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メルヴィル作品の上映情報、感想はもちろん、関連する事柄等、何でもどうぞ。
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「リスボン特急」が好きな理由 / Third Avenue South
マサヤさん、虎さん、ご感想を有り難うございました。感激しました。メルヴィルの戦争体験が原因となっているという解釈、犯罪者物としては極度に少ないバイオレンス・シーンなど、仰る通りだと思いました。

実は、もう一つあります。

「リスボン特急」は一般に余り評判が良くないようですが、ある場面が理由で、メルヴィルの物の中でも非常に好きな作品なのです。通常は、ただ一つの場面だけでその作品全体を好きになる事はほとんどなく、そういう意味では少し歪んだ愛情かも知れません。

それはポールが自殺する場面です。彼のアパルトマンにコールマンが駆け上がってきて、戸惑っている奥さんをよそに、ポールの部屋の戸を開けます。ポールが自らに拳銃を向けている姿が見えると、コールマンは戸を一旦閉め、銃声がするのを待ってから再び戸を開けて踏み込みます。

コールマンは何故、ポールが銃を撃つのを待ってから中に踏み込んだのでしょう。凡庸なドラマなら、拳銃を撃つ前に、刑事はポールを助けようとしたかもしれません。

私の解釈では、「警察官と犯罪者の共感」のなせる技だという事になります。コールマンはポールに、逮捕されるよりも自殺する選択肢を故意に与えたのです。犯罪者に対する情けです。この一瞬(数秒)の場面により、「リスボン特急」が好きなのです。「サムライ ジャン=ピエール・メルヴィルの映画人生」P186の2行目にも、暗黒街の「仲間内には、…(中略)…パガネッリ警視やボルデ親分たちがいたよ」とメルヴィル自身がさらりと言っているように、彼の中では警察官も犯罪者も同じ穴のムジナだという感覚があったに違いないと思います。その象徴として、同じ作品で、レジスタンス仲間が戦後は刑事と犯罪者に分かれたが、今なお親友であり続けているという、コールマンとシモンの関係を描いています。「影の軍隊」は戦中のレジスタンスを、「リスボン特急」は彼らの生き残りたちの運命を描いているわけですね。

「警察官と犯罪者の共感」は、「仁義」においても描かれています。最後の場面で、コレーを助ける為に邸宅に飛び込んできたヴォージェルを、マテイはすぐに追いかけません。おまけにコレーまで逃がします。3人の犯罪者たちは結局、邸宅の庭で射殺されてしまうのですが、ここにマテイのためらいを感じるのです。監査局長の冷たい言葉に、憮然としたまま無言で歩き続けるマテイの姿は、作品に悲しい余韻を残します。
No.869 - 2008/01/13(Sun) 00:31:39
Re: 「リスボン特急」が好きな理由 / 管理人@マサヤ
Third Avenue Southさん、こんにちは。
大変素晴らしいご指摘ありがとうございます。
私もできることなら、ご指摘のような内容をブログ等にも書ければ、と思います。

『リスボン特急』のご指摘のシーンはとても印象的で、お好きなのも大変理解できます。
「警察官と犯罪者の共感」、「犯罪者に対する情け」…おっしゃる通りだと思います。

他にも例を挙げますと、『ギャング』でも、ラストでブロ警部はファルディアノの手記をわざとマスコミの前に落として去ってゆきますが、その手記には、ブロがギュを逮捕した際にギャングに化けるなど汚い手段を使ったことが記されているわけで、ブロにとっては当然好ましいものではありません。
マスコミが騒ぎ立てれば、職を解かれる可能性だってあるでしょう。
それでも、ギュの名誉回復のために必要な手記をあえて落としてゆくわけですね。

ブロの行動は、ご指摘の「警察官と犯罪者の共感」あればこそであり、同時に、メルヴィル作品に共通する、「潔さ」だとか「自己犠牲」の精神がここにも現れているのだと思います。
例えば、『仁義』のラストのヴォージェルの行動は、「自己犠牲」の精神なくてはできないものでしょう。
ありがちな表現になってしまいますが、結局、メルヴィル作品は「男の生き方」を描いている、だからこそ、現在でも我々を魅了して止まないのではないでしょうか。
No.879 - 2008/01/14(Mon) 12:39:09
Re: 「リスボン特急」が好きな理由 / Third Avenue South
マサヤさん、ありがとうございます。

「ギャング」最後のポール・ムーリスの顔のアップはいつまでも心に残りますね。「男の生き方」を鮮烈に描いているからこそ、メルヴィル作品は、男が惚れる男揃いなんでしょうね。(同性愛の趣味はありません)

メルヴィルは、私にとって最初に映画監督の存在なるものを(作風の特徴と言いましょうか)意識させられた人でして、30年以上前の小学生時代になります。以来、好きな俳優となると、どうしてもメルヴィル作品の出演者が中心となってきました。フランソワ・ペリエ、ポール・ムーリス、ブールヴィル、イヴ・モンタン、セルジュ・レジャーニ…。
No.886 - 2008/01/16(Wed) 08:26:18
Re: 「リスボン特急」が好きな理由 / 管理人@マサヤ
Third Avenue Southさん、こんばんは。
30年以上前からメルヴィルの作品を観ていたなんて筋金入りのファンですね。
小学生であの作風を意識するとは相当なものではないでしょうか。
私など、まだファン暦5〜6年といったところですし、小学生の頃は映画監督が何たるかも意識していませんでした。
おそらく年齢的にはThird Avenue Southさんと大きくは変わらないと思うのですが…。
挙げられた俳優名も、私もレンタル屋さんで出演作を見つけると嬉しくなってしまう名前ばかりです。
ちなみに、私も同性愛の趣味はありません(笑)。
No.887 - 2008/01/17(Thu) 00:40:18
Re: 「リスボン特急」が好きな理由 / Third Avenue South
マサヤさん、こんばんは。
30年以上密やかにメルヴィル作品を見てきた者として、メルヴィルについて語れる場など想像もしておりませんでしただけに、感謝すると共に、貴ウェブサイトの充実ぶりにいつも感心しております。
同年輩とのことですのでご存知と思いますが、小学生だった当時は、アラン・ドロンが人気俳優の上位におり、それに伴って彼の出演作品がよくテレビ放映されていました。メルヴィル作品もその中に入っており、映像に何らかの意思の様な物を感じた作品が、「サムライ」であり「リスボン特急」だったわけです。(「仁義」は中学生時代まで放映されませんでした)
しかし、今更ながらに思いますのは、当時これらの作品はまだ作られて数年以内の新作だったわけですね。
No.888 - 2008/01/17(Thu) 01:26:26
Re: 「リスボン特急」が好きな理由 / 管理人@マサヤ
Third Avenue Southさん、こんばんは。
おっしゃる通り、子供の頃はアラン・ドロンの映画を洋画劇場で観ることが多かったですね。
正直言いまして、当時、私個人はアラン・ドロンに関心はなかったのですが、母親がファンでしたので、付き合いで観させられました。
ただ、どういった作品が放送されていたかはよく憶えていないというのが正直なところです。(さすがに『太陽がいっぱい』は何回も観たので憶えていますが)
メルヴィルの作品も観たかもしれませんが、記憶にありません。
『エクソシスト』とかホラー映画はよく憶えているのですが…(笑)
それにしても、『サムライ』、『仁義』、『リスボン特急』がゴールデンタイムに、しかも、ご指摘のように新作映画として放送されていたなんて夢のような時代ですね。
No.890 - 2008/01/18(Fri) 21:00:26
『パリは燃えているか』 / Faux
 みなさん、こんにちは。
  長らく未見で、まったく記憶にないのですが『パリは燃えているか』(66)の出演者。
http://aubonticket.com/fr/film/casting/Paris-brule-t-il
 ジャン=ピエール・カッセルはアンリ・カルシェール中尉役。
 イヴ・モンタンはマルセル・ビジエン戦車軍曹役。
 ミシェル・ピコリはエドガール・ピサーニ役。
 シモーヌ・シニョレはビストロのおかみ役。
 ポール・クロシェは神父役。
 ピエール・コレはレジスタンス警官役。
 『海の沈黙』(49)のドイツ士官役、『告白』(70)のベドリッシュ役、『他人の血』(84)のデリール役、クロード・ヴェルニエ(1913年、ドイツ、ロートハウゼン生まれ。1996年没。本名カール・ヴェルナー・フリッツ・プラズン)は、ドイツ兵捕虜役。『歴史は女で作られる』(55)ではマルティーヌ・キャロルのダイアローグ・コーチ。
 『影の軍隊』(69)の薬剤師オベール役、ユベール・ド・ラパランは、マティニョンの守衛役。
 アドリアン・カイラ=ルグランはパンタンの捕虜役。
  ジャック・レオナールはパットンの野営地の米兵役。
 別名エメ・ド・マルシュ、フィリップ・マルシュはロラン・プレ役。
  ジャン=ピエール・ゾラはメイエル伍長役。
 ドミニク・ザルディは役不詳。
 ピエール・ヴォディエは役不詳。
 『暗黒街のふたり』(73)のエヴリーヌ役セシール・ヴァソールは若い女性役。
 『暗黒街のふたり』の神父役ジャン=ピエール・オノレはアラン・ペルペザ役。
 『暗黒街のふたり』の機動隊隊長役アンドレ・ルイエはマティニョンの警官役。
 『穴』(60)のヴォスラン役レモン・ムニエは警官役。
 
No.882 - 2008/01/14(Mon) 16:29:30
Re: 『パリは燃えているか』 / 虎
Fauxさん、こんばんは。
『パリは燃えているか』にもメルヴィル作品出演者が多数出ているのですね。
この作品は未見ですので観てみます。
No.883 - 2008/01/14(Mon) 23:38:56
Re: 『パリは燃えているか』 / 管理人@マサヤ
Fauxさん、こんばんは。
『パリは燃えているか』の情報ありがとうございます。
超豪華キャストで有名な作品ですね。
昔ビデオをレンタルしたものの、ちょっとしか観ずに返却した苦い(?)思い出があります。
DVD化を熱望しているのですが、権利問題等で難しいのでしょうか。

ところで、エメ・ド・マルシュはフィリップ・マルシュとも名乗っていたのですね。
初めて知りました。
貴重な情報ありがとうございます。
No.885 - 2008/01/16(Wed) 00:28:54
『地下室のメロディー』 / Faux
  『地下室のメロディー』をチェックしようと思ったら見つからず、処分してしまったのかもしれません。
 というわけで、毎度のことながら、imdb等の受け売りです。『地下室のメロディー』には、カジノ使用人役でアドリアン・カイラ=ルグラン、ホテル主人役でジャン・ゴールド、マルセル役でエドワール・フランコム、列車の乗客役でジョルジュ・ビリーも出ていますが、その他の出演者。
 『賭博師ボブ』(56)のジャン役、『美しきセルジュ』(58)、『いとこ同志』(59)、『墓場なき野郎ども』(60)のクロード・セルヴァルは警察署長役。『昼顔』(67)、『銀河』(69)にも出ています。
 『墓場なき野郎ども』、『ギャング』のルイ・バルテル役、シルヴァン・レヴィニャックは列車の乗客役。『赤い灯をつけるな』(57)にも出ています。『ラムの大通り』(71)では出演ではなくスタント・コーディネイター、『オー!』(68)では運転手役です。
 『いぬ』(62)のバーテンダー、『北ホテル』(38)、『怪盗ルパン』(57)、『赤い灯をつけるな』(57)、『昼下がりの情事』(57)、『冬の猿』(62)のシャルル・ブイヨーは旅行客役。
 『雨の訪問者』(69)、『仁義』(70)の看守、『帰らざる夜明け』(71)、『暗黒街のふたり』(73)、『離愁』(74)、『フレンチ・コネクション2』(75)のピエール・コレはカミーユ役。
 
 『地下室のメロディー』には、『ぼくの伯父さん』のアルペル氏役ジャン=ピエール・ゾラがシャワー・バスの客役で出ています。この人は『墓場なき野郎ども』、『大列車作戦』、『シシリアン』(69)、『フレンチ・コネクション2』にも出ています。
 『地下室のメロディー』のロール・ペレットは『プレイタイム』(67)のランプを見る老婦人です。
 なお『墓場なき野郎ども』の小間使役ベティ・シュネデールは、『ぼくの伯父さん』(58)の洗濯屋の娘ベティのほか、ジャック・リヴェットの長編第一作『Pari nous appartient』(60)に主演級で出ています。
http://www.allocine.fr/personne/galerievignette_gen_cpersonne=3548&cmediafichier=18748652.html
 『昼下がりの情事』(57)では、ウォーター・ワゴンのびしょぬれになるカップルの娘を演じているようです。

  『地下室のメロディー』に話を戻すと、作曲家のミシェル・マーニュ(30−84)も出ています。映画音楽に『地下室のメロディー』、アンジェリク連作、『凶悪犯』(66)、『バーバレラ』(67)など。
http://fernould.club.fr/magne.html
 マルシャル・ソラルがピアノを弾く『Martial Solal Plays Michel Magne』(68)収録のCD『Le Monde experimental de Michel Magne』が出ています。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1710128&GOODS_SORT_CD=101
 『地下室のメロディー』に出ている、マドリッド出身の貴族で作家兼俳優のホセ・ルイス・デ・ビラロンガは2007年8月30日に亡くなっていました。映画出演作に『恋人たち』(58)、『ティファニーで朝食を』(61)、『5時から7時までのクレオ』(61)、『ダーリング』(65)、『魂のジュリエッタ』(65)、『華麗なる大泥棒』(71)など。
No.843 - 2008/01/03(Thu) 22:16:49
Re: 『地下室のメロディー』 / 虎
Fauxさん、こんにちは。
『地下室のメロディー』にもメルヴィル作品出演者が多数出ているのですね。また観たくなりました。
シルヴァン・レヴィニャックとシャルル・ブイヨーは知らないので、DVDを観てみます。
その他の情報もありがとうございます。

ニコラ・ヴォーゲルの顔が判りました。背が高くて、顔の長い人ですね。この人の名前を知りたいと思っていたので、判って良かったです。
エドワール・フランコムは『沈黙は金』では撮影所の大道具の役でした。
No.844 - 2008/01/04(Fri) 11:20:01
Re: 『地下室のメロディー』 / 管理人@マサヤ
Fauxさん、こんばんは。
『地下室のメロディー』出演者の情報ありがとうございます。
私も観たことのある映画にいろいろ出ているようですので、それらを今度観直すのが楽しみです。
あと、CD『Le Monde experimental de Michel Magne』の存在は知りませんでしたので、今度実物を確認してみようと思います。

虎さん、こんばんは。
ニコラ・ヴォーゲルとエドワール・フランコムの情報ありがとうございます。
No.848 - 2008/01/05(Sat) 23:18:35
Re: 『地下室のメロディー』 / 虎
Fauxさん、こんばんは。
『地下室のメロディー』を観ました。この映画の台詞の一発目はなんとエドワール・フランコムの台詞です。ジャン・ゴールドはホテル主人役ではなく、ジャン・ギャバンと奥さんが食事をするレストランの給仕長役です。ギャバンと二言、三言、言葉を交わします。映画の始めの方に出てきます。
No.871 - 2008/01/13(Sun) 20:13:56
Re: 『地下室のメロディー』 / Faux
虎さん、こんばんは。
 『地下室のメロディー』出演者情報に関し、裏を取っていただき、ありがとうございます。
 この映画の助監督クロード・ピノトーは、『恐るべき子供たち』(50)、『オルフェ』(50)、『歴史は女で作られる』(55)、『冬の猿』(62)、『25時』(67)、『サン・セバスチャンの攻防』(68)、『流れ者』(70)で助監督を務めています。脚本作に『流れ者』があります。Criterion盤『恐るべき子供たち』にピノトーのインタヴューが収録されています。
 ピノトー監督作に、リノ・ヴァンチュラ主演『死にゆく者への調べ』(ビデオ。72)、『ラ・ブーム』(80)、『ラ・ブーム2』(82)、ピエール・ロム撮影の『キュリー夫妻/その愛と情熱』(97)などがあります。
 『死にゆく者への調べ』予告編
http://jp.youtube.com/watch?v=yDnxdGL4SsI
No.873 - 2008/01/13(Sun) 21:22:21
Re: 『地下室のメロディー』 / 虎
Fauxさん、こんばんは。
クロード・ピノトー情報ありがとうございます。
『Le silencieux』という原題を最近よく目にしていたのですが、『死にゆく者への調べ』だったのですね。予告編を見たら、ビデオを観たくなりました。
No.875 - 2008/01/14(Mon) 00:07:11
Re: 『地下室のメロディー』 / 管理人@マサヤ
皆さん、こんにちは。
『地下室のメロディー』はソフトが今手元にないので、内容を確認できませんが、今度観る時に注意してみようと思います。
『死にゆく者への調べ』の情報もありがとうございます。
レンタルがあったらこれも観てみたいですね。
No.877 - 2008/01/14(Mon) 12:14:32
『死にゆく者への調べ』 / Faux
マサヤさん、こんにちは。
 CASTのピエール・ジンメルの項に『Le Silenciuex』とあるのが、『死にゆく者への調べ』(ビデオ題)です。ジンメル監督作では、フランス=イタリア合作の『スパイ・プロフェッショナル Le Judoka, agent secret』(66)という作品がTV公開されているそうですが、目下、以下の情報以外見つかりません。
http://miwako-f.hp.infoseek.co.jp/spy/france02.htm
No.880 - 2008/01/14(Mon) 16:14:54
Re: 『地下室のメロディー』 / Faux
 スペルの訂正です。『Le Silenciuex』ではなく、虎さんがお書きのように『Le Silencieux』です。
No.881 - 2008/01/14(Mon) 16:20:31
Re: 『地下室のメロディー』 / 管理人@マサヤ
Fauxさん、こんばんは。
『Le Silencieux』=『死にゆく者への調べ』でしたか。
ビデオにはなっていたんですね。
ピエール・ジンメル監督作品『スパイ・プロフェッショナル』もできれば観たいものです。
No.884 - 2008/01/16(Wed) 00:21:33
『サムライ』 ガストン・ムニエ / 虎
『サムライ』でガストン・ムニエ Gaston Meunier は Maître d'hôtel とクレジットされています。マサヤさん同様この言葉はホテル支配人の意味だと思っていたのですが、辞書で調べたところ、給仕長の意味でした。したがってガストン・ムニエは面通しのときの蝶ネクタイをして、口ひげを生やした証人(マルテの店の給仕長)です。IMDbではHotel managerとなっていますが誤訳でしょう。ガストン・ムニエは『影の軍隊』にも出演しています。駅構内の荷物検査員(グレーの帽子、グレーのコート)の役です。まず間違いないと思います。
http://cinema.encyclopedie.films.bifi.fr/index.php?pk=50136 (Générique artistiqueをクリック)
また、『冒険者たち』に賭博台係の役で出ているようです。(私はソフト所有せず)
http://us.imdb.com/name/nm0582829/
No.872 - 2008/01/13(Sun) 21:20:38
Re: 『サムライ』 ガストン・ムニエ / Faux
 虎さん、こんばんは。「ホテル支配人」の誤訳の理由がわかりました。ご教示ありがとうございます。
 ガストン・ムニエは『金色の眼の女』、『アイドルを探せ』、『パリの大泥棒』、『将軍たちの夜』にも出ているようですね。
http://aubonticket.com/fr/personne/filmographie/Gaston-Meunier
No.874 - 2008/01/13(Sun) 21:37:04
Re: 『サムライ』 ガストン・ムニエ / 虎
Fauxさん、こんばんは。
『将軍たちの夜』はすでにレンタルDVDを返却したのですが、ガストン・ムニエが終わりの方に出ていたように思います。
No.876 - 2008/01/14(Mon) 00:16:56
Re: 『サムライ』 ガストン・ムニエ / 管理人@マサヤ
虎さん、こんにちは。
ガストン・ムニエの情報ありがとうございます。
ホテル支配人というのはジェフがポーカーに行く安ホテルの支配人かと思っていたのですが、違うようですね。
『影の軍隊』、『冒険者たち』も確認しましたが、『サムライ』の証人と同じ顔に見えますので、間違いなくガストン・ムニエでしょう。
訂正しておきます。
No.878 - 2008/01/14(Mon) 12:19:41
『いぬ』のあらすじ / 虎
マサヤさん、こんにちは。
『いぬ』のあらすじを読ませていただきました。
すばらしいです。
『いぬ』を観てストーリーがよく分からない人も、このあらすじを読めば理解できるのではないでしょうか。
私もサリニャリがらみの部分や、ファビエンヌがらみの部分をあらすじを読んで理解することができました。ありがとうございました。
No.866 - 2008/01/12(Sat) 10:18:22
業務連絡 / 虎
本日UPされた『賭博師ボブ』のデータのデュシェーヌの綴りを訂正お願いします。
No.867 - 2008/01/12(Sat) 18:39:54
Re: 『いぬ』のあらすじ / 管理人@マサヤ
虎さん、こんばんは。
『いぬ』のあらすじ、お役に立てたようで良かったです。
『ギャング』もそうでしたが、この作品のあらすじを記述するのはなかなか骨の折れる作業でして、実際至らない部分が多いと思うのですが、ご覧になる方のお役に少しでも立てればと思います。

あと、綴りの間違い、教えていただきありがとうございました。
早速訂正しておきます。
No.870 - 2008/01/13(Sun) 00:34:58
メルヴィル作品の死体 / Third Avenue South
初めて書き込ませて頂きます。ジャン・ピエール・メルヴィルの作品は「賭博師ボブ」「マンハッタンの二人の男」「いぬ」「ギャング」「サムライ」「影の軍隊」「仁義」「リスボン特急」の8本しか見ておりませんが、その範囲で長年気付いていて、私にとってメルヴィル作品の大きな魅力となっている点を皆様と共有出来ればと思いました。

メルヴィルは作品中で殺される人物の死体をしつこく撮る事はほとんどありません。むしろ、死者を撮る事を少しでも避けたいと思っているように感じられます。特に、死者の顔をクロース・アップで撮る事は、一部の例外を除き、ありません。
(例)
「いぬ」のモリスとカーン、「仁義」のヴォージェル、ジャンセン、コレー、「リスボン特急」のシモン
→息絶えると同時にそのショットは終わるか、死体がフレームから消えます。
「いぬ」のシリアン
→倒れると同時にカメラはステットソンを追いかけるので、彼の「死体」は完全に我々の意識から消え、早くも彼の事を偲ばせるステットソンのみに印象が残ります。
「サムライ」のジェフ・コステロ
→倒れると同時にカメラはティルト・アップし、彼はフレームから消えます。
「影の軍隊」のマティルド
→路上に倒れた死体からカメラが急速に遠ざかり、彼女の体はすぐに、撃たれるショットがなければ彼女であったのかどうかも分からない程小さくなり、しかもこの遠ざかるショットの長さも非常に短いのです。
「リスボン特急」のポール
→自殺を遂げたポールをコールマンがベッドに寝かせようとするところでフェード・アウトします。
(例外:死者の顔のクロース・アップ)
「仁義」のプールバーでコレーに(間接的に)頭を撃たれる追手
→追手は2人とも死んだ事を示す情報目的の意味合いが強いショットです。こめかみの血と、見開かれたままの目が確認出来る必要充分な長さで(つまり一瞬で)そのショットは終わります。
「リスボン特急」のコールガール
→最も違和感が強いショットです。こういうショットを好んで使う(死体を美化する凡庸な)監督が世の中には結構いますが、私には「メルヴィル的」とは思えなかったショットです。

メルヴィルが死体を撮るのを嫌う理由として、
1) 死者に対して尊敬の念を持ち、その醜い死体を映し続けることによって辱めることをしない(それが犯罪者であろうと誰であろうと)
2) 死んだ瞬間、人は人ではなくなり、単なる醜悪な物体と化すので、それを撮りたいとは思わない
の可能性がありますが、私は断然「1」の方であると信じています。

以上、他の文献などで既に言及されている事かもしれませんが、少なくとも私は、このような角度でメルヴィル作品を分析している文章を見た事がありませんので、書かせて頂きました。ありがとうございました。
No.856 - 2008/01/11(Fri) 10:03:54
Re: メルヴィル作品の死体 / 管理人@マサヤ
Third Avenue Southさん、はじめまして。
当サイト管理人のマサヤと申します。
メルヴィル作品の死体に関する書き込みありがとうございました。

この件について指摘した文章を私もどこかで読んだことがありますが、どなたの文章であったか、ちょっと思い出せませんし、また、ここまで詳しく検証されていなかったと思います。
その上でも貴重なご指摘かと思われます。
メルヴィルが死体を撮るのを嫌う理由として挙げられた点も大変説得力があります。
おそらく、これはメルヴィルの戦争体験(もちろんレジスタンス活動も含めて)が大きく影を落としているせいでもありましょう。
同様に、目を背けたくなるようなバイオレンスシーンが極めて少ないこと、多量の血が観られるシーンがほとんどないことなども、彼の美意識、センスの特徴として挙げられるかもしれません。

また、今後も何かありましたら、書き込んでいただければ嬉しいです。
No.860 - 2008/01/12(Sat) 00:02:10
Re: メルヴィル作品の死体 / 虎
Third Avenue Southさん、はじめまして。
非常に面白いご指摘ありがとうございます。
私は全然気がつきませんでした。
鋭い感受性でまた気づいたことがあったら教えて下さい。
No.864 - 2008/01/12(Sat) 09:06:48
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