出す必要などありません。
親との関係において何を生み出すか目的ありきの問題になりますね。「ダメ面」な面がたとえば何かの病気になってしまい高額な治療費が必要親の援助を得たいということであれば、それをさらけ出すのは有益なことでしょう。
親との関係において何を生み出したいのか、から考えてみて頂ければ^^。

>自分に対して好意を抱いてくれそうな人には自然に惹かれますしそうでさそうな人とは距離を取ろうと思ってしまいます。

これは自然なことであり問題ではないと思いますヨ^^。僕だって友人にするのは僕を好いてくれる人です。僕を嫌いな人とわざわざつき合おうなんて思いません^^。

>そして何をするにも承認欲求を抱いてしまいます。正直な話、自分に対する贔屓の目を抜いてみても自分より劣っていると思われる他人が自分よりもちやほやされているのを見ると不快になり、自分より優れているものを持った人の自分より劣っている点を探さずにはいられません。こんな感情を制御して親とも他人とも正常な関係を築くことが出来るようになるのか、そうなるためにはどうすれば良いのか悩んでおります。

それが今の未熟な心だとして、これからどのように心の成長に向かうかだと思います^^。
上述「愛」「自尊心」というテーマでもあり、まずは自分の価値観を確認することからになると思います。
人生を通して歩む成長であり、ここで「こうすればいいですヨ」と付け焼刃なアドバイスで済むことではなく、「愛」「自尊心」というテーマへの自分の考え方、そして日常での思考法行動法全て、そして「日常生活と社会生活の向上」といった人生の全般的テーマに、どう向かうか。それらの全てが、人との関係のあり方結実しましす。

ですので、「生涯の学び」として、手ごろそうなもの(『ブログ書籍No.1ハイブリッド人生心理学の紹介』あたりがいいかも^^)から、継続的な読書をすると共に、具体的な場面「この場合はどう考えれば?」という実践的な取り組みを、今後検討されると良いと思います。
具体的な思考法行動法については、まだまだ情報が散らばっており「まずこれを読んでみて♪」と言えるものがない点ご不便かと思いますが、もうじきしたら『メール相談事例集』など掲載開始予定ですので^^。

具体的場面での思考法行動法については、差しさわりのない範囲具体的内容を書いて投稿頂ければ、懇切にアドバイス返していきますので^^。



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