久保正夫著『フィヒテの哲学』と桑木厳翼著『フィヒテ知識学』を公開した。 どちらも国会図書館からPDFでダウンロードできるもので、作業の必要性は低いと言えるでしょう。そこをあえてしたのは、ドイツ観念論というあまり面白いとも思えないものでも、無視はできないだろうと思ったからです。フィヒテ全集など我が地方の図書館では、購入以来誰も手に取っていないかと思える新しさです。専門的な勉強をする者以外は手に取らないということでしょう。しかし、このような観念的な論議に負けない忍耐強さを持つことは、今の時代に必要なことでもあるかと思います。その訓練に役立つかな、ということを思いつつ作業をしました。 |
No.464 - 2023/04/30(Sun) 21:17:30
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