詩歌藩国

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T16作業者リスト仮作成 (No.7671への返信 / 2階層) - 星月典子

> Ｔ１６末の１００マイル配布まだ！
> 帝國：http://blog.tendice.jp/201012/article_2.html
> http://www9.atwiki.jp/i_kinkoban/pages/372.html

作業時間とかわかんにゃい！
T16で藩国作業してくださった皆様って下記であってますでしょうか？
「作業したのに名前がない！」とか「作業してないのに名前がある！」とかありましたらご指摘くださいませ。
作業時間も「たくさんしたよー」とか自己申告してもらえるとありがたいです。
よろしくお願いいたしますー。

18-00341-01：九音・詩歌：
18-00343-01：鈴藤　瑞樹：
18-00344-01：星月　典子：
18-00345-01：竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン：
18-00346-01：花陵ふみ：
18-00347-01：駒地真子：
18-00348-01：崎戸剣二：
18-00354-01：士具馬　鶏鶴：
18-00356-01：岩崎経：

[No.7672] 2011/04/24(Sun) 00:28:43

4/26　生ログ (No.7668への返信 / 1階層) - 鈴藤　瑞樹＠詩歌藩国

鈴藤瑞樹さんの発言:
こんにちはー。生活ゲームにうかがいました。
記事はこちらになります。
http://cwtg.jp/ogasawara/wforum.cgi?no=6217&reno=6174&oya=6174&mode=msgview

イベント選択にあたって２点ほど質疑をお願いしたいのですが
よろしいでしょうか？
あれ、通じない・・・こんにちはー
裕吏さんの発言:
記事どうぞ
まってたよー
通じないってなに
鈴藤瑞樹さんの発言:
あ、あれー
記事はこちらになります。
http://cwtg.jp/ogasawara/wforum.cgi?no=6217&reno=6174&oya=6174&mode=msgview

イベント選択にあたって２点ほど質疑をお願いしたいのですが
よろしいでしょうか？
すみません、５時に一回声かけたらなぜか反応がなかったので
裕吏さんの発言:
どぞー
まじすか。
鈴藤瑞樹さんの発言:
ありがとうございます
裕吏さんの発言:
ずっとまってたんだが。
鈴藤瑞樹さんの発言:
Ｑ１：デートチケットの使用なのでデートという連絡がむこうにいくと思うのですが
ほかのイベントを選んでもカレンが怒ったりしないでしょうか？

Ｑ２：できれば満天星国に暴動鎮圧に行った時のことについて話をして
今後はあぶないことをしないように説得したいと思っているのですが
そもそも説得自体が難しすぎる、といったことはあるでしょうか・・・

次のメッセージはすべての送信先に配信されませんでした:
Ｑ１：デートチケットの使用なのでデートという連絡がむこうにいくと思うのですが
ほかのイベントを選んでもカレンが怒ったりしないでしょうか？

Ｑ２：できれば満天星国に暴動鎮圧に行った時のことについて話をして
今後はあぶないことをしないように説得したいと思っているのですが
そもそも説得自体が難しすぎる、といったことはあるでしょうか・・・

鈴藤瑞樹さんの発言:
Ｑ１：デートチケットの使用なのでデートという連絡がむこうにいくと思うのですが
ほかのイベントを選んでもカレンが怒ったりしないでしょうか？

Ｑ２：できれば満天星国に暴動鎮圧に行った時のことについて話をして
今後はあぶないことをしないように説得したいと思っているのですが
そもそも説得自体が難しすぎる、といったことはあるでしょうか・・・
裕吏さんの発言:
Ａ１：ええ
鈴藤瑞樹さんの発言:
お、お待たせしてすみませんでした（汗
なんでだろ・・・
裕吏さんの発言:
Ａ２：むずいと思うぞ。　なにせこう、一番酷い目にあったのはなにより本人だからな
それでも警官やろうとか考えるんだから、相当むずいと思う。
鈴藤瑞樹さんの発言:
うう、ですよねあれで行こうと思うなんてすごすぎると思いました・・・
うんと、ではｲﾍﾞﾝﾄなんですが、いちどｶﾚﾝに選んでみてもらいたいと思います。
裕吏さんの発言:
ＯＫ
／＊／
ここは詩歌藩国だ。音楽にあふれている
鈴藤瑞樹さんの発言:
おお。街中でしょうか。
裕吏さんの発言:
そだね。
カレンが厚着してるが、それでも寒そうだ。
カレン：「春はどこデスか」
鈴藤瑞樹さんの発言:
「春ですかー。へびのおっちゃんが呼ぶと聞いたことがありますが」
Ｑ：ちなみにどんなの選んだんでしょうか
裕吏さんの発言:
Ａ：デート
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃え、えー・・・
裕吏さんの発言:
ちなみに彼女のイメージではうららかな春にあわせた服を買うついでにデートだが
まあ、なんだ。テンダイスうそー！とか、彼女は思ってる
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃え。ﾃﾝﾀﾞｲｽ見れるんですか？
裕吏さんの発言:
カレンは見てるよ。掲示板も一通り見てるね。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃予想外の一面が！　ＮＷＣが見られていないことを祈るしかないﾃﾞｽ
裕吏さんの発言:
＃つければ大丈夫
カレン：「クリームがあったころが懐かしい・・・」
カレン：「はぁ、家に帰るでスか」
鈴藤瑞樹さんの発言:
ｒ　：　せっかくなので、寒そうならちょっとくっついてみますー
「すこしはあったかい？」
裕吏さんの発言:
カレン：「少し」
鈴藤瑞樹さんの発言:
「まぁ、帰ってもいいですけど。　どこかお店に入るでもいいですよ」
＃ほんとに寒そうというか、ダメそうな感じでしょうか
裕吏さんの発言:
カレン：「よし、入るですよ」
今日は暖かく、―５度くらいだ
暖房つけてねれば凍死しないくらい。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃アッタカーイ！

近場だとどんなお店がありますか？
裕吏さんの発言:
温泉、喫茶店、衣類の店
鈴藤瑞樹さんの発言:
難しい・・・！
でもあえて温泉を選びます
「ようし、いちばんあったかそうなのにしましょうー」
裕吏さんの発言:
温泉に行った。
カレンもいやがらずについてきた。
カレン：「温泉、おんせーん」
なんか温泉魔神になってる
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃おんせんまじんｗｗ
裕吏さんの発言:
店に入って、フードのつらら落としてる
カレンため息
カレン：「なんでこんなところに人すみまスか」
鈴藤瑞樹さんの発言:
Ｑ　：　さすがに寒すぎると思うんですが、例年と比べて普通なんでしょうか？
「まぁ、たまたま住んでたところが寒かったというか。　そういう物好きな人もいるんですよ」
「こんど、どこか暖かい国にでも行ってみましょうか。　旅行とか」
裕吏さんの発言:
Ａ：少し寒いくらいかな。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃オゥ、さすがの詩歌藩クオリティ・・・
裕吏さんの発言:
カレン：「ナニ言うですか。おたんこなす、逃げるみたいで嫌デス」
ぺこぺこ叩かれた。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃この人は・・・ｗ
裕吏さんの発言:
温泉は混浴らしい
鈴藤瑞樹さんの発言:
「うあう、スミマセン」
むぅ、混浴・・・
「ときに、カレンさんは混浴というものをご存知ですか」
裕吏さんの発言:
カレンは服脱ぎだしている。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃すぴーでぃ！
裕吏さんの発言:
カレン：「当然、私はミソッカスと違って詳しいデすよ。瑞樹は知らないデスか」
鈴藤瑞樹さんの発言:
えーとあんまり見ないように気をつけつつ観念して自分も用意します
「いやまぁ、知ってます。　いや、それよりいまなんて呼びましたか！？」
裕吏さんの発言:
残念ながら水着姿だ。
カレン：「ミソッカス」
鈴藤瑞樹さんの発言:
Σ　しょんぼりします。　すごくorzします。
裕吏さんの発言:
カレンは不思議そう
ぺちぺち叩かれた
鈴藤瑞樹さんの発言:
「ううううう、名前で呼んでくれたと思ったのに・・・うれしかったのに・・・」
裕吏さんの発言:
カレン：「あ、そっち？」
驚かれた
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃勘違いが・・・！
「うん、あの、うれしかったのです。　でもできればイントネーションをこう、ミズキと呼んでもらえるともっとうれしいです」
裕吏さんの発言:
カレン：「ミズーキ」
カレンは貴方の手を引っ張って温泉に入った。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃というか温泉の脱衣所でなにをやってるんだろう
裕吏さんの発言:
意外に我慢出来なかったらしい。
ふーと顔がにやけてる
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃待たせすぎました・・・
うれしそうな顔を見てにこにこします　ｳﾌﾌｰ
裕吏さんの発言:
カレン：「生き返るデすね。何時になったら暖かくなりまスか」
カレンは湯を手ですくってはにこにこしている。
鈴藤瑞樹さんの発言:
「いつになりますかねー。　はやくあったかくなるといいですね」
裕吏さんの発言:
カレンは子供のように、うんと微笑んだ。
鈴藤瑞樹さんの発言:
もーｗ　かわいいのでなでなでしちゃいマス
裕吏さんの発言:
カレンは不思議そう。
にこっと貴方に笑った
鈴藤瑞樹さんの発言:
笑顔で返します。　えへへー
裕吏さんの発言:
カレン：「キスしてもいいでスよ？」
鈴藤瑞樹さんの発言:
Σ
裕吏さんの発言:
カレン：「どつかれるでスけど」
＃Σが入力されるのを先読みしてるなあ。
鈴藤瑞樹さんの発言:
＃はじめて読まれた気がします！
「いやまぁ、その条件なら問題なくしますけど」
というわけでちゅーします
裕吏さんの発言:
キスした。長いということで殴られた。
カレン：「ナニやるですか」
鈴藤瑞樹さんの発言:
「えー！　だって、好きなんですもん・・・」
裕吏さんの発言:
カレンは目線だけ明後日を見た
鈴藤瑞樹さんの発言:
そしてはずしたところでもういちどちゅーを
裕吏さんの発言:
すぱーんと水陸両用ハリセンで殴られた
カレン：「油断も隙もﾅｲですね」
鈴藤瑞樹さんの発言:
「グハ！　新型だと！？」
裕吏さんの発言:
カレン：「そう、水に強いデス」
カレンは悩んだあと、貴方の頬に少しキスした
その後三回貴方をぶったたいた。
／＊／
はい。おつかれさまでした。
鈴藤瑞樹さんの発言:
お疲れ様でした、ありがとうございました。
もう、悩む必要ないのにーかわいいなぁー
どうでもいいんですが、ナニやるでちょっと勘違いしそうになりました。
裕吏さんの発言:
ツンデレです
それは病気です。
鈴藤瑞樹さんの発言:
もちろん知ってます！
裕吏さんの発言:
わははは
評価は＋１＋１でした。
鈴藤瑞樹さんの発言:
そっちも知ってます！＞病気
裕吏さんの発言:
秘宝館には１，１で依頼できます。
鈴藤瑞樹さんの発言:
すみません累計１０、１０でよかったでしょうかー？
裕吏さんの発言:
そだよ
では解散しましょう。おつかれさまでした。
鈴藤瑞樹さんの発言:
下がってなかった・・・よかったですー
はい、ありがとうございましたー！

[No.7673] 2011/04/26(Tue) 18:04:19

Ｔ１６作業マイル配布 (No.7671への返信 / 2階層) - 竜宮･司＠詩歌藩国

藩王と相談しつつマイル配布申請だしました。
申請場所
http://arktos.noor.jp/kinko/wforum.cgi?no=4478&reno=4206&oya=4206&mode=msgview

【Ｔ１６国内作業マイル配分】
18：詩歌藩国：34
18-00160-02：豊国　ミルメーク：1
18-00341-01：九音・詩歌：4
18-00343-01：鈴藤　瑞樹：5
18-00344-01：星月　典子：12
18-00345-01：竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン：27
18-00346-01：花陵ふみ：3
18-00347-01：駒地真子：2
18-00348-01：崎戸剣二：1
18-00354-01：士具馬　鶏鶴：6
18-00356-01：岩崎経：5
計１００マイル
http://blog.tendice.jp/201012/article_2.html

＊竜宮・司のマイルは藩国マイルから１６マイル借り入れています。
返すあては編成プリフライトチェックなどであるのでそれほど借り入れる期間は長くないと思います。
藩国口座から個人口座へマイル移動すると手数料として２マイルかかるためこのような形で借りることになりました。

[No.7674] 2011/05/06(Fri) 22:59:12

5/12 生ログ (No.7668への返信 / 1階層) - 星月典子

星月典子＠詩歌の発言: (23:59:48)
こんばんはー。星月典子＠詩歌です。
生活ゲームをお願いしにまいりました。よろしくお願いいたします！

芝村の発言: (0:00:21)
ああい。記事どうぞ
芝村の発言: (0:00:25)
イベント選択もね
星月典子＠詩歌の発言: (0:00:46)
はい、こちらになります。
http://cwtg.jp/ogasawara/nisetre.cgi?no=6352

【予約者の名前】18-00344-01：星月　典子：詩歌藩国
【実施予定日時】2011/5/12／24:00～25:00
【ゲーム実施時間】２０マイル×１時間
【予約の有無】予約　有り（１０マイル）
【召喚ＡＣＥ】
　・ヒルデガルド：藩国非滞在：１０マイル
　・鼠の騎士ジャスパー：藩国滞在：０マイル
　・エクウス：藩国滞在：０マイル
【参加プレイヤーの食糧消費】３マイル×１人
【合計消費マイル】計４３マイル
【参加者：負担するマイル】
　・18-00344-01：星月　典子：0マイル：入学済
　誕生日枠を使用させていただきます。
　http://cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article&id=12654

よろしくお願いいたします。

芝村の発言: (0:00:59)
ＯＫ
星月典子＠詩歌の発言: (0:01:23)
イベントは…　ええと、現況どんな感じなんでしょうか。
芝村の発言: (0:01:45)
共和国で大爆発
芝村の発言: (0:01:56)
魔法熱がじわじわ広がってる現状
星月典子＠詩歌の発言: (0:02:09)
ひぃぃい…！
星月典子＠詩歌の発言: (0:03:03)
予約した時は、えっと生活ゲーム久しぶりなので、その間に色々お世話になったお礼を改めてさせていただいて
芝村の発言: (0:03:18)
うん
星月典子＠詩歌の発言: (0:03:35)
ゆっくりお話しとかできたらなーとか思ってたのですが、そういう状況ではなさそうですね
星月典子＠詩歌の発言: (0:04:22)
現況に対応するためにもまずは会ってお話しできればと思います。が、可能でしょうか？
芝村の発言: (0:04:31)
うん。いけると思う
芝村の発言: (0:04:34)
２分待ってね
星月典子＠詩歌の発言: (0:04:45)
はい、よろしくお願いいたします！
芝村の発言: (0:06:33)
／＊／
芝村の発言: (0:06:45)
ここは宰相府、冬の園だ。
芝村の発言: (0:06:55)
エクウスは白い鼻息をだしている。
星月典子＠詩歌の発言: (0:07:17)
「エクウス…！」思いをこめてぎゅむぎゅむします
芝村の発言: (0:07:42)
エクウス：「大丈夫？咳とまった？」
星月典子＠詩歌の発言: (0:08:14)
「ありがとう。う、ということは…」
星月典子＠詩歌の発言: (0:08:31)
＃詩歌でも魔法熱広まってますか…
芝村の発言: (0:08:42)
＃それほどでも
芝村の発言: (0:09:00)
なにせ、帝國唯一のアンチマジックベリー生産国だから
星月典子＠詩歌の発言: (0:09:16)
＃ありがとうございますー
星月典子＠詩歌の発言: (0:09:37)
＃国内は蛇イチゴのおかげでなんとかおさまってる感じですかね
星月典子＠詩歌の発言: (0:09:42)
「エクウスは大丈夫？」
芝村の発言: (0:10:02)
エクウス：「うん。ぼく、タルトたべたよ！」
星月典子＠詩歌の発言: (0:10:31)
「そっか、よかったエクウス元気で…！」なでなで　ほんとよかった！
星月典子＠詩歌の発言: (0:10:50)
「ヒルデガルドさんとジャスパーは？」
芝村の発言: (0:11:15)
ヒルデガルドは薔薇園の先に
芝村の発言: (0:11:28)
ジャスパーは貴方の髪の中に隠れている
星月典子＠詩歌の発言: (0:11:53)
髪の中w　つんつんします「ジャスパーは咳どう？」
芝村の発言: (0:12:16)
ジャスパーは顔をだした。
芝村の発言: (0:12:32)
ジャスパー：「大丈夫。典子も大丈夫そうだな」
芝村の発言: (0:12:39)
ジャスパー：「さて、問題だぞこれは」
星月典子＠詩歌の発言: (0:13:20)
「だね…　まずはヒルデガルドさんとお話しさせてもらおっか」
星月典子＠詩歌の発言: (0:13:44)
お待たせしてそうなのでヒルデガルドさんところに向かいますw
芝村の発言: (0:13:52)
ジャスパー：「いこう」
芝村の発言: (0:14:00)
ヒルデガルドは貴方を見て微笑んだ。
芝村の発言: (0:14:06)
ヒルデガルド：「お茶があるわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:14:16)
「こんにちはー。わー！ありがとうございます！」
芝村の発言: (0:15:02)
ヒルデガルド：「無事でよかった」
芝村の発言: (0:15:12)
ジャスパー：「ばあちゃんも」
星月典子＠詩歌の発言: (0:15:13)
「っと、まず言わないとと思ってたんだった！ヒルデガルドさん、ジャスパー、エクウス、いつもありがとうございます！」
「ヒルデガルドさんも！」
芝村の発言: (0:16:04)
ヒルデガルド：「どうしたの？いきなり」
星月典子＠詩歌の発言: (0:16:07)
ヒルデガルドさんがすでにお茶飲んでおられましたら私もいただきます
芝村の発言: (0:16:09)
ジャスパー：「おいおい」
芝村の発言: (0:16:18)
お茶をのんだ。薔薇のかおりがする
星月典子＠詩歌の発言: (0:16:32)
「おいしい…いい香り…」
星月典子＠詩歌の発言: (0:16:55)
「いやーいっつもお世話になってて言い足りないなと思ってw＞お礼」
芝村の発言: (0:17:28)
ジャスパー：「最期の戦いにはついていくからな」
芝村の発言: (0:17:34)
エクウス：「なにそれ？」
芝村の発言: (0:17:44)
ヒルデガルド：「まあ、比喩でしょうね」
芝村の発言: (0:17:57)
ジャスパー：「俺たち友達だろ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:18:11)
「うん、友達。大切な」
芝村の発言: (0:18:30)
ジャスパーは笑った。
芝村の発言: (0:18:46)
ジャスパー：「問題はヤオトだな」
芝村の発言: (0:18:55)
ヒルデガルド：「知ってるのね」
芝村の発言: (0:19:02)
ジャスパー：「うん」
星月典子＠詩歌の発言: (0:19:49)
「だね。まずは…
星月典子＠詩歌の発言: (0:20:22)
「詩歌の蛇イチゴで、どれだけ救えるのかしら。もう国内で手一杯？」
星月典子＠詩歌の発言: (0:20:44)
「それかもっと他の手段がよい段階？」
芝村の発言: (0:21:00)
ジャスパー：「うーん。３００万人は助けられると思う」
芝村の発言: (0:21:10)
エクウス：「歌でもう少しは」
星月典子＠詩歌の発言: (0:22:00)
「ありがとう！」
芝村の発言: (0:22:20)
ジャスパー：「でも、帝國三億人には届かない」
星月典子＠詩歌の発言: (0:22:22)
＃詩歌（技術）＊詩歌の技術により、歌う間、生物の反応は１５６２倍になる。
＃ですかね
芝村の発言: (0:22:28)
そだね＞
星月典子＠詩歌の発言: (0:22:41)
＃ありがとうございますー
星月典子＠詩歌の発言: (0:22:46)
「三億人…」
芝村の発言: (0:23:36)
ジャスパー：「ヘビイチゴでは重傷者はなおせない」
星月典子＠詩歌の発言: (0:24:28)
「うん…重傷者への対応方法って何かわかってることあるのかな」
芝村の発言: (0:25:25)
ヒルデガルド：「転地治療ね」
星月典子＠詩歌の発言: (0:25:31)
＃竜宮さんの質疑とちょっとかぶってますがw　ごめんよ竜宮さんー
＃http://cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article&id=15048
芝村の発言: (0:25:42)
ヒルデガルド：「宰相府につれてくれば、たぶんなおせるわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:26:08)
「おお…　宰相府で何人受け入れ可能でしょうか」
芝村の発言: (0:26:52)
ヒルデガルド：「５００万人は」
星月典子＠詩歌の発言: (0:27:25)
「ありがとうございます。…重症者を優先して宰相府で受け入れていただいて
星月典子＠詩歌の発言: (0:27:57)
「軽症者はヘビイチゴで。ですかね」
芝村の発言: (0:28:14)
ヒルデガルド：「そうね。でも、すでにこっちにはいろんな人がなだれこんでるわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:29:08)
「そうですよね…　宰相府以外で療養できそうなところはありますでしょうか」
星月典子＠詩歌の発言: (0:29:35)
＃第五世界、という話は出てましたが
芝村の発言: (0:29:56)
ヒルデガルド：「探せばあると思うわ」
芝村の発言: (0:30:21)
ヒルデガルド：「問題は、このまま病気が広がれば、どうにもならなくなることね」
星月典子＠詩歌の発言: (0:30:37)
「はい」
芝村の発言: (0:31:26)
ヒルデガルドは微笑んだ。
芝村の発言: (0:31:57)
ヒルデガルド：「まあでも、聖書にない話だし、私のビジョンにもないから、大丈夫よ。きっと」
星月典子＠詩歌の発言: (0:32:18)
「ありがとうございます」私も微笑みます
芝村の発言: (0:32:43)
ヒルデガルド：「私に出来る事があれば、いって」
芝村の発言: (0:32:49)
ジャスパー：「俺も」
芝村の発言: (0:32:55)
エクウス：「僕も」
星月典子＠詩歌の発言: (0:33:09)
「しかし急がないとですね。ええと、まずは宰相に重症者受け入れをお願いして、軽症者に向けてヘビイチゴを…　ありがとうございます！ありがと！」
芝村の発言: (0:33:51)
ヒルデガルド：「詩歌だけなら大丈夫よ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:35:03)
「ありがとうございます」
星月典子＠詩歌の発言: (0:35:21)
＃でも他の藩国はどうしたらいいのか…！詩歌だけで１５００万人もいるのか…
芝村の発言: (0:35:53)
＃いや。まさか
芝村の発言: (0:36:08)
詩歌で輸送は１００人かそこらだろう
星月典子＠詩歌の発言: (0:36:23)
＃あ、ありがとうございますー。いえ、人口何人だったかなーとw
星月典子＠詩歌の発言: (0:36:49)
＃帝國の重症者は何人くらいかわかりますでしょうか
芝村の発言: (0:37:13)
#ヒルデガルドにきけばおしえてくれる
星月典子＠詩歌の発言: (0:37:19)
＃はいーw
星月典子＠詩歌の発言: (0:37:32)
「帝國の重症者は何人くらいになりますか？」
芝村の発言: (0:38:07)
ヒルデガルド：「各国の集計待ちだけど、おおよそ４００万人」
芝村の発言: (0:38:21)
ヒルデガルド：「昨日まででね。今日は２倍かもしれないわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:38:29)
「…！」
星月典子＠詩歌の発言: (0:39:10)
「急がないと、ですね。重症者の輸送の手配をお願いしてもよいでしょうか。」
星月典子＠詩歌の発言: (0:39:20)
（すでに動かれてそうな気もしますが
芝村の発言: (0:39:46)
ヒルデガルド：「語民官の政策が必要だわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:40:50)
「わかりました。すでにみぽりんさんが動き出されてますので」
星月典子＠詩歌の発言: (0:41:29)
「さらに進めていきます。」
芝村の発言: (0:41:32)
ヒルデガルド：「じゃあ、大丈夫そうね。私も出来る限りはやっているわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:41:41)
「ありがとうございます！」
芝村の発言: (0:42:39)
ヒルデガルドは微笑んだ。
星月典子＠詩歌の発言: (0:42:39)
「ヘビイチゴの方はまず歌で生産量増やさせてもらって、ですかね。こちらは国内で音楽家や吟遊詩人に呼びかければいいですかね」
芝村の発言: (0:42:54)
エクウス：「うん」
芝村の発言: (0:43:08)
エクウス：「僕も謡えるよ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:43:24)
「おお！頼もしい！」
星月典子＠詩歌の発言: (0:44:14)
「呼びかけはジャスパーとエクウスにもお願いできるかな？もちろん政策も作って」
星月典子＠詩歌の発言: (0:44:23)
＃竜宮さんがすでに作ってますw
芝村の発言: (0:44:35)
ジャスパー：「分かった」
芝村の発言: (0:44:47)
ジャスパー：「やってみる」
星月典子＠詩歌の発言: (0:45:06)
「お願いします！」
星月典子＠詩歌の発言: (0:45:43)
「あとは…共和国側はどういった状況なのでしょう…」
芝村の発言: (0:45:54)
ヒルデガルドの顔は曇った。
芝村の発言: (0:46:05)
ヒルデガルド：「鍋の国は壊滅したわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:46:18)
「…！」
芝村の発言: (0:46:31)
ヒルデガルド：「周辺国もかなり絶望的な状況。数日で二億人が死ぬかもしれないわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:47:00)
「に…おく…？」
芝村の発言: (0:48:05)
ヒルデガルド：「これは控えめな数字」
星月典子＠詩歌の発言: (0:48:14)
言葉が出ない…
芝村の発言: (0:48:20)
ジャスパー：「助けられないのか」
芝村の発言: (0:48:56)
ヒルデガルド：「難しいわね。帝國も数日遅れで同じ事になるかもしれないわ。急増しているから」
星月典子＠詩歌の発言: (0:50:41)
「…共和国でも同じように輸送で対応も…すでに難しい状況ということですよね…」
芝村の発言: (0:51:25)
ヒルデガルド：「ええ」
芝村の発言: (0:52:03)
ヒルデガルド：「国境のナニワアームズや玄霧はたすけるわ」
星月典子＠詩歌の発言: (0:52:30)
「…はい」
芝村の発言: (0:53:07)
ヒルデガルド：「ごめんなさい・・・」
星月典子＠詩歌の発言: (0:53:41)
「いえ…！私こそごめんなさい…　ヒルデガルドさん、いつも本当にありがとうございます」
星月典子＠詩歌の発言: (0:54:08)
「そして心配かけてばかりで本当にごめんなさい…」手をとってにぎります
芝村の発言: (0:54:20)
ヒルデガルドは、貴方をだきしめた
芝村の発言: (0:54:22)
／＊／
芝村の発言: (0:54:28)
はい。おつかれさまでした。
星月典子＠詩歌の発言: (0:54:39)
ありがとうございましたーぎゃわー急がなきゃ＠＠
芝村の発言: (0:55:01)
うん。
芝村の発言: (0:55:07)
このログはだしたがいいかもね
星月典子＠詩歌の発言: (0:55:20)
はい。急いで出します。
詩歌より、ヘビイチゴ生産に対して政策で資金と肥料として生物資源を消費する予定なのですが
星月典子＠詩歌の発言: (0:55:28)
どのくらいあればよいでしょうか？
芝村の発言: (0:56:18)
おそらく生産できないんじゃないか。
星月典子＠詩歌の発言: (0:56:39)
え
芝村の発言: (0:56:44)
種の数が問題だ
星月典子＠詩歌の発言: (0:57:16)
あー。歌なら収穫量が増えるようなイメージでしょうか？
芝村の発言: (0:58:03)
「ええと、世界樹が足りないことが問題なら詩歌で１０００倍育成できないかって話が来てる。一応技術とはいえ異常な速度ではあるから、ちょっと怖い気はするんだけど」
芝村裕吏さんの発言
ラファエロ：「難しいな。魔力枯渇が起きるだろう。大規模な自然破壊になる」
芝村の発言: (0:58:08)
裏で電話おきてる
芝村の発言: (0:58:21)
風野先生と旦那の会話の抜粋
星月典子＠詩歌の発言: (0:58:42)
ありがとうございますー　やっぱりだめかー
星月典子＠詩歌の発言: (0:59:09)
今ある分でなんとかしないと、なのですね。
あーじゃあエクウスとジャスパーに待ったかけないと
星月典子＠詩歌の発言: (0:59:20)
（吟遊詩人への呼びかけお願いしちゃったので
星月典子＠詩歌の発言: (0:59:42)
ジャスパーとエクウスには代わりに護民官の仕事を手伝ってもらうようお願いできますでしょうか？
芝村の発言: (1:00:26)
ＯＫ
芝村の発言: (1:00:30)
ただまあ。
星月典子＠詩歌の発言: (1:00:37)
ありがとうございますー、っと
星月典子＠詩歌の発言: (1:00:39)
はい
芝村の発言: (1:00:49)
詩歌意外というのがあるぜ
星月典子＠詩歌の発言: (1:01:10)
お？　と言いますと…？
星月典子＠詩歌の発言: (1:01:34)
詩歌藩国じゃないところで歌って、ということでしょうか？
星月典子＠詩歌の発言: (1:01:39)
（共和国とか
星月典子＠詩歌の発言: (1:01:49)
逆にあぶない？
芝村の発言: (1:03:05)
魔力が増えすぎてこまるところならいいじゃん
星月典子＠詩歌の発言: (1:03:56)
つまり、魔法熱大流行りのところでなら歌ってもだいじょぶな感じですかね…！
間違ってたら怖いのですみません、教えてくださいー！＞＜
芝村の発言: (1:04:29)
そだね。
星月典子＠詩歌の発言: (1:04:37)
ありがとうございます…！
星月典子＠詩歌の発言: (1:05:20)
では国内で吟遊詩人募って出張ってこようと思います…！

[No.7675] 2011/05/13(Fri) 01:05:46

5/12 生ログ＋ (No.7675への返信 / 2階層) - 星月典子

[No.7676] 2011/05/13(Fri) 01:14:36

保有アイドレスのページ変更について。 (No.7668への返信 / 1階層) - 花陵ふみ

保有アイドレスのページを、チェックしていて気づきました。http://www10.atwiki.jp/siika/pages/39.html
個人ＡＣＥ「花陵・アマネセル・奏一郎」は、芝村さんよりＨＱを頂いています。
申し訳ございません。藩国への届出が遅れました！

個人ＡＣＥのＨＱ審査申請。
http://cwtg.jp/qabbs/bbs2.cgi?action=article&id=12034

紋章さんへは、届出すみです。
以下のページには、ＨＱ全能力＋１で載っています。
http://farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?00346-01%A1%A7%B2%D6%CE%CD%A4%D5%A4%DF

ウィキの編集は、まだやっておりません。
許可いただければ、簡単なので自分でも出来ます。

[No.7679] 2011/05/15(Sun) 09:16:38

芸術の民　文 (No.7668への返信 / 1階層) - 士具馬鶏鶴

詩歌藩国は芸術の国であるが、最も有名なのは音楽である。
始まりは吟遊詩人。詩歌藩がその色をNWに示した最初の職業。
念願の音楽院。その教育力は想像をはるかに超える評価であった。
そして音楽系最終到達地点、音楽家。この国は音楽だけで絶技に匹敵する力を得た。

ではほかの芸術は？
絵画、彫刻、建築、工芸など数え上げればきりがない。
そもそもこの国は大洋にぽつんと浮かぶ島国。
必要な物は自分達で創り、伝え、改良を加える。
結果、独自の文化が発達を続けた。
革新的な技術の発達は望めないが、着実に文化が洗練を重ねる。

その様は、冬に耐える芽であった。
いつか来る春に備え、日々力を蓄え、そして厚い雪を破る。
その一瞬がついに来た。

作品達はNWで目が飛び出る程の値段で取引されている。
帝国の精強、星鋼京の博物館には詩歌の名品が集められた。
皇帝陛下の御髪に輝く黄金の髪飾りは詩歌、星鋼京、後ほねっこの職人たちが生んだ傑作である。
帝国貴族の間で詩歌の宝飾を身に付けぬ者はいないであろう。

そして、この国は芸術家の研鑽に報いた。
それが、産業育成である。

産業育成においてまず中心に据えられたのは絵画である。
イリューシア美術院の設立。
長く絵筆を執る芸術家を招き、教育の担い手という生き方を示した。
若き芸術家の卵には生きる指針と同胞、そして自分の知らない芸術を与えた。

電子美術という全く未知の芸術体系。
絵具ではなかなか表現できない電子の魔術に学生は目を奪われた。

陶芸、彫刻など絵画とは違う身に迫るリアリティ。
それに憑かれた芸術家は多かった。
この産業育成の後、巨大な女神像を訪れる若者が随分増えたのがその証左であろう。

また、芸術の保護というこれまでにない取組も行われた。
美術品国家補償制度、文化財保護法、文化財関係の税優遇。
これまで野放しだった芸術作品への制度による支援が行われたのは大きな進歩である。
この取組は星鋼京の協力がなくては為し得なかったであろう。

芸術保護の最前線基地、それは美術館。
ここに勤める学芸員は、芸術の守護者である。
国のそこかしこにある文化財がいかなる歴史的経緯を経てその存在を希求され、生み出されたのか。
その美しさを見る人にどうすれば最もダイレクトに伝えられるのか。
彼らの苦悩は尽きず、喜びもまた涸れることはない。
詩歌藩国で初めて開催された芸術祭での学芸員達の縦横無尽の活躍は国民の記憶にも新しい。

この国に根付く芸術は、長い冬を超えた。
華が開く。
芸術の民が掴んだ、栄光の華が。

[No.7687] 2011/05/27(Fri) 23:35:41

Re: 芸術の民　文 (No.7687への返信 / 2階層) - 士具馬鶏鶴

農夫オズワルドは一枚の絵を描いた。
描いたのはオーロラである。
詩歌の国をすっぽり覆いつくす程の巨大で見事な円環、さながらエメラルドの王冠であった。
彼はケチであったので普段はデッサンしかしない。
しかし、この絵は水彩画である。
空の紺碧、オーロラの深緑は単色では出せない深みがあった。
多くの色が混じり合い、溶け込んでいる。

この一枚が描かれるのにどれほどの苦悩があったのか。

見た者の多くはそう考えるであろう。

ところが、驚いたことにこの絵は一晩で描かれたという。

この絵がいかにして生まれたのか、当人の話をたどる事にしよう。

農夫オズワルドはケチで勤勉である。
人里離れた山奥で気ままに独り暮らしている。
朝霜が露に溶け出す頃に寝所を出、夕暮れを眺めながら畑から家に帰る。
月が家の窓から見えなくなる頃眠りにつく。
毎日がその繰り返しである。

その日、詩歌の長い冬が終わって例年通り硬い土を鍬で掘り起こした。
掘り起こす度にむせ返るような土の匂いがする。
涸れた土には決して出せない命の匂いであった。
この国の冬は過酷である。
だから命の温かさには敏感になるのは当然のことであろう。
橡色の土から揚がる白い湯気を見て、冬に吐いた白い息を思い出した。

畑の半分を耕したあと、作業小屋の中で昼御飯を食べるのだが、そこで懐かしいものを見つけた。

水彩絵の具と画材である。

王都できままな絵描きをやっていた頃の商売道具であった。
最近は気が向いたときに落書き程度のデッサンしかしないのですっかり忘れていた。
家に持ち帰ろうかと思ったが、使うあてもない。
結局そのままにして、小屋を出た。

夕暮れが眩しいので帰路に就いた。
自分で草刈をして作った道を歩きながら、久しぶりに何か描いてみようかなとぼんやり考える。
何を描こうかと考えてみたが、考えなきゃ描けないのなら描かなくてもいいかと思いやめた。
あぁ、早く風呂に入りたいなぁ。
風呂から上がったら晩御飯を作ろう。
ジャガバターとビールがいいな。

ビールのゲップが5回を迎えた頃。
そろそろ月が窓から見えなくなるだろう。
いつも通りベットに潜り込んで目を閉じたのだが、さっぱり睡魔がやってこない。
どうしたものかと目を開けて気が付いた。

窓からの光がやけに強い。

どうしたのかと訝しんで外に出てみると、空一面を覆うオーロラである。

詩歌で生まれ育ったが、これほど巨大なものを見たことがなかった。

しばしぽかんと口を開け空を眺めていたのだが、ふとあの古ぼけた画材を思い出した。

久しぶりに絵具を溶いてみたい。

筆を整え色を混ぜ、絵を描いてみたい。

オズワルドは走った。
肺が痛い。
足が重い。
息を切らせるなど何年振りだろう。

その夜が世界にとって一番長い夜だった。

そして詩歌の音楽家がその力をNWに示した初めての夜だった。

あの巨大なオーロラは数多くの音楽家が生んだ奇跡だったのかもしれない。

暁の円卓から伝わる歌が、世界の糸を紡ぐように。

オーロラを貫く光の束が、その絵には確かに描かれていた。

これが芸術界に彗星の如く現れた画家、オズワルド・アマデウスの処女作となる。

[No.7694] 2011/06/04(Sat) 00:04:06

Re: 芸術の民　文 (No.7694への返信 / 3階層) - 士具馬鶏鶴

はぁ、ちょっと休憩。

万年筆が机をたたく。
ぐっと体を伸ばすと、関節が鳴った。
盛大である。
久々の書き物は楽しいなぁ。
そんな感慨と共に息が漏れた。

学芸員グスタフ・サンダールは詩歌藩国で暮らしている。
今年で30の半ばを超える。
筋骨隆々の体躯に厳つい顔。
名前も相まって、軍人のようである。
けれど、人間見た目はあてにはならないものだ。
殊この男の性格はおよそ軍人向きではない。

この国の在り様が気に入って、住み着き始めて早6年たった。
当初、自前の収集癖からこの国の骨董屋で働いていたのだが、そこで一人の老人と知り合う。
目の利き、知識、物への敬意、骨董屋が頭を垂れるに足る人物であった。
2年後、偶然この御仁が探している一つの箱を見つけ出し、届けた所いたく気に入られ親交を持つようになる。
種々様々な名品悪品珍品凡品を見せ、触らせ、教えられた。
その後この御仁が亡くなり、彼のコレクションを受け継ぐ。
そして、藩国政府からの要請でこのコレクションの展示を始めた。
これが、グスタフ・サンダールという異邦人がこの国で学芸員として生きていくことになる事情である。

えーっと、あとやらなきゃいかんのは修復１、研究２、教育２か。
とりあえず修復からかかるか。

椅子から立ち上がり、首を鳴らす。
部屋に並ぶ作品修復に必要な機材を避け、ドアへと向かう。
四方の壁には天井まで届く本棚。
無数の背表紙が並ぶ。
すべてが一つの作品を理解するために必要な資料である。
その作品が生まれるに至った歴史的社会的背景を知る。
学芸員にとっての基礎である。
しかし、ここに注力することは極めて地味で困難である。
並ぶ背表紙の大半は一見何の共通点も見いだせない。
歴史書の横には家庭料理の指南書、小学校の教科書に劇場のポスター集。
無論作者の自叙伝や概論・注釈書や作品集も揃っている。
だが、それだけでは駄目なのだと師匠は言った。
この本棚に並ぶ物達が繋がっていく。
その時、初めてお前はこの作品を理解できるだろうと。

部屋から出た。
壁には無数の木製扉と灯りが等間隔に並んでいる。
細く長い廊下を歩いていく。
高い天井は闇に閉ざされ梁一本見えない。
それぞれの扉にはナンバーが打たれており、各々には文化財と研究に必要な全ての物が収められている。
つまり恐ろしい数の仕事場があるということである。
学芸員になって初めての仕事はナンバーと研究対象の組み合わせを暗記することであった。
お目当てのナンバーにたどり着き、ドアノブを捻る。
さて、やるか。

芸術作品の修復作業は、一時的な精神改造を要する。
それが師匠の言葉である。
随分修復もこなしたが、未だこの真意を知ることはできていない。
作業を終え、自室に戻り、蜂蜜入りホットミルクを飲みながら、胡乱な頭で考える。
スプーンで底に溜まった蜂蜜を掬い、口に入れる。
ミルクを啜り、思う。

はぁ、この一杯の為に働いてる。

「グスタフさーーーーーーーーん！実習生のソフィアですーーーーー！」

あぁ、そうだ。今日はあの子が来る日だった。あぁ、そうだった。
重い重い腰を上げる。
自室を出て、長い長い廊下を歩き、たった一つしかない鋼鉄のドアを開ける。

「おーう。よく来た、今日もよろしく」

それじゃ、教育２　始めるか。

[No.7695] 2011/06/06(Mon) 22:42:00

Re: 芸術の民　文 (No.7695への返信 / 4階層) - 士具馬鶏鶴

「畜生、なんで見つからんのだ」
調香師ソフィア・フォルシウスはぼやいた。
美術館の蔵に潜り始めて30回になる。
あの無限と思える数の扉はしばらく見たくない。
グスタフさんの引きつった笑顔も見るに忍びない。

蔵から出て、通った回数30回目の喫茶店に入ったのは30分前。
２杯目のアイスレモンティーは中程まで減っている。
天井を眺める目は遠い。
ソファは相変わらず硬い。
華奢な手足が重く感じる。
長い銀髪を纏めた香匙を抜いた。
バサバサと派手な音を立てて髪が散らばる。
完全なスイッチオフ、今日の探索終了。

店を出ると、青かった空がすっかり赤い。
丸い雲に夕日が射して、熟れたトマトのようだった。

調香師ソフィア・フォルシウスのお目当ては太古の香を記したレシピである。
詩歌という国は薬草に恵まれた。
厚い雪が草花の香を強めている。
彼女の実家は香料を扱う大家。
幼少より慣れ親しんだ無数の香。
実家には秘伝の調香書が伝わっており、それら全てを自らの物としたのは１８の春。
だが、彼女は出会ってしまう。
未知の香に。
わずか３ヶ月後のことだった。

歩き続けて海岸に出た。
森から海に香の光景が変わる。
近くのパン屋から漏れる芳ばしさ。
嗅ぎ続けて３０回になる匂いだと思った。
（明日で３１回目になるのかなぁ）
そんなことを考えていると、ふと嗅ぎなれない香が鼻をかすめた。
形の良い眉が歪む。

なんだこれ。
胡乱が一瞬で吹き飛ぶ。
目つきが鷹のように鋭くなった。
犬妖精にも劣らない嗅覚が研ぎ澄まされる。
そして、見つけたのは一匹の犬。
赤いマフラーに黒い毛並。

王犬シィ？あんな香り、いったいどこで？

かくして、彼女の日課に王犬追跡が加わった。
この後、調香師ソフィア・フォルシウスは新たな香を生み出した。
類する物はＮＷのどこにもなく、その材料・配合すら誰にも分かっていない。

名を月光の雫といった。

[No.7719] 2011/06/25(Sat) 01:24:02