岩波書店から出された『時枝誠記博士論文集第三冊「言語生活論」』を公開した。収録されている論文は、次の二十件 国語の特質 言語学と言語史学との関係 国語規範論の構想 国語に於ける変の現象について 国語史研究の一構想 源氏物語の文章と和歌 国語生活の歴史 源氏物語の国語学的研究 近世語研究の意義について 国語史研究と私の立場 和歌史研究の一観点 私の学説と方言 平安時代の生活の一環としての和歌生活 国語問題に対する国語学の立場 スターリン「言語学におけるマルクス主義」に関して 黎明期の国語学と国語政策論との交渉 国語政策のための基礎的研究について 国語教育上の諸問題 古典教育の意義とその問題点 国語教育における能力主義 さらに付録として著述目録を加える。ただし目録はネット上にも公開されているとは言え、著者が居るので多少独自の調査を加えたものです。 |
No.452 - 2022/06/02(Thu) 08:55:42
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