12 08. 2004 |
・日進月歩。
・la signora
広告撮影の追記。最近の撮影はすごいね! カメラマンさんはマッキントッシュのG5(現行ではデスクトップタイプしかない)を現場(うちの店だ)に持ち込み、その場で修正でもはめ込み合成でもなんでもできてしまう。蛍光色の水分が入っている水平機なんか、もはや影も形も無い。水平のラインも、MAC上で常に表示しておくことができるのである。もちろん、ポラロイドなど使わなくなったのは言わずもがな。20インチのウインドウで、思う存分にチェックできるのだから。何枚試し撮りしようとも、カンザイ費もかからないし。むむぅ…。 Update:12 08. 2004 01:03 [No.121] |
12 07. 2004 |
・広告撮影!
・la signora
本当にお久しぶりです。なかなか書き込めなくって、ごめんなさいね。もうねぇ、息もつけないほど忙しいとはこのことかなぁ…って。でもまぁ忙しぶるのはかっこ悪いので、あんまり言いたくは無いんだけど、ホントに忙しかった〜(継続中だが)。しかもここ2週間ほどADSLがトラブって、さっきまでダイアルアップでアップアップしていたこともあり、駄目駄目でしたー。「催促じゃないんですよ、催促じゃないんですけど、大丈夫ですか?」てな感じのメールが数々届き、それにもろくに返信が出来ていない次第。この場を借りてお詫びします〜。みなさまに非常に気を使わせてしまったようでかたじけない! Update:12 07. 2004 13:12 [No.120] |
11 04. 2004 |
・こわいもの。
・la signora
怒涛の連載にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。 Update:11 04. 2004 03:39 [No.119] |
11 03. 2004 |
・新潟だより・14
・la signora
最終的には、やはり台風と地震の影響は大きく、売り上げはいまいちに終わってしまったが、私はこのイベントで、とても大切なものを得たような気がする。女の子たちもキッチンのみんなも、日々の営業に加えて、全員が非常事態においてよく頑張ってくれたと思うもの。本当にお疲れさま! 私もさすがに疲れましたがな〜。 Update:11 03. 2004 23:29 [No.118] |
11 03. 2004 |
・新潟だより・13
・la signora
講習が終わると、シェフと船長はさっさと出発してしまった。またひとりだ。ちょっぴり寂しいが仕方がない。こちらはこちらで頑張ろう。その後、シェフたちはご実家を訪れた。最初の地震では荷物がみんなひっくり返ってしまったためにショックも大きかったのかもしれないが、落ち着いてみるとライフラインも大丈夫だし、荷物もほとんど片付いていたとのこと。ちょっと窓が割れたりしたぐらいで、家の倒壊などは心配なかったようだ。よかった…。でもご親戚には、まだ電気やガスが届かないおうちもあるとのことで、持って行った物資は必要な皆さんに分けていただくように、置いてきたそうだ。本当はご両親にお見せしたかった今日の講習会の様子を、デジカメでおばあちゃまにも見せるシェフ…。それを見つめる船長の温かい目…。船長も、行って良かったなぁ、と思ったそうだ。ほんの短い時間の帰省ではあったが、シェフも安心したことであろう。船長は言っていた。「ご家族にお会いして、馬場君がどうしてあんなにいい子なのかよくわかったよ。そのルーツが。本当に優しい、素晴らしいご家族だったよ」と。私は二人が、そんな風に絆を深めてくれたのがとても嬉しかった。お疲れさま、ふたりとも! 無事東京に着いたとの電話があったのは、夜中の2時。遠かったねぇ〜。。。船長がグロッキーになり、帰りはほとんどシェフが運転したのだそうだ。心底ホッとすると言うのは、こういう気持ちかと胸をなでおろす。翌朝5時には船長は河岸に行き、シェフは朝からランチの仕込だ。本当にすごい。頭が下がる。私が疲れたなんて言ってちゃいけないね。 ―つづく― Update:11 03. 2004 22:59 [No.117] |
11 03. 2004 |
・新潟だより・12
・la signora
ともかく、シェフと船長のおかげで、今までで一番華やかな店先が出来上がった。心配していたお客様も、朝一番からなんとか入ってきてくれた。とはいえまだ在来線も止まっている状況なので、ご来店いただけるのは市内の人に限られてしまうのだけれど。やがて午後になり、シェフが講師を務める料理講習の時間が迫ってきた。シェフの顔にも、ちょっぴり緊張の表情が浮かぶ。寝てないしね〜。私は店を守らなくてはならないので、残念ながら見ることは出来なかったのだが、講習は無事に終わった。見届けていた船長に「どうだった?」と聞くと、「立派にやってたよ。上手だったよ」と、眼を細めている。私はこのときほど、この人たちと店を始めてよかったと思ったことはなかった。不覚にも、じーんとしてしまうほど。地震は、被災した方々にとっても、たまたま居合わせた私にさえ、それ自体はよくない出来事であった。だけど、一見よくない出来事が、いろんなことを教えてくれることがある。私は二人にとても感謝をした。苦労を共にするのが、この人たちでよかった。私は二人を誇りに思うよ。そして赤坂で店を守ってくれているみんなにも、あらためて感謝をした。私はみんなを誇りに思うよ。 ―つづく― Update:11 03. 2004 22:45 [No.116] |
11 03. 2004 |
・新潟だより・11
・la scogliera
シェフに対しては、もうひとつ驚いたことがある。新潟伊勢丹さんは、販売員に着帽を義務付けているので、帽子を持ってくるように伝えてあったのだが(私もPRADAのキャップを被ってやっていた。時々お客様に「おっ、帽子もイタリア物だ!」と言われたりして)、彼はキャップを被りたくないようで、そおっと頭に乗っけている。なんなの? その中途半端な被り方は。「だって、髪がつぶれちゃうじゃないですかー」。そうか、シェフが徹夜明けにもかかわらず爽やかに見えるのは、ヘアスタイルをばっちり決めているからだったのだ。どこのパーキングエリアで直してきたのであろうか。こんな非常事態にもかかわらず、まったくもって素晴らしい。さすがシャレオである。私は知っているのよん。シェフの髪の毛はやわらかくってコシがない、本当に赤ちゃんみたいなポヤポヤヘアーなんだから。昔、一緒にイタリアに出張したとき(私は記者で、シェフは前の店のシェフで、案内人として登場していただいた。まさか一緒に店をやることになるとは、まだ全然わからなかったころの話だ)、毎朝ぽやぽや状態を見ていたし、店にもたまに寝坊してくると、ぽやぽやのまま飛び込んでくるからね。ふっふっ。 ―つづく― Update:11 03. 2004 22:19 [No.115] |
11 03. 2004 |
・新潟だより・10
・la signora
今まで私は、別に一人で仕事をするのなんか平気だし、出張も慣れっこだし、寂しいなんて微塵も思ったことはなかった。だけど、うちのマネキンさんや両隣のお店の人、そして伊勢丹の方に、「あ、うちのシェフです。うちの船長です」と紹介するのは、思いのほかなんだか楽しい。一人じゃないっていうのは、こんなに心強いものだったのかー(逆に言えば、さすがの私も地震に遭って、やっぱり少し心細かったのかー)。そういえば両隣のお店は3人づつ来ているし、一人だけ、というのは私ぐらいのものだったかもしれない。お隣の皆さんが、「今日はいいですね〜、戦力もばっちりですね」と言ってくださる。うんうん。昨日は地震前までは忙しかったのに、人手が足りなくって売り損なっていた部分もあったもんね。伊勢丹さんの担当マネージャーも、シェフが来ているのを見て本当に驚いていた。「あれぇ、馬場さん! どうやっていらしたんですかー。郡山経由かー。大変でしたね。もう諦めていましたよ〜。ありがとうございます!」良かった、良かった♪ 伊勢丹さんに対する約束も守れたし、店にも活気が出てきた感じだ。マネキンのOさんは、「おたくのシェフと社長さん、いい男そろいやね〜♪」と、ご機嫌である。そ、そうですか? 口は悪いっすよ。私はシェフたちに報告した。「Oさんにはお世話になっててね、ホント優しいんだよ〜。私が休憩も取れずお昼も食べずにいるのを見て心配してくれて、私の分までお弁当を作ってきてくれるんだよ!」 すると、シェフはひとこと。「心配御無用です。このひとは勝手にドルチェは食べますから。えさを与えないでください。大丈夫です」。はるばる何百キロも走ってきてお疲れなのに、こんな状況下でも、私に食餌制限を言い渡すのを、決して忘れないシェフであった…。 ―つづく― Update:11 03. 2004 21:35 [No.114] |
11 03. 2004 |
・新潟だより・9
・la signora
連載が途切れちゃって、お待たせしてすみませんでした。あんなところで切れたら、やきもきしちゃうよねー。signoraも人が悪いよねーって思われてしまったかしらん。ごめんね。では、いよいよ続きです! Update:11 03. 2004 21:09 [No.113] |
11 03. 2004 |
・なんだかなぁ・・・
・la signora
祝日だということを忘れて、朝の5時から目覚ましと戦っていたsignoraである(連戦連敗中だけどね)。そうか、今日はお休みか。でも『La Scogliera』は祝日も営業しているので、みんなはお店に出ているし。久しぶりに赤坂の事務所で仕事するか〜、と思ってばたばた動いてはいたのだが、なんだか体がだるい。自宅から事務所まで徒歩数分だというのに、う〜ん、動けない。気がつけば、熱が8度5分もあった。やれやれ。本当は昨日から微熱があったのは知っていたんだけどね。計ると病人になりそうだから、計らなかったのさ。記者時代もそうだった。入稿や校了が終わったとたんに倒れるのだ(それまでは気力で持たせる)。人間って不思議だよね〜。仕方がないので電話とFAXでやりとりをして、あとは自宅ですることにした。“やることリスト”を書き上げただけで、くらっとする。 Update:11 03. 2004 18:10 [No.112] |