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記事No.724に関するスレッドです


人生の前進 / masa 引用
No.711 2013/11/28(Thu) 00:11:11

この間視線恐怖について質問させて頂いた派遣社員24歳です。
以前アドバイスをいただいた人生のイベントのテーマで掘り下げてみました。

交友
?@自分の話以外、興味があまり湧かないため、皆が楽しく話していても自分は心から楽しめないし、楽しく振舞おうとするため疲れる。
?A友達といて楽しいときもあるが、楽しめないときの方が多い。人といると疲れてしまうので、一人でいる方が楽だけど寂しいという矛盾が苦しい。
?B団体でいるときなど、話してる人が自分に視線を送ってくれるかどうかすごく気になってしまう。
?C何人かで話してるところへ入るときは、煙たがられるんじゃないか、わざわざ入っていっても楽しめないんじゃないかと萎縮する。
?D能力や見た目で付き合う友達を選んでしまう。他の人と話すときは無駄だな、何か他に有意義な時間の過ごし方があるんじゃないかと感じる。
?Eコミニケーションが下手な人といるときは天狗気味で、堂々としている。内弁慶な感じ
?F自分の友達が他のコミニティーで楽しくやっていると嫉妬してしまう

恋愛
今交際している女性がいるのですが、4.5年前までは、他の男性と話したらいけないなどと、束縛をすることが多かったので、相手のことを尊重するように意識しています。「ありのままでいいよ」など、自分なりに考える無条件の愛に沿った言動をしているのですが、気持ち的には何もストレスは感じません。

仕事
コールセンターに勤めているのですが、威圧的な態度をとられたらこっちもそうしたり、お客様のスタンスによって自分も冷たくなったりして、そんな対応をする自分に対し自己嫌悪しています。


現在芸人を目指していて、仕事をしながら週3日間学校に通っているのですが、あらためて思うと、そこでのコミニケーションが上手くとれず悩んでいます。成功を望む気持ちが強いので、いままでその勉強を理由にコミニケーションに時間を割くことを避けていました。
友達に囲まれているという理想の自分と、友達が少ないという事実とのギャップを受け止められていない感じがしました。
また、全体を通して、母親から愛情をあまり受けられなかったことが元々の原因なのではないかと感じています。
具体的な取り組み方のアドバイスが欲しいです。よろしくお願いします。


 
Re: 人生の前進 / masa 引用
No.722 2013/12/03(Tue) 23:20:08

「人生の前進」というテーマで自らを振り返ってみるというアドバイスを受け、こういった内容を書かせて頂いたのですが、的を得ているのか不安です。まだハイブリッド心理学の理解が甘いため、浅はかな質問で申し訳ありません。

改めて自分の質問を読み返してみると具体的場面について具体的に書かれていないのでそれぞれ改めてレスさせて頂きます。


交友 
?@飲み会や、団体で話している場面など。
?A団体でいるときでも数人でいるときでも。
?B年の近い人といるときはほぼどんなときでも。
?C特に学校の休み時間など。いくつかのグループが出来ているのですが、僕は完全に孤立しています。輪に入りたいけど無理して入っても楽しめないだろうなと感じます。自分が想像している交友関係の理想が、「皆に囲まれている自分」、なのと、皆と同じことをしていない不安、また、人間関係に対してハードルが高いという思いこみから、そんな矛盾を感じるんじゃないかと思います。
?D学校でも職場でも仲のいい人と話すとき意外は常に。
?E主に学校であまり仲のよくない人と話しているとき。
?F友達のフェイスブックを見て、自分がいないグループで出かけている場面や、楽しんでる場面の写真を見たときなど。


具体的な状況を挙げましたが、これ以外に一人でいるときも気分は常にすっきりしません。常に悩んでいる状態というか、勉強をしなければ、ハイブリッド心理学での今出来る行動をとにかくしたいと焦っています。
そもそも問題として僕が捉えている内容は、ハイブリッド心理学で言うところの具体的な問題場面状況に沿っているのか不安です。上記は感情の動揺の大きい場面ですが、また治療そっちのけの質問をしてしまっているのではないかと。
以前解答して頂いた、「白い目で見てくる人にどう対処するかよりも、癌の治療そして火傷の治療に、まずは最善を尽くすことです。そこで人の目にどう対処するかという悩みに心が占領され、治療がそっちのけになったら、もう完全に本末転倒です。」という事は理解はできるのですが、具体的な問題場面状況との線引きがよくわかりません。

僕が挙げた問題場面には、僕の「愛情」の認識が、「分かり合い認め合う」ことになっているから生じることも含まれていると思います。そのため友人に対しての独占欲も強く持っているとも思います。
愛情は「喜びと楽しみの共有」がハイブリッド心理学での学びということを基準に考えると、楽しい事を探すことに意識を集中させる、などになるのでしょうか?

また、ハイブリッド人生心理学の取り組み実践・詳説、4章学びへの理解では、友人をどう増やせるかの前に、まず自分が本心から楽しいと思えるものを探す。という風な事を書いてらっしゃいますが、この答えはどの様な導き方から出るのでしょうか?


 
「成長と成功を知り、覚悟と共に自分の望みを問う」^^ / しまの 引用
No.724 2013/12/05(Thu) 17:49:40

問題課題の把握

>そもそも問題として僕が捉えている内容は、ハイブリッド心理学で言うところの具体的な問題場面状況に沿っているのか不安です。上記は感情の動揺の大きい場面ですが、また治療そっちのけの質問をしてしまっているのではないかと。

まずは問題課題場面の把握としてはokだと思います^^。視線恐怖でケンカ売ってくるように見える相手どう対処すればいいか、だと治療そっちのけになってしまいますが、なぜ視線恐怖になるかの心の衰弱状況そのものに、問題課題移すということで^^。

で、まず前の方で書いて頂いた内容を見れば、視線恐怖になるのもうなずける背景が見える感じです。
まあ一言でいえば、
・人との親愛コミュニケーションがうまくできない
・「能力」や「見た目」が、人を見る際に重みを持っている

という一方で、
・「芸人を目指して」いるとは、不特定多数の人の目を意識する面かなりあると思いますので、
こりゃー視線恐怖にもなるわな、という感じ^^。


心の成長への土台を築く

それに対するアドバイスは、まずは、一言「心の成長への土台を築く」ということです。
20代半ばという若さ、また「気分は常にすっきりしません。常に悩んでいる状態」といった、広範囲な心の問題課題状況があることに対して、テーマ特定の話いいのですが、テーマに関わりなく言える基本への取り組みなお重要になると思います。

「心の成長の土台を築く」とは、一言で、

「成長」と「成功」を知り、自分の「望み」を問う

ということだと言えます。
そのような姿勢意識、そして思考を、築くことです。これこれについて、「成長」このようにあり、「成功」こうであれば可能になる。ならば自分今何を望むのか、と自分に向き合う姿勢です。そので、次の行動を考える。
これがやはりまあ、先のにーなさんへのレス
『内面感情ではなく「場面」に取り組む^^』 しまの No.720 2013/12/03
で、
============
取り組み実践は、どのような状況においても、
『入門 - 3.取り組み実践』
「外面・内面・外面」と繰り返す「向き合い」の実践で説明した、
1)「心の健康と成長に向かい得る行動法」の理解2)それについての自分の納得、および内面感情への向き合い3)それを踏まえての行動の結論検討
という手順で進めます。
============

という、
「外面・内面・外面」の向き合い姿勢の、総合版でもあるわけです。


「成長」と「成功」への正しい答えを知る

そこでテーマが「心の成長」一般であればハイブリッド心理学から答えがありますし、テーマ具体的な実践的目標であれば、どうすれば「成功」できるかの、良質の答えがまたそれなりに出てきます。
そうした、「成長」「成功」について、まず正しい答えを知り、それを踏まえ自分の「望み」を問う。そうした姿勢、またそうした手順で考える思考を、築いていくことです。

まあそこで得てしてには間違った答え、勘違いの答え結構溢れていますので、見分けていくことが重要になりますね。
まあこれも一言で言えば、正しい答え長い向き合いの中で、残ります。間違った答え、勘違いの答えは、それを聞いた時は「そうか♪」と分かった気分を安直に感じさせる一方で、うまく行かない消えて散ってしまうものです。
正しい答えは、うまく行かない場合にも、なぜうまく行かないのかの「教え」をもたらします。それは時に「痛み」でもあります。しかしその「痛み」自分を成長させるものであることが分ってきた時、「痛み」など無縁を装う安直な教え全てが、誤ったものであるのが分ってきます。
この違い早く見分けて、次第に、勘違いの答えすぐ捨て正しい答え蓄積していくようになれるのが、これまた「成長」です。


「覚悟」と共に「望み」を問う

ですので、「心の成長の土台」として「成長と成功を知り、自分の望みを問う」ことにおける「自分望みを問う」とは、

「覚悟」と共に「望み」を問う

ということだとも言えます。「成長」「成功」への正しい答えとは、そこには必ず「痛み」を経るがあることを教えるものであろ、それを知った上で「望む」とは、必ず「覚悟」を伴うものになる、ということです。
「覚悟」という心の働き重要性は、
『詳説』でも『5章 基本的な妨げへの取り組み』「2つの心の世界を持つ」などでも書いていますが(P.108)
「心の依存」「心の自立」分ける、意識面における最も根底の違いは、この「覚悟」という姿勢持てるか持てないかの違いではないかと、僕としては考える次第です。

だから、「覚悟と共に望む」ということが、成長への原動力の、本質だということです。
覚悟のある望みが人を成長させ覚悟のない望みが、人を未熟にとどめる、さらには堕落させる、と言えるかと。


「望めるもの」の答えは「覚悟」の先にある

まずはそれがテーマに関わりなく言える、心の成長土台作り取り組みとして、あとは各テーマに応じた「成長」と「成功」答えを知り、それについての自分の理解納得向き合う
さらにそれを足場に、「場面」に応じた具体的行動法を考える場合は、さらに詳しい状況に応じてというになりますが、まずは各テーマについての答え考え方向き合うことからということで良いかと思います。

でまず「交友」については、

>僕が挙げた問題場面には、僕の「愛情」の認識が、「分かり合い認め合う」ことになっているから生じることも含まれていると思います。そのため友人に対しての独占欲も強く持っているとも思います。愛情は「喜びと楽しみの共有」がハイブリッド心理学での学びということを基準に考えると、楽しい事を探すことに意識を集中させる、などになるのでしょうか?

その通りですし、「この場合の答えは?」という情報自分から探しにいく実践、いいじゃないですか^^。しかも質面倒くさ『実践』を読んでとなるとなおさら^^。

>また、ハイブリッド人生心理学の取り組み実践・詳説、4章学びへの理解では、友人をどう増やせるかの前に、まず自分が本心から楽しいと思えるものを探す。という風な事を書いてらっしゃいますが、この答えはどの様な導き方から出るのでしょうか?

自分から楽しいと思えるものに向かうことのない交友は、やがてただの束縛になり破綻します。自分から楽しいと思えるものに向かうことなく、ただ友達関係だけ欲する人は、誰も同じ苦しみを体験することになります。前の方「交友」について書いて頂いたようなものですね。僕ももちろんそうでした。
そこで、「自分から本当に楽しいと思えなければ、駄目なのだ」「形だけの友達関係では駄目なのだ」気づく。それとも、「友達でいる約束」のようなものに、しがみ続けるか。前者の人間自分の可能性の解放に向かって変化し、後者の人間閉塞感の坂をただ下りていきます。
について学び人の心自分の心様子良く観察すれば、すぐ分かることです。

それともご質問「自分が本心から楽しいと思えるもの」が、どのように導き出されるか、ということですかな。
こっちはすぐに導き出せる答えではなく、一言でこう言えるかと。

「覚悟」の門を通って、自分の足で歩いていく中で、向こうからやってくる
ものだ、と。

「覚悟」とは、「成功」への答え示す条件自分に足りないのであれば、自分はこのままでは成功しない、ということを覚悟するということです。
「交友」テーマであれば、もし自分が心底から楽しめないのであれば、孤独を受け入れることを、覚悟するというです。
「諦める」ということではなく。このままでは自分成功しない。その「覚悟」持った上で、それでもなお「望む」のであれば、自分が変化していく可能性に向かって、そこから歩き始めることです。

そうして「覚悟」を通ることで、心に変化が起きます。ただしそこで「楽しめるもの」「望めるもの」すぐに導けるようになる、という安直なものではありません。
まずは引き続き設定した目標に向かって、歩いていく。するとその先のどこかで、「あっこれは楽しい」というものが訪れる時がやってくる。「自分で導く」のではなく、「向こうからやってくる」ものとして。
だから、歩き続けなければならないわけです。まず行動してみる。自分にとってそれが楽しめるものかどうか分かるのは、後のことです。あるいは、自分にとってこれは根本的に、楽しめないものなのだ、という自覚訪れる可能性もあります。ただまあ年齢若いほど、性急な結論は必要なく、沢山の揺れ戻りを経るものと考えておくのが良いでしょう。


人生の主要テーマの全てに向かう

そういった向かい方を、「交友」「恋愛」「仕事」といった、人生の主要テーマ全てにおいて行うことが重要になります。
また、「趣味」も含めた、さまざまな領域で、そうした向かい方することです。

なぜなら、一つの領域で得た「成長」が、他の領域での「成長」に波及する、役立つという、相互連鎖があるからです。
これが分ってくるのもまた「成長」^^。
「交友」において心の健康と成長に向かい得る行動法分ってくることは、当然、「恋愛」「仕事」においても行動を健全化させていきます。
「仕事」において得る自信は、何よりも「恋愛」において大きな足場になります。これがあるないとでは、「恋愛」全く違った話になってきます。これは先日蓮さんへのレス
『課題は「離反」ではなく「依存」^^』 しまの No.712 2013/11/29
でも触れた話。

ということで、他の領域ざっと見てみますと、「恋愛」については、
>4.5年前までは、他の男性と話したらいけないなどと、束縛をすることが多かったので、相手のことを尊重するように意識しています。
とのことで、不健全パターンだった(^^;)のが健全化に向かっているということでいいとして、

「仕事」については、
>コールセンターに勤めているのですが、威圧的な態度をとられたらこっちもそうしたり、お客様のスタンスによって自分も冷たくなったりして、そんな対応をする自分に対し自己嫌悪しています。
については、『詳説』を読んで学ぼうとする姿勢があるのなら、いくらでも自己嫌悪に陥るだけではない対処法取り組めると思います。
「学び」テーマとしては、『入門 - 3.取り組み実践』で言うと、「「学び」の主要テーマ」
3.行動学
であり、その中の「原理原則行動法」が、コ−ルセンタ−業務ほどそれが活用できる仕事はないとも言えるものになると思います。
情報としては、この掲示板でよくリンク載せていますが以下など。
2010.05.18 3つの「行動学」
2010.05.19 「原理原則立脚型行動法」(前)
2010.05.20 「原理原則立脚型行動法」(中)
2010.05.21 「原理原則立脚型行動法」(後)
より本格的に学ぶなら、
ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)
などは「ハイブリッド心理学指定の必読書」と。

また
>現在芸人を目指していて、
についても、そうした向かい方つまり「成功を知り望みを問う」という向かい方重要、というか、でないと現実の地に足をつけた前進できようもないと思います。
「成功を知る」とは、成功した人の姿を知るということではなく、成功の条件は何か知るということです。「成功を望む気持ちが強い」のはいいのですが、そうした視点あるかどうか。
「芸人」であれば、まずはユーモア好きで、基本的人に接するのが好きであることといった「条件」、そして日ごろから「ネタ帳」を書くなどの積み重ね重要になると推測しますが、

>楽しく振舞おうとするため疲れる。
となると芸人目指すというのはちょっと違和感を感じますが、まあこれも「交友」「仕事」などさまざまな領域上述のような向かい方をする中で、なぜ、そしてどんな芸人を目指すのか向き合いも、地に足をつけた検討の前進ができるようになると思います。


ということで、まずは「成長と成功を知り、覚悟と共に自分の望みを問う」という心の成長への土台培うことに向かい、さまざまなテーマでその同じ向かい方をする。
そうした人生への向かい方始めることで、自分成長の変化が始まる。まずはそれをつかめるかどうかだと思います。そのに、各領域でのさらに細かい話も出てくるということになりますね^^。



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