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No.887 2014/05/21(Wed) 22:31:03
返信ありがとうございます。 お待ちしてました。うれしいです。
しかし、申し訳ないことをしました。 とても考えてアドバイスくださったのに、私の書き方が悪かったり、私自身、意識の上の方の問題に囚われて、問題の認識を取り違えていたようで、誤解させてしまったというか……
島野さんの言葉はその通りだと思います。 だけど、それはもうすでに自分で一応「頭では」わかってるんです。 創作は楽しみから、遊びから生まれる。技術化についても、すでに取り組んでいます。 「自分が楽しめる小さならくがき」「いままでやりたいと思っていたけど、必要ないと思っていた小さなおもちゃ作り」「他人の作品を見ることによって得られる感動」「感動した時に、自分は何が好きでこんなに感動したのかという自己分析」などです。 (これは建設的行動に含まれると思うんですがどうでしょうか?違うのかな)
さらに言うと、これらに取り組んではいるものの成果があんまり見えません。好きなものの自覚がいくつか出てきてはいるので結果を早く求めすぎなだけかもしれませんが…… ちなみにそれらをやっていて生まれるのは「焦り」「不安」です。
私は創作を仕事にするかしないかは特に問題視していないんです。 それは書き込む前にmasaさんの書き込みとそれに対する返信をみて、「問題の取り違え」をしないように考えた結果でした。むしろ取り違えてた感満載ですけど。 仕事にするにしろ、余暇の趣味にするにしろ、私は物を描き続けます。何度もやめようと思いましたが、それこそ創作はやめたり続けたりといったものではないからだと思います。描きたくなったらどーあったって描いちゃいます。 その程度には自分が創作が好きなんだって自覚はここ数年でやっと出てきました。
しかし、このままだとどのみちほとんどの頭の中にある作品を描き上げることができない、ということが問題だと思っています。 私は形にしたいのです。それはいまのところ「すべき」も含まれてはいますが、それだけではなく。 頭の中でしかいなかったキャラクターが紙面上を駆け抜けていく感動は本当になにものにも代えがたく、これは数少ない「一応は完結した」作品を書いているさなか、一度だけ味わった、忘れないようにしている感動です。(鮮明に思い出すことができなくてとても悲しいのですが)好きだからこそ、形にしたいのです。 さらに言うと、その完結した作品は「完成してはいません」……途中まで楽しく作画してたんですがあまりの作業量の多さに嫌になり投げ出しました。作業ファイルを開いてもまったく情熱が戻ってきません。ほんの少し進めることができても、手応えがありません。
私は私の作品が好きです。ナルシシズムも多分に含まれていますが、それでも自分の努力や能力の反映、自分自身の反映、長年頭の中で想像を膨らませ物語を紡いできた愛着、好み、それらを含めて自分の作品が好きです。
けれど、それを形にしたとき、冷淡な態度しか取れないんです…… 手応えも、達成感もない。仮にそのときあったとしても、忘れてしまって思い出せない。 そしてそれは、自分の中にある悪感情のせいだというのもわかってきたんです。 それは書き込ませていただいた、報復による生産活動の虚しさとか、そういうことだと思うんですが。 そもそも純粋な楽しみや趣味としてなにもできないのは、「私は下手(無能)ではいけない」からです。
……って書いててふと気付いたんですけど、これって鏡に映った自分に見とれる心理なのかもしれませんね。 私は『有能さ』の業を背負っています。自分の作った作品に、他人からの評価を持ち込んで見ては自己陶酔に浸っているんじゃないかと思います。 これじゃいくら他人のために書かないと思ってもダメなんじゃないかなあって。 自分の自分による自分のための視点、っていうのを取り戻せればいいんでしょうが……
そして前置きが長くなったんですけど、 創作ができるかどうかが問題ではなく、この有能さの業からどうやって抜け出すか?こそが本当の問題点なのだと思います。 なぜなら、傲慢さとっぱらうことができれば創作に向かった時に現れる悪感情を解消、そもそも出てこないと思うのです。 頭の中で階層として考えると、 創作について>有能でなければ価値のない自分>傲慢さ>基本的不信って感じでしょうか?
で。
私はつまり、「有能でなければ価値のない自分」というのに起因する悪感情にそもそも苦しんでいるのですが、頭ではすでにそんなことはないとわかっています、一応……。破壊的行為(嫉妬から他人に攻撃したり悪口を言ったり)もほとんどしてないつもりです。
悪感情を生む大元の記憶、傷つきや悲しみ、流せない感情の解きほぐしをしたいんです。 でも、私は自分の本心を探るのがどうもとても苦手です。 なかなか思い出せないし、あまり感じられない……。 ひとりでできるエンプティチェアメソッドとかもやってみたんですがダメでした。 ちょっとだけうまくいったことがあって、親に対する文句を言いながら涙を流したら「大卒」への嫉妬が随分楽になったんですけど……
基本的に自分の思考にも感情にも集中できないというか、なにかに邪魔されている気がします。考えていられなくて、すぐに別のところに考えが流れてしまう。 それでも徐々にいろんなことに気がついてここまで回復しましたが、まだなにか「すりガラスの向こうに重苦しいものが眠っています」。 ずっとひとりで悩んでたんですが、自分での気づきに限界を感じ、こちらに書き込ませてもらいました。 具体的なコツや、導きを得られないかと思って。
やっぱりこういうのって嫌な思い出とか来歴ごと相談するほうがいいんでしょうか? あ、でも「有能でいなければ」、というのはだいたい父親のせいというか 父親との競争に負けたせいなんだろうなあっては思っています。 私は父にじわじわと馬鹿にされ続けてきたので。 子供の頃の自分は、それをひどく傷ついたと受け止めたんでしょうね。 (いまちょっと悲しさが浮かびました。うれしい)
あんまりだらだらと書いてしまうのもご迷惑かもと思うので、 いちどこれで相談させてください。 よろしくお願いします。 |
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