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記事No.820に関するスレッドです


出会いとお別れ / ピヨ 引用
No.803 2014/02/25(Tue) 21:38:49


 夜間、「最愛の方が、他界したらとてもつらいと」感じた時、とても声が出ないような苦しみを味わったことがあります。

 他界や別れなど、出会いと別れがあることや、辛さは時とともに落ちついてくると言われています。

 最愛の方に対して、上記の苦しみを感じることがあることは、その方を思い過ぎているからでしょうか。
 しかし、大事と思える方がいたと言う事実の方が、後悔とならないような気もします。

 愛を得られなかったと思う苦しみは、長年の苦しみになりますが、最愛の方との別れは、別の意味で短期間に強い苦しみがあると思えます。

 


 
「愛する人の死」への向き合い方^^ / しまの 引用
No.813 2014/03/07(Fri) 16:47:52

「人を愛する気持ちが心豊かにする」とは

>しかし、大事と思える方がいたと言う事実の方が、後悔とならないような気もします。

そうですね、何よりもその視点大切になると思います^^。

よく「傷つくのが怖いから愛さない」とか「別れが辛いからつき合わない」とかの言葉聞くことがありますが、本当に人を愛する気持ち心をいかに豊かにするかを、知らないままの言葉ということになると思います。
では「本当に人を愛する気持ちが心を豊かにする」とはどういうことか。これがまた本を一冊かけてしまうようなになると思いますが、ごく手短に言うと以下2面があると思います。

1)「愛する気持ち」による心の充実とプラス感情
心が温かく、充実した気持ちになる。これはその時その時における、「今の心」の次元の範囲内におけるもので、変動がある。惑いが生じると乱されがち。

2)人生で「愛し尽くした時」「愛し遂げた時」により成熟し豊かな心に変化する
「より成熟し豊かな心」とは、一言「自分から愛することができる心」です。相手から愛されることを必要とせずに、まず自分から愛せる実際の対人場面において、安定した心でです。結果対人場面動じることがなくなってきます。
「愛し尽くす」「愛し遂げる」というのは人生長い歳月をかけないと良く分からないことである一方、それによる心の成熟と豊かさのこの変化後戻りがなく、「別の心」「別の人間」になるような、異次元の変化


「愛する人を失う悲しみ」が心の豊かさへの入り口

そうした心の仕組み踏まえると、どのよう心の豊かさ向かうか否かに、大よそ2つの道がでてきます。

一つの道は、「まず愛されること」しがみついてしまうもの。
相手から愛されれば自分も愛することができる。これはまあ「未熟」から始まる限り仕方ないことですが、問題は、「そうじゃないとプライドが許さない」なんて思考で、「自分から愛する」ことを嫌ってしまうもの。こうなるともう心が豊かになる道ブロックされ、いつまでも心が豊かにならず、動揺ばかりで、上記のような「知らないままの言葉」出てくることになります。

もう一つの道は、まず人生何らか「愛する人を失う悲しみ」「愛が得られない悲しみ」を、自分自身で受けとめ尽くすという体験をすることで、心の成熟と豊かさ入り口立つというものです。
つまり心が未熟であるうちは、「自分から愛する」という気持ちどういうものか、良く分からないまま、まず愛されることにあぐらをかくように生きてしまいます。しかしその相手が、死んでしまう。その時初めて自分が相手をどのように愛していたかを、自分自身で知る。それが、人生心の豊かさ向かう道入り口になる。
ごく波風のない日常場面で言えば、たとえばまず祖父母出会うのがそうした体験始まりであり、もっと鮮烈なのは震災関連して沢山見聞きしたと思います。

つまり、「本当に人を愛する気持ちが心を豊かにする」というのは、まず「愛する人を失う悲しみ」「愛を得られない悲しみ」を自分自身で受けとめるというのが、どうやらスタ−トになるのが人間というものなんですね。
それを過ぎて、ちょっとしてから、自分の心以前より豊かになっているのに気づいて、それから、「自分から愛する」というのがどういうことかが、少しづつ何となく分かるようになってくる。そしてそこから長い歳月をかけて、まず相手から愛されることを多少必要とする心の部分も持ちながらも、「愛し尽くす」「愛し遂げる」という心の営みの中で、さらに心が豊かに成熟していく。


「悲しみ」を経て「おおらか」へ

ということで、「愛する人の死」への向き合い方としては、上述のような心の豊かさの道心の懐入れておいた上で、あとは感じるままに気持ちを心の中で流すという姿勢お勧めになりますね。
つまり、
・悲しみを自分自身で受けとめる先に、心の豊かさがある。だから悲しみは思いっきり流していい。
・さらに心が豊かになる先に、人の死を「おおらかに受け入れる」気持ちというのも持てるようになる、というのもアリと心得ておく。
表面的には悲しんでさえおらずドライに見えるかも知れないが、薄情だなんて言う必要なし。
・あとはごく基本的な日常思考として、人はいつか必ず死ぬのが現実だということは頭に入れておく。覚悟しておく。
それを受け入れていないと、
「悲しみ」「苦しみ」に偏ってしまい、この場合も「受けとめられない」という状態で心が豊かにならないままになってしまいます。
などがポイント

一言で、
「愛する人の死」において、「苦しみ」は不合理思考から。
「悲しみ」を経て「おおらか」に向かえばいい。

のように憶えておいて頂くと良いかと^^。

参考まで、実は今日ちょうど3年前に亡くなった僕の母の命日なのですが(このあと一同で墓参り^^)母の死目前にして僕が感じたことを、
2011-03-06写真と言葉 『「魂の感情」と「命の感情」』
短文で書いていますのでご覧頂くと良いかと。全く別の2つの感情同居しているのが実に印象的でした^^。


 
Re: 出会い / ピヨ 引用
No.814 2014/03/08(Sat) 16:25:30


 島野さん、こんにちは。
 
 具体的な助言をたくさん頂くことができました。愛について、今後も思考していきたい。

 「相手から愛されることを必要とせずに、まず自分から愛せる。」については、まさに日常の対人場面での理想の対応のあり方そのものでした。


 母の命日とのこと。
 2011-03-06 「魂の感情」と「命の感情」もきくことができました。

 対人場面について、別の著者の本に、人はそれぞれの人の関心によって違った思考があること。お互いの、思い違いがある。騙そうと思って生きている方がいる。
 自分の意見・意思をハッキリ相手に言って、生活することとある。相手の主張を、ただこちらが聞いているだけであると、相手はいつでも主張を強化してしまう。

 相手が、あまりにも考え方が偏って、話し合いにならない時は、その方とは事務的なやりとり以外は、関わらないようにします。島野さん、これらは誰に対しても、自分から愛せるようにとの考えには、反することになりますか。
 


 
認知 / ピヨ 引用
No.815 2014/03/09(Sun) 09:55:21

 最近読んだ本の中で、自閉症の診断のことが書かれてありました。
項目の中で、「興味のあるものを見せる・持ってくる・指差す」を自発的に求めることの欠如などありました。
 たしかに、どのような場面でも欠如があるなどの診断となと考えられます。

 これとは別に、対人場面の中で、気のあわない方などに対しては、興味のあるものをみせたり、積極的に親しい関わりを取らないと、その方は不満になり、自閉・発達・精神等々の障害があるのではないかと解釈する方もいます。人が、何を思い・発言するかはその方らしさではありますが。

 対人場面を考える時、目の前にいる方は、どんな会話をされて、どんな行動をされるかはそれぞれ、第一印象や見た目、日々の行動で認知されています。
 心の成長を考えた時、いろんなことに対して不満を捉えるのではなく、より良い生き方を視点にしていくことかとまとまりました。

 島野さん、助言いただきたいです。よろしくお願いいたします。


 
一貫した行動法で^^ / しまの 引用
No.820 2014/03/11(Tue) 10:40:08

>「相手から愛されることを必要とせずに、まず自分から愛せる。」については、まさに日常の対人場面での理想の対応のあり方そのものでした。

そうですね^^。ただまあ「まず自分から愛せる自分」という絵に描いたような理想の姿自分に押しつけてもなかなかそうはなれませんので、
「喜びと楽しみの共有として愛に向かい続ける。その中で思い通りにいかない場面では、まず愛されることにしがみつかずに、悲しみを自分自身で受けとめ、そこから再び喜びと楽しみの共有として愛に向かう」
ということの積み重ねで、年齢を重ねる中自然とそうした理想の姿にも近づく、と心に入れておいて頂くと良いかと思います。

こうした年齢の積み重ね必要というは、
『入門 - 4.心の成長変化 / 「心の成長課題」と「成長の望み」の鍵 一覧表』
その下説明部分手短にまとめていますので参考頂ければ^^。

>相手が、あまりにも考え方が偏って、話し合いにならない時は、その方とは事務的なやりとり以外は、関わらないようにします。島野さん、これらは誰に対しても、自分から愛せるようにとの考えには、反することになりますか。

「誰でも自分から愛せる」というのは、以前ダライ・ラマにあげた「人類愛」これですね)ほどではないとしても、ちょっと理想が高すぎる(^^;)かも知れませんので、まずは「好きな相手」「愛する人」との実際の関わりあいで、相手から愛されることを待ちしがみつくではない行動を取れることが重要になってくる、ということからになると思います。
「好きな相手」「愛する人」ではない他人全般への行動法としては、これもあくまで「喜びと楽しみと向上の共有」という一貫した行動法になります。とくにその相手「愛する」とまでは行かないとしても。

つまり、行動法愛情の有無によって変えるものではないということですね。
そうした一貫した建設的行動法生きる中で、愛情をより自分から持てる人間へも成長するということです^^。

>心の成長を考えた時、いろんなことに対して不満を捉えるのではなく、より良い生き方を視点にしていくことかとまとまりました。

上述が、まさにそうした「より良い生き方」になるかと^^。

なお「自閉症」というのは心の問題というより、脳の先天的な障害が関係しているようですので、そうしたハンディがある相手という広い気持ちで見てあげるのがいいですね^^。


 
Re: 行動 / ピヨ 引用
No.822 2014/03/11(Tue) 18:49:15

 こちらが、相手に振りまわされないようにと考えて行動を選択していても、相手はそれに対してさえ、不満な表情をされている方もいます。

 それぞれの性格・考え方が違うのであるから、相手がどう捉えようとしかたのないことですが。

 ただ、相手に振り回されないことは、基本に置いて、不満な表情にも気にせず、かつ
状況を経験しながら、自分から持てる人間に成長させて行くことが人生の課題のような気がします。

 島野さん、いかがででしょうか。

 コメント、ありがとうございました。


 
具体的な実践^^ / しまの 引用
No.823 2014/03/13(Thu) 16:44:22

そうですね^^。あとはそうした課題に向かって、より具体的実際にどんな思考法行動法で対処すればいいかの、場面場面での具体的な検討重要になってくると思います。
それがハイブリッド心理学「取り組み実践」ですね。

振り回されてしまいそうな相手であれば、どんな「言葉」駆使して対処するかなど、具体的知恵ノウハウがまた出てくると思います。それを学び実践することの積み重ねによって、「成長」生まれます。

ということで、「この場合はどうすれば」といった具体的な材料があれば、細かいアドバイスを返していけると思いますので、あれば何でも入れて頂ければ^^。


 
Re: 対応 / ピヨ 引用
No.824 2014/03/13(Thu) 21:15:21

 具体的な知恵とノウハウがまた出てくると思います。それを学び実践することの積み重ねによって、「成長」が生まれると。

「この場合はどうすれば」といった具体的な材料があれば、細かいアドバイスを返していけると思いますので、あれば何でも入れて頂ければ^^と。

 島野さん、ご親切にありがとうございます。

 その時は、よろしくお願いいたします。



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