青野季吉訳レーニン著『改訳・帝国主義論』を公開した。 ドイツ語版から訳したということで、探してみましたが公開されているドイツ語版が見当たらないので、英訳版などと比べて見ました。青木書店版も国会図書館のものをネットで見ながら参考にしました。訳そのものにいくつも疑問があったのですが、逐語的に検討するほど詳しい訳ではないので、意味不明な箇所をいくつかチェックした、という所です。 今読んでみると、検閲を通るようにとの配慮があったにしても、何となく牧歌的な感を持ちます。確かに、武力の弱い所を植民地にするという帝国主義が跋扈していたのですが、それをくぐり抜けた現代は、さて、もっと酷いことになっている、と見えないか? |
No.476 - 2024/02/06(Tue) 19:40:40
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