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昨日11/3、こんぴら歌舞伎を観に金丸座へ行ってきました。
『これぞ日本文化』という現存最古の木造の芝居小屋で 人間国宝の坂東玉三郎丈の舞と鼓童の和太鼓の演奏を“文化の日”に拝見する事が出来、歓喜しました。前半の“静”と後半の“動”、とにかく素晴らしかったです。
歌舞伎を観るのは2回目で、詳しい事はよくわかりませんが、感じた事を書きます。
初めて見る玉三郎さん、日常の生活感を全く感じさせず、役の感情そのもののエネルギーでした。見た目綺麗なのに 受ける印象が物寂しい感じで 役の精神で舞ってる・・・。演じている感じではなく 感情が舞っている・・・そんな感じでした。(@o@)
通常私の場合、演劇でもコンサートでも幕が上がると、幕前よりもウヮーっとテンションがあがって ワクワク感や満足感・幸福感が一気に込み上げて来るのですが、今回は 幕が開いたのに満足感・幸福感が一切無くて 戸惑いました。物凄く綺麗なのに・・・。舞に引き込まれたみたいです。玉三郎さんの『この世のものではない』人間離れ感に、圧倒されていました。凄いです。人間国宝の神髄を5感6感で体感させて頂きました。凄みーっ!!!!!!!!!!! 今度は、恋する女性の役を観てみたいです。オーガニックで生き生きしている生身の女性。どんな幸福感・喜びのエネルギ−を魅せて頂けるのか?とても興味深々です。物凄く観たい。ウフフフフ・・・。 それから、鼓童も大変良かったです。身体に響きました。 終わった後、1度全員であいさつしますが、その後2度アンコールして頂き、最高の気分で帰宅することができました。超満たされた気分です。(^o^)/~
今回、良い座席が取れたので よく見えました。東2階桟敷。玉三郎さんの足さばきや後見さんの早替わりのお手伝いの様子、舞台に仕込んだ布等がよく見えて“発見”が盛り沢山でした。 1階の桟敷席は、畳に座布団ですが、2階桟敷は、西も東も3段の階段席で6人のボックスになっていました。ゆったり座れて良かったです。最前列は畳で2段目と3段目はカーぺット。2枚ずつ座布団が敷かれています。てっきり、2階桟敷もフラットな畳だと思って、小さな折り畳みのイスを用意して最後尾に座ろうと思っていましたが、2段目に座るとイスが要らなかった。(^_^;)せっかく持って行ったのに・・・。でも、各ボックスの柱が邪魔になるので 最前列がベスト・ポジション。花道もしっかり見えたし。ホント、良い座席で観れました。また、こんぴら歌舞伎を観たい!!!!! |
No.499 2012/11/04(Sun) 17:31:38
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