![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
文族として、参加します。 SSを書いてみました。 #絵を描くのが、体力的にきついのでー。 #犬士さんは、しゃべれる前提でよかったですよね? #なにか、不味いところとか、こうしたらよいよ。ってことは、レスで教えてくださいー。 --------- ケン、ケン。 片足で小石を蹴飛ばしながら、チターは進む。 こないだ、人の子供たちに習った遊びだ。 ケン、ケン、ケン。 その後、ケン、パーだっけ? 首をかしげる。 「ケン。は、片足上げたままでね!」 あの時、ルルは言った。 うん。思い出した。 次、パーで足を開くんだった。 「練習。練習。」 また、小石を蹴飛ばしながら、進む。 ひょこ、ひょこと、尻尾が揺ぐ。 よし。上手に、動けるようになった。 うんうん。と首をふる、チター。 元々、身体能力が人よりも優れる犬士だ。 要領さえ掴めれば、 石蹴りしながら、足を開いたり閉じたりするくらいなんてことはない。 体を動かすことが大好きだし、 仕事だって、人の大人たちに混じっての雪かきもお手の物。 いつも冬の間は、ピアニシモおばあちゃん家の屋根の雪下ろしをやっている。 「ふぅ。」 一息ついて、チターは空を見上げた。 ぴかぴかだ。 ピアニシモおばあちゃんの、青い瞳みたい。 とたんに、ぐぅ。とお腹がなる。 雪下ろしの後には、いつも、おばあちゃんとおやつを食べていたのだ。 「わぁ。」 きょろきょろと、辺りをみわたしてしまう。 今日は、一人で練習していたのに。 お腹をさすって顔を下ろすと、自分の影はずいぶんと長く伸びていた。 「もう、帰らなきゃ。」 走る、チター。 トットット、トトトー。トッ、トットー。 軽快な。とは言いがたい音が聞こえて、ふと足を止めた。 お隣さんの、ルルの家からだ。 「あれ。なんだろ?」 聞きなれない、音。 チターは耳もよいが、聞き覚えがない音だ。 「ルルー!ねぇ。いるー?なんか、音するけど。」 チターが窓を叩くと、影が動いた。 「チター。えーと、ね。ないしょなの。ないしょなの。」 ルルの声だ。 「なんか、変な音がするなぁ。と、思って。えと?ないしょなの?」 チターの頭の中で、「?」がくるくるまわる。 「ないしょなの。ないしょなの。ないしょなの。明日。うん。明日には、できるから!」 カーテンは閉まったまま。 ないしょなの。を連発して、「じゃ!きっと、明日ね。」と、ルルは話しを締めくくった。 チターは思う。 よくわかんないけど、ルルが明日ね。って言うのだから、明日になればわかるんだろう。 ルルが、自分に嘘をついたことはないから。 そして、次の日の朝。 チターの家のチャイムがなる。 赤いバンダナを差し出す、ルル。 「学校の授業で、足踏みミシンの使い方習ったの。 えーと。 で、家で作ってみたの。 ほら!チター、シィさまの赤いマフラーかっこいい。って言ってたでしょ! ほら!バンダナなら、今からの季節でも暑くないし! ほら!名前も刺繍したから、なくさないし!!!!! えーと。えーと…。」 赤い目のルル。 チターは思う。 ほら!連発は照れ隠しだな。 ならば…。 にっこり笑って「ありがとう。」と、だけ伝えよう。 ないしょなの。の訳。 少しゆがんだミシン目のバンダナは、それから毎日、チターの首でゆらゆらと揺れるようになった。 ------------- [No.7696] 2011/06/08(Wed) 19:28:22 |
この記事への返信は締め切られています。
返信は投稿後 180 日間のみ可能に設定されています。