JHF安全性委員会からお知らせです 最近死亡事故が発生しております。
低空では危険高度と表しており、無理な進入、 無理なアプローチ、サーマル狙いで遠方へ行き低空で ランディングへ向かってくることは、リスクが とても大きいです。
また、メインランディングを狙っていて、身の危険を 感じる場合には、他の場所に安全に降りることも有効 な手段です。
フライトプランは着陸するまで、しっかりと考えて整理して飛びましょう。
そして、スペインでもタンデムの死亡事故が発生しました。 事故はカステホン・デ・ソス(Castejon de Sos)で起こりました。 タンデムパイロットはプロである情報です。 ここはランデイングの風が強くなることが有名で、 そのためにこのパイロットは、風が強いために グライダーを切り離すクイックアウト式カラビナを、 事故前日にに装着したようです。
事故は地上近く、しかし緊急パラシュートを開けるような高さではなかったようです。
クイックアウトの一つが開いたようでグライダー側 には一つだけのカラビナにつながったまま落下。 二人とも死亡ということです。
カラビナが空いた理由はパイロットのミスか、カラビナが壊れていたかは現在は不明。
日本でもクイックアウトカラビナを使用されている方 はいますので、日頃からカラビナのチェックを必ず 行うようにお願いします。
安全性委員会
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No.2305 2017/07/05(Wed) 09:53:25
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