西田幾多郎著「働くものから見るものへ」を公開した。
西田の展開をいくつの段階に分けるか、人によって見方は異なるかも知れません。が、この著書の前半と後半で一つの時期が劃される事は、本人の自覚もあり、異論はないところでしょう。素人目には、もうついて行けない、という感もあります。とはいえ、後期の絶対矛盾的自己同一に至る為には、ここで熟読しておかなければいけない。 印象としては、西田は、京大大学院に進学してきた精鋭を念頭にブツブツ話している。外から覗きに来た一般聴講生は、蚊帳の外か? |
No.434 - 2020/11/17(Tue) 10:27:11
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