昔語りになりますがふと急に思い出してしまいました。
私は離婚しています。 今思うと嫌がらせかと思っていた言動の数々は発達障害から来ていたのかもしれません。今となっては過ぎたことです。
ただ、もう年月はかなり過ぎていますのに、今でも許すことが出来ずにいる未消化の気持ちが残っております。
義理の両親との同居でしたが、義両親には良くして頂いたと感謝していますが、夫とその兄妹から受けた、特に小姑たちから受けた仕打ちは今でも全く色あせることなく深い傷と悲しみとして残っています。今で言うところの実家依存症だったのでしょうね・・、小姑が毎日のように子連れで顔を出し、そうですね・・ほぼ丸一日中入り浸っていました。 夫は自分がいないものですから我関せずでしたし、義両親は思うところがあっても来るなとは言えないからと娘たちを好きにさせておりました。 ほぼ毎日来ているのにこちらにはとくに挨拶や気遣いは無く、だんだんと透明人間のような気分でした。
震災があった際、大丈夫かと連絡を入れても返事は無し。 それでいて、心配だから、大変だから、と何も問題など無いのに理由をつけては実家に帰ってきました。 嫁からの心配も連絡も人間性も無視なのかなとノイローゼとパニック障害にもなりました。 夫は気が弱く、怒るとかぶつかるということはない静かな人ではありましたが、そのおかげで誰も小姑たちの異様な言動を諌めてくれるものはおらずに疲れきってしまいました。
離婚前最後に介護をしましたが、介護費用の負担も手続きもオムツのお世話もすべて私やたまに夫が手伝い、費用は私達夫婦と義両親の蓄えで賄いました。にも拘らず実家依存ぎみの小姑たちは何をするでもなく何かを負担することも無く手伝ってあげているという理由をつけてはほとんど毎日のように入ってきました・・。
綺麗なところ、おいしいところだけは享受して、面倒になると自分の家族が用事があるですとか、まだ幼い孫がいたのでお迎えの時間だとかでそそくさと帰っていく・・ 義両親はどう思っていたのか今はもう分かりませんが、それでも娘が来ることがやはり嬉しかったのか、それともそれはそれで気を使っていたのか・・小姑がいるときにはニコニコサービスしていて、帰宅後にどっと疲れたように無言無表情になってしまうこと、寝てしまうことばかりでした・・。
お二人を見送って、もう何もかもが疲れてしまって私は離婚しました。
しかし、なにが嫌だったのかあれからだいぶ経って今になれば思うのは、小姑たちの実家依存と親子の共依存、そして、頼んでいないようなことへの必要以上の過干渉だったと思っています。 もしもそれらがなかったら・・、小姑がいなかったら(いても、もう少し配慮のある人物だったら、遠方にいて帰省がたまに程ほどであったら・・)、私の結婚生活は続いていたのかもしれなかったなと振り返るときがあります・・。
あの家にいて、私はたとえ嫁でもちゃんと義理の両親と夫と子供たち、そういう家族になりたかったです。
これはここでしか言えませんけどれど、小姑たちも結婚されていたのですからそちらで幸せに暮らして、私達家族の中に入ってきて欲しくなかった。 あちらはあちらで私を、自分たち家族の中に入り込んできた異物だと思ったのでしょうけれど、ただもう少しだけ節度があったら・・、それぞれ家族のかたちが変化しながらうまく関われていたなら・・と悔しい気持ちがありますね・。
私は結局最後まで小姑のやきもちなのか依存なのか執着なのかよかれなのか・・に邪魔をされ排除されて・・、義両親や夫と家族にはなれませんでした・・。
いつもいつも私の幸せを邪魔をする影が小姑でした・・。
もしも距離感が違ったら、もしも・・・
私は家族になりたかったです。叶いませんでしたけどね。
そんなにも親が好きで離れられないとか共依存とか実家依存なら、いっそ結婚もしないで実家で独身を貫けば良いのに・・・。 それならそれで、形は違ったとしても・・、私達夫婦が家を出て独立しながら付き合うことも出来たのに。それで、関わらないでほしいって言われたとしても、義両親とはかかわりが薄かったとしても少なくとも夫と私と子供たち、その家族にはなれたかもしれなかったのに・・。
お彼岸ですね・・。 義両親のお墓は全て綺麗にして私達が片づけをしました。小姑たちは嫁に行っているからそれは必要ない、うちも女の子なのでもう墓守も必要ない、そう思って負担のないように夫と全て片づけを終えました。小姑はそれも不満だったようですがね・・。 嫁というのはなにをしてもしなくても嫌われるものですね・・。 親の敵のように目の敵にされたなと思います。
本当に・・だったら独身で親の面倒でも見て自分で墓守でもしたらいいと最近意地悪に思えるようになりました。 そういう方もいらっしゃいますから。そちらの方がわかり易い上に他の人を傷つけたり巻き込まない分よほど清清しく爽やかです。
最近は昔よりも色々な選択肢があることがただただ羨ましいです。 そして何を選んでも良いけれど個人的には何かを選んだら潔くもう片方は手を放して欲しいかな、そうじゃないと誰もが不幸だと思います。
結婚したならば自分の家族は生家ではなく生まれ育った家族でもなく、新しい人と新しい自分たちの家庭と家族をつくるのだと覚悟を持ってほしい、寂しいけれどきちんと親離れ子離れしてほしい。
それなら、その時は寂しくても、それぞれに救いがあると思うから。
私はそれがなかったために新しい家族は昔の家族に引きずられて、 私は結婚した新しい人たちと家族を築けなかったし、小姑たちは実家依存が過ぎて夫と揉めていましたから・・。
おいしいところどりがしたいものですし、人ってないものねだりの欲張りですけれどね。
私、本当はあのまま夫と子供たちと義理両親と・・幸せになりたかったなあ。(どうしても両親は小姑がっていうなら、せめてちゃんとしてくれたら、そこはお譲りして諦めて、気持ちを切り替えて夫と子供たちとの家族のかたちが欲しかったな)
ずるずるってだめですね。 話すときに話してきっぱり白黒どうするのか決めなきゃいけなかったと思っています。 No.11505 - 2022/09/21(Wed) 09:36:30
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