戸坂潤訳ヴィンデルバント著『意志の自由に就いて』を公開した。 春秋社刊『世界大思想全集』第57巻としてあり、戸坂は先に大村書店から出していてその改訳版ということです。戸坂であれば分かりやすく翻訳してくれているか、と少し期待しましたが、まあ元のWindelbandの文章が持って回った分かりにくい文なので、こんなものか、というところです。 考察としては、哲学的というならこうするものだ、とWindelbandの自慢するところでしょうか。講演を素としたということですが、まさかこんな表現を口頭でしたのではあるまい、と思いますが、どうなんでしょう。どなたか、一般人にも読める日本語で訳し直して欲しい、と強く思います。 |
No.482 - 2024/07/26(Fri) 08:36:38
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